映画「ハリーの災難(1956年公開)」を観た。
【解説】「泥棒成金」に次いでアルフレッド・ヒッチコックが製作・監督した、死体をめぐるスリラー喜劇。原作はアメリカの新進作家で異色題材を扱うことで知られているジャック・トレヴァー・ストーリー。脚色は、「泥棒成金」のジョン・マイケル・ヘイス、撮影は「裏窓」のロバート・バークスと、いずれもヒッチコック作品ではお馴染みのスタッフの他、音楽はバーナード・ハーマンが担当している。なお、歌曲“旗をふって列車をタスカルーサへ”はマック・デイヴィッド作詞、レイモンド・スコット作曲。主な出演者は、ブロードウェイの舞台でダンサーとしての才能をうたわれたシャーリー・マクレーンの抜擢をはじめ、「北京超特急」のエドモンド・グウェン、「ブラボー砦の脱出」のジョン・フォーサイス、「ダニー・ケイの黒いキツネ」のミルドレッド・ナットウィック、「セールスマンの死」のミルドレッド・ダンノックなど。
鮮やかな紅葉が印象的な山間の田舎町で死体発見を機に保身と正義が入り乱れ、証拠隠滅と掘り起こしが繰り返される。「こりゃ~ハリーは災難だわ~」と納得のタイトルだった。ちなみに画家の換金方法は粋だった。
ヒッチコック作品で有名な監督自身のカメオ出演シーンを事前に確認して観たが、知らなければ見つけられんわね。
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