木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




今日は24節気の「清明」(せいめい)だそうです。
まさにその通りのやや肌寒いがすがすがしい日でした。
少し休みたいという悪魔のささやきが聞こえましたが、
そのささやきに耳をふさぎ、今日も夕6時から1時間ほど木工をしました。
習慣とは定着するまでは大変ですけど、慣れると生活の一部になります。
強制されることは苦痛を伴いますが、自主的なことは違います。
ただ、本業あっての趣味、極度に疲れているような時や
本業に差し障るほどの「夜なべ」はしないように「自主規制」します。

さて、昨日のブログで昇降盤についている「ほぞ取り機」と書きましたが、
木工に関心のない方は「??」だったと思います。
この写真が「ほぞ取り機」です。
一般の方は「手作り木工」というとノコギリ、トンカチ、カンナを
連想されると思いますが、職業的に「手作り木工」の看板を出している方でも、
ノコギリでほぞを作っている方は大げさに言えば皆無です。
正確さと速さで言えば手は機械にかないません。
ところが機械が大好きなアメリカン木工にはほぞ取り専用機はありません。
ほぞ組は木工の中心的な技術です。
アメリカではルーターや昇降盤(table saw)にjigをつけたりして
対応してますが、日本のほぞ取り機と角のみの組み合わせには勝てません。
このことからも木工の技術に関して言えば日本のレベルは高いのです。
皆さんも自信を持って木工をやりましょう。
機械を使おうが手を使おうが自分で作れば「手作り」です。
何かまとまりのない話になってしまいました。
ようやく夕食ができたようなので、それではまた明日。
明日は伊豆の夜の予定です。



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