木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




先ほど作業場で伊豆に持ってゆく資材の積み込みを完了。
家に向かう時に見上げた空は、細長い三日月と星が出ていました。
何とか伊豆まで雨が降らずにいて欲しいものです。
さて、今日のハイエースは実に重いです。
写真のように25㎏のセメント12袋、沓石4個を載せた上に、
さらに作業工具、そして屋根には先週同様12本のヒノキの角材。
積み込みにたっぷり1時間はかかりました。
汗もしっかりとかきました。
車載重量は500㎏を超えるのではないでしょうか?
さらにこれから何よりも大事な荷物(?)を積み込み
伊豆に出発です。何よりも安全運転。
「さあ、UP 伊豆 いこ!」
(多分今日中にはつけないでしょう?)

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朝方にかけて冷たく、激しく降った雨も、
UPの散歩の頃にはあがっていました。
朝のランニングの時に遠くの南アルプスの端っこの山に
目をやると山頂付近が白っぽく見えました。
どおりで昨夜は冷え込んだのが分かりました。
午後はずいぶんと暖かくなりました。
しかし、今日は夜なべの木工作業はお休みです。
理由は単純、何となく疲れがたまっている感じがしたからです。

さて、写真はアメリカのフランク・ショーターが書いた
ランニングに関する本です。
F.ショーターは1970年代を代表するランナーで
ミュンヘンオリンピックで優勝しただけでなく、
福岡国際の4連覇を始めてとして日本のマラソンでも活躍した選手で
40歳以上の方なら記憶に残っている人が多いのではないでしょうか?
極めつけのエピソードは、琵琶湖毎日マラソンレース中に
「もよおして」沿道の応援の旗をちぎりコース脇で用をたして
レースに復帰、それでもぶっちぎりで優勝した伝説のランナーです。

その本の内容ですが、実に合理的、理知的です。
成功者のありがちな自分の経験則だけでものを言うのではなく、
科学的なあるいは論理的な裏付けを必ずとっています。
トップランナー養成を目指した内容ではなく、
これからランニングを始めようと言う人にも
それから私のようにひととおり走ってきたような人にも
親切なアドバイスや示唆を与えてくれるようなものです。
春から何か運動を始めようとしている人、
ランニングはどうですか?
この本を買ってそれからシューズを買ってさあ始めましょう。
ぐずぐずしているとランニングには不快な暑い季節がやって来ます。 

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今日は午後から雨も降り出して肌寒い一日でした。
しかし、今日は寒さに負けることなく、
(といってもほんの1時間ほど)夜なべをしました。
それにしても指先がかじかむほどの寒さです。
今日は「指先」が肝心などです。
手作り木工は機械木工とは言え、最後の仕上げや
機械の及ばない所は手仕事の登場となります。
ようやく、大工仕事でおなじみのノミ、カンナの登場です。
今回の写真ではノミです。
2枚ほぞの先端の「面取り」です。
これは機械ではできません。
木工はどの作業工程もそれなりにおもしろいのですが、
この最終工程の手作業がやはりもっとも楽しいのです。
だから手作り木工というのかも知れません。
機械では微調整できない指先や腕での力加減とか
刃物の切れ具合が自分の感覚で楽しめます。
全行程をすべて機械でやったら効率はいいでしょう。
しかし、それでは楽しみが半減するのです。
機械と手仕事は対立しません。
どちらも得意分野があります。
それを上手く調整し効率よくかつ楽しく仕事をするのが
木工の楽しみなのです。
最後に決めのひと言を、
手作業でも当然けがの心配はあります。
安全に気をつけ楽しい木工をやりましょう。


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昨夜から明け方に激しく降った雨もあがり、
風は強いがいい天気になりました。
先日水のはられていた田んぼの一部には
早くも早稲の苗が植えられてます。
今日は仕事も定時に終わることができ、天候もよかったので
変温動物(変態ではない)のヤマモトは
しっかりと2時間夜なべの木工をやって来ました。
本日もほぞ穴とほぞの製作で機械を使用します。
持論は手作り木工は機械木工。
その時に気をつけるのはこれも毎回言っているけがです。
木工で真っ先に思い浮かぶのは指先のけがだと思います。

木工機械のほとんどすべてと言っていいと思いますが、
そのパワーはモーターの回転力により引き出させれます。
丸ノコ、プレナー、ルーター、角のみ、ドリル……
回転は4つの危険をもたらします。

一つには回転の遠心力による部材または機械自体の飛び出しによるけが。
飛び出したものが当たる先で恐いのは内臓と
そして何よりも目です。
回転系の木工機械には書き方に強弱はあるにしろ
必ず「ゴーグルまたは保護メガネを着用」と記されているはずです。
アメリカの木工DVDには作業者はメガネを着用した姿で映っています。
日本では木工番組自体がNHK教育で「住まいDIY」くらいで
メジャーではないのですが、保護メガネはしています。
振り返って皆さんが目にする現場ではどうですか?
あまり保護メガネをした職人さんは目にしないと思います。
視力は一生モノで失明などをしたら取り返しがつきません。

