2019年3月にバレーボールを引退してから約30年以上ぶりにゴルフを再開したものの、ひとりでは打ちっ放しですらなかなか足繁く通わない為、妻を巻き込むとコロナ渦もあり息子も始めるようになった。それから息子の熱はぐんぐん過熱し、YouTubeでレッスンを受けながら、友人たちと一緒に打ちっ放しに通い、いつの間にかラウンドデビューしていた。
妻はレッスンにこそ通い出したが、腰の重い老夫婦は打ちっ放しばかりで「ネット外」へはなかなか向かわない状況が続いていた中、息子がよく出掛ける河川敷のショートコースへの提案があり、昨年11月に夫婦で出掛け、ショートコースながら私は久しぶりの、妻は初のラウンドデビューとなった。そして今年に入り息子が行ったことのあるコースへ親子で初ラウンドをし、翌週には家族三人でラウンドした。
年々腰が重くなる一番の原因は「初めてのことは面倒臭い」であるのだが、息子のゴルフ熱と経験に乗っかることが出来たのは有難く、一回出掛けられれば次からは腰が軽くなるので、次は一泊ゴルフを夫婦で考えている。
それにしても私が通っていた昭和の頃とはゴルフ場の環境が変わり過ぎていた。まずは価格の安さに驚いた。当時確か安くても3.0万前後で昼食は別だったような記憶があるが、わずか数千円(昼食込み)だった。またカートにはタブレットが搭載されていて停止した場所で自動的にピンまでのヤードを音声案内してくれたり、前後のカートの距離を示してくれたり、プレーが遅くなると注意のアナウンスが流れる。その都度感動している昭和のゴルファーであった。
昨年お亡くなりになった先輩に頂いたドライバーがこの日はなかなか上手く扱えず「先輩、飛ばないっすよ」と天を見上げつつ、明るく笑顔で偲んだ。大変なコロナ渦ではあるが、車で出掛ければかなり密は避けられるので、我が家にとってはまた新しい過ごし方をひとつ見つけた。
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