木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




おはようございます。
いつも通りの時間に起きましたが、
散歩には出ていないので多分曇りでしょう。
ようやく、長くつらい昨日が終わりました。

一昨日、行儀良く手足をそろえて
居間に横たわっていたクレハの遺体は
ご覧のようにきれいな花束になりました。
私はまだ寝室で寝ることが出来ずに
居間で寝ました。

昨日は午前9時に妻と娘と硬直したクレハを
リーフの後部座席に載せ、市役所の環境課へ運びます。
それが済んだら、その足でお世話になった
三鷹獣医さんにクレハの死とお礼を言いに行きます。
獣医さんは何となく分かっていたのかと思います。
これですべて終了。
妻は職場へ、私は何をしたらいいのやら。
リーフを家の隣の中遠総合庁舎で充電し、
浜松市天竜区の船明(ふなぎら)ダムにある

ラーメン屋さん、「とん吉」に車を走らせます。
今年の二月まで磐田市内にあったお店が
実家に近いこの地に移転したのを訪ねます。
おいしい塩野菜ラーメン

のはずが、その味を感じ取ることができません。
気持ちが食べ物に向かっていません。
午後自宅に帰り、昼寝をしようにも寝付けません。

職場の仕事は同僚が代行してくれたと思いますが
月例の浜松市内での会議は、私が行くしかありません。
九月下旬に取り寄せておいたクレハのドッグフード。

そのまんま残ってしまいました。
出張先のすぐ近くにクレハと同胎のSambo家があります。
無理を言ってこのえさをもらってもらうことにしました。
会議終了後、自宅を訪ねます。
Samboが出迎えてくれます。
顔つき、しぐさ本当にクレハにそっくり。
この日始めて私は笑顔になることができました。
心の中でクレハにちゃんと言えなかったお礼を
Samboに託して少し気持ちが軽くなりました。
過分な

花束までいただきました。
朝クレハが乗った座席に花束を載せて帰ります。

ようやく夕暮れ、朝夕のクレハとの散歩で
開店を心待ちにしていた居酒屋「門」で

精進落とし。
ご主人が私の事は知らなくてもクレハのことは
「あの夕方通る黒いかっこいい犬」
と知っていました。

こうしてとりとめのない一日が終わりました。
そして、今日からはクレハのあとかたもなくなった
一日の始まりです。
まだ、力は入りませんが、ぼちぼちとやっていきます。
さあ、走ってきます!

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