二つ目は回転系の機械は作業者を回転の中に巻き込もうとします。
指先(ひどい場合は腕)のけががこれです。
これを予防するには、手袋、巻き込まれやすい衣服を着用しないこと。
私は夜なべのたとえ1時間の作業でもつなぎの作業着を着用してます。
また回転している刃物に近い所で部材を扱う場合は
直接指ではなく板きれや棒きれの端材で抑えるようにしてます。

三つ目はモーターの回転と刃ものと部材の接触による騒音です。
これはその場での事故には直結しませんが、
長く木工を続ける場合は必ず聴力にダメージを与えるはずです。

四つ目は、速い速度で繰り返される切削作業は多量の粉塵をもたらします。
これも長い間には、気管支や肺によからぬ影響を与えると思います。

さて、写真ですが今あげた四つの危険性のうち、
三つはある程度軽減できます。
ヘルメットはイヤーマフと目を覆う網がついています。
騒音と目の保護をすることができます。
もちろんマスクは粉塵の予防です。
楽しく安全に木工を続けるには、安全にも少しお金をかけましょう。
木工における一番の「保険」になるはずです。


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芽吹いてきた若葉を冷たい雨が降ったり止んだりして
その早緑(さみどり)を際だたせてゆきます。
春雨はがさつなヤマモトをちょっと情緒的にしてくれます、
捨てたもんじゃありません。
変温動物の(変態ではありません)ヤマモトは気温低下に弱い。
本業は滞りなくやりましたが、夜なべはパス。
まあ、寒くなくても昨日の疲れが残っているので今日はパスの予定でしたが。
けがをしてはもともこうもありません。
家で久しぶりにhpの更新をしました。
といっても、巻頭のページだけですけど。
是非、ご覧下さい。

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狭い谷間の村にモーターサイクルが
爆音を轟かし通り過ぎていきます。
春本番の歳時記です。
今日の仕事は写真の道具を使い、
コンクリを練り上げ、基礎箇所に運びます。
先週の砂利運びに負けず劣らずきつい仕事です。
でも、やらなければ次に進めません。
午後もがんばります。


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雨も上がり、風は強いが良い天気になりました。
昨夜が遅すぎたため、午前中は仕事になりません。
そんな私の都合は容赦なくアップは散歩の催促。
眠い目を擦りながら歩いていると、
タケノコが3本、芽を出していました。
ストーブの灰を入れて茹でました。
そして今、炊き込みご飯になりました。
ご飯を食べて午後はマジメに働きます。
(つもりです。)


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薄曇りながら夕方まで何とか天気は持ちました。
朝のランニングコースの田んぼでは、水がはられてきました。
装いは晩春に向かいつつあるようです。
写真は先ほど磐田の工房で3寸のヒノキ角材12本を
ハイエースに積み込んだ所です。
これからUPと伊豆に向かいます。
UPは3月下旬に伊豆に行ってからどうやら気に入ったようです。
家で「UP、伊豆 いこ!」というと喜んでしっぽを振り玄関に向かいます。
今まで何回もこの言葉を使ってだましてきました。ごめん!
今日は本当です。
しかし、夕方6時半の出発では今日中に伊豆に着ければいい所です。
ルーフキャリアーには角材も積んでいることだし、
明日、失敗談ブログを書かないように安全第一で行きたいと思います。
伊豆に着くまで雨が降らないことを祈ります。
準備できました。
さあ、「UP、伊豆 いこ!」

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今日も気温がぐんぐん上がった暖かい日で、
木々は花よりも若い青葉の芽吹きが目立つようになってきました。
気温に左右されやすいヤマモト、今日は何のためらいもなく
勤務終了後、作業場に直行しました。
1週間ぶりのルーターテーブルの作業です。
作業内容はやはり、ほぞとほぞ穴作りです。
先週はほぞ取り機を紹介したので、
今日はほぞ穴をほる「角のみ」を紹介します。
ドリルの刃の外側に四角いノミが着いているので角のみです。
簡単にほぞ穴がしかも正確に掘ることができます。
ただ、同じ機械を使っても上手いヘタの差が出ます。
現代の木工において、よく言われることですが、
木工機械は職人の手先の延長です。
「手先が器用」の一つの大事な条件は、
機械の扱いが上手であることです。
角のみの使い方のポイントは力まかせに一気に掘らないと言うことです。
例えば、40ミリの穴を掘る時には、ノミの先をちょんちょんと
つつくように軽く3~4回に分けて40ミリの穴を掘ります。
そうすると曲がりやささくれのないきれいな穴が掘れます。
手作り木工は、機械木工です。
機械の扱いを覚えて、速くてきれいな仕事をし、
木工を楽しみましょう。
もちろん一番大事なことはけがをしないことです。


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今日は暖かさも戻り、そろそろフリースは
不要かなと思えるくらいでした。
でも、油断大敵、夏物への衣類のチェンジはもう少し待ちましょう。
夕方は空腹のお腹をなだめながら、一昨日刈り残した
草刈りに行きました。
そしたら、一昨日は見あたらなかったタケノコが芽を出してました。
やっぱり我慢して、作業に来た甲斐があったと喜んだのも束の間、
草刈りを後回しにして掘り出してみると細すぎでした。
これでは晩のおかずにもなりません。
もう1日、2日待てば、もう少しましなのがとれると思います。
そのために、明日も夕方自らをなだめすかして夜なべに通いましょう。


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