木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




朝方にかけて冷たく、激しく降った雨も、
UPの散歩の頃にはあがっていました。
朝のランニングの時に遠くの南アルプスの端っこの山に
目をやると山頂付近が白っぽく見えました。
どおりで昨夜は冷え込んだのが分かりました。
午後はずいぶんと暖かくなりました。
しかし、今日は夜なべの木工作業はお休みです。
理由は単純、何となく疲れがたまっている感じがしたからです。

さて、写真はアメリカのフランク・ショーターが書いた
ランニングに関する本です。
F.ショーターは1970年代を代表するランナーで
ミュンヘンオリンピックで優勝しただけでなく、
福岡国際の4連覇を始めてとして日本のマラソンでも活躍した選手で
40歳以上の方なら記憶に残っている人が多いのではないでしょうか?
極めつけのエピソードは、琵琶湖毎日マラソンレース中に
「もよおして」沿道の応援の旗をちぎりコース脇で用をたして
レースに復帰、それでもぶっちぎりで優勝した伝説のランナーです。

その本の内容ですが、実に合理的、理知的です。
成功者のありがちな自分の経験則だけでものを言うのではなく、
科学的なあるいは論理的な裏付けを必ずとっています。
トップランナー養成を目指した内容ではなく、
これからランニングを始めようと言う人にも
それから私のようにひととおり走ってきたような人にも
親切なアドバイスや示唆を与えてくれるようなものです。
春から何か運動を始めようとしている人、
ランニングはどうですか?
この本を買ってそれからシューズを買ってさあ始めましょう。
ぐずぐずしているとランニングには不快な暑い季節がやって来ます。 

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