木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




今日はタイトル通り、遠州地方は風の強い一日でした。
あわただしい11月はあっと言う間に過ぎ、
早、中旬を迎えています。
先月末にやった脚の故障は相変わらずよくなく、
久しぶりのコースのランニングはワースト記録を更新して
75分もかかってしまう有様です。

さて、写真は沖縄出張の往復の飛行機の中で読んだ本で、
装丁でも少し分かるように箱根駅伝を扱った小説です。
二人の長距離経験者がふとしたことで出会い、
おんぼろアパートの8人を巻き込んで
箱根駅伝出場を目指すというものです。
30年近く走っている私にとって
そんなうまく行くはずがない、
あくまでも作り事と思いながら読み始めました。
ところがおもしろい、虚構と分かっていながらも
10人の人物が細かく描き分けられていて、
もしかしたらこういう事ってありかも?と思わせる。
レースシーンは正月の放映で誰もが目にしてるので、
それよりも出場にこぎ着けるまで様子が特におもしろい。
最後は沿道で応援しているような気持ちになり、
10区のゴールで物語は幕を閉じるのだが、
私は不覚にも目頭が熱くなっていました。
沖縄から中部国際空港に到着する30分前のことでした。

そんなわけで、今、脚の具合があまりよくない私ですが
まあ、その内直り、減量も順調に進めば
昔のように走れるかも知れないと絵空事を考えています。
この歳になってもすぐに何かに影響されるヤマモトでした。

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