【8/9(火)~8/17(水)まで夏休みとさせて頂きます。予約投稿にて】
映画「名探偵登場(1976年公開)」を観た。
【解説】 豪華キャストで描いた、探偵コメディ映画。億万長者ライオネル・トウェインから招待状を受け取った、ミロ・ペリエ、サム・ダイヤモンド、ジェシー・マーブル、シドニー・ワン、ディック・チャールストンら5人の探偵一行は、北カルフォルニアにある、霧の立ちこめる彼のビクトリア調の豪邸に続々と到着した。だが広間に通された彼らのテーブルには何も用意されていない。と、その時、突然辺りが暗闇になり、再び明かりがついたと思ったら、いつの間にかホストのトウェインが席に着いていた。“時計の針が真夜中の零時を告げる時、このダイニング・ルームで誰かが殺されるだろう。この殺人事件を解いた者には世界一の名探偵の名誉が与えられる”と告げると、再び部屋は暗転し、彼は忽然と消えてしまう。邸の出入口と窓には全てロックがされ、閉じ込められてしまった彼ら。一体犯人は……? この映画の面白さの魅力は大きく分けて2つある。先ず、よく練られた見事な脚本! 二転三転するストーリー、随所に謎解きの要素を散りばめながらなおかつそこに笑いを挟む巧みさ、あっと驚く結末等、流石ブロードウェイ喜劇の名脚本家、ニール・サイモン書き下ろしなだけはある。そしてそれぞれの探偵を演じる役者の素晴らしさ! D・ニーヴンをはじめ、P・セラーズ、P・フォーク、M・スミス、A・ギネスと、個性的な彼ら各々の妙演が映画の面白さを何倍にも膨らませている。まさに見どころ満載といった、コメディ映画の快作。
小学生の頃、映画のチラシ集めをしていて、その当時から作品自体は知ってはいたものの今回初めて観た。あのスティングのアイリーン・ブレナンやスターウォーズのアレック・ギネスが登場しては声を上げ、デヴィッド・ニーヴンは「ナイル殺人事件」を始め、この当時の作品ではよくお会いする。「L.A.コンフィデンシャル」での嫌な上司役の印象が強いジェームズ・クロムエルがまあ若いこと・・・本当に豪華キャストであるが、ただちょっと凝り過ぎてしまって、94分では最終的に勿体無い作品であった。続けて「名探偵再登場(1978年公開)」も観たが、途中で停止ボタンを押してしまった・・・
ちなみに画像を探していたら、このような本が出て来て、これまた声を上げてしまった。