先日押入れを整理していたら、さだまさしのベストアルバムが出て来た。そのアルバムに収録されていた「親父の一番長い日(1979年発売)」。当時12分30秒の演奏時間の長さが当時話題になったもので、シングルレコードにも関わらずLPサイズだった。
歌詞は娘(妹)の誕生から結婚するまでの内容で、成長と共に父親の一喜一憂を兄目線でさだまさし独特の細やかな言い回しで表現している。改めて聴き直して見ると、当時13歳だった私は「兄」から目線で聴いていたが、娘も23歳になり、すっかり親父目線で聴いていた。12分以上の演奏時間であるが、結婚話が出て来るのは8分あたりで、私の一番長い日もそろそろなのだろうか?
ちなみにこの曲のクライマックスである「娘を奪っていく男を殴らせろ」というシーン。現在の自分に置き換えてみても、私はきっとそんなことは言わないだろうな~と13歳当時と同じく冷静に思う。