地元の関東第一高校が選抜大会に続き5年ぶり9回目の夏の甲子園出場を決めた。東東京の決勝戦がテレビ放映されていたので、同校出身の亡父の遺影がある応接間で一緒に観戦した。
実に素晴らしい試合展開だったのだが、試合開始時刻は午前10時で試合終了は14時近くとなり、テレビ画面の神宮球場には人工芝から蜃気楼が見えそうだった。先日テレビで観たジャイアンツ戦のナイトゲームは野外スタジアムだった。日は落ちたとしても選手たちから汗が吹き出し、ベンチには氷柱が備え付けられていた。高校野球の暑さ対策が年々取られているようだが、もう夏の野外でのスポーツ開催は限界だと思う。季節をずらすか、以前も書いたようにドーム球場へ変更するかだと思う。様々な大人の事情もあるだろうが、まずは球児たちに問う必要があるのは