串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

初紅葉の北海道旅-4

2008年10月01日 | 旅-北海道

高原温泉発11:00のバスに乗りました。
結局、高原温泉に居たのは、わずか1時間余り。

国道273号線を走り、三国峠へやってきました。
去年、紅葉真っ只中の時に走ったのですが、
9月末では、まだ早いようです。

十勝平野がパノラマのように広がりますが、風も強いです。

どうやら、天気は回復してきたようですが、あの高原温泉
は、まだ雨が降っている事でしょう。

三国峠にある小さなレストハウスの横に、リスの為の
餌場が売店の人によって設けられていました。
うぅぅ・・・居ました!

しっぽ、こんな風にふさふさなんですね。

とうとう、中に入って食べ始めました。

そこへ、もう1匹がやって来たので、先客は飛び出します。

まだ、名残惜しそう・・・。

可愛いですね。シマリスでしょうか?

もうすぐ到来する雪の季節に備えてしっかり食べなきゃ・・・。

観光バスも停まり、多くの人が写真を撮ろうと
集まって来ますが、あまり近づいて食事のじゃまをしては
いけないと、ある程度の距離をおいてカメラを向けています。
その前をずかずかと歩きリスに近づくおじさん。

あつかましい中年男性は、おばさんより始末が悪い!

リスは、望遠で撮り、その部分だけ切り取った
のですが、あまり、はっきりと写ってないですね。

 

 


 


初紅葉の北海道旅-3

2008年10月01日 | 旅-北海道

10月10日には営業を終わり、長い休みに入る大雪高原山荘。

「日本秘湯を守る会の宿」でもあり、紅葉のこの時期連日満室。

広い休憩室があり、途中で買ってきたおにぎりを広げ、
ビール飲みながら昼食とした。

いざ温泉へ。
廊下を歩きながら、漂っている硫黄臭に期待がふくらむ。

風呂へ行く時、いつも2つの事が頭をよぎる。

その一つは、誰も居ないように・・・。
誰もいなければ、思う存分写真が撮れるから。

もう、一つは、どんな風呂だろう・・・?

幸い、先客は、もう風呂から出て、服を着ておられた。
わくわくしながら、コンデジ片手に戸を開ける。

うわぉ~、久々の白濁泉。
それに、浴室もシンプルで美しい。

白濁の硫黄泉は、少し熱いが、体を沈めると
じわ~っと、効いてくる感じ。

よく、底に溜まった湯ノ花が舞い上がり
白濁する湯もあるが、ここのは違い均一に白い。

湯口は、大きな木彫りの熊。
さすが、北海道!

露天風呂から、紅葉した山々が少し望める。

いい湯だった。来年は、泊まりで来よう。

同浴だった3人連れの女性は、ツアーで来たが
沼めぐりに自信がないので、皆とは別行動し
この風呂を楽しんでおられた。

そこへ、同じツアー客が、文句を言いながら入って来た。
「ガイドさんに帰された。」 らしい。

傘をさして歩いていた彼女に、
「アナタ、これ以上は無理、帰りなさい。」・・・と。

木道などですれ違うのに傘はじゃまになるらしい。
それに体力的な点からもガイドがそう判断したのだろう。

この話を聞き、自分にもあてはまると思った。

たとえ傘ではなく、カッパを着ていたとしても、
そして好天で雨具の必要がないとしても、
私の足・腰で一周7キロ弱、所要4時間程を
歩けるかどうか不安だったのです。

本音を言えば、雨で沼めぐりが出来なかった事に
ほっとしているかもしれません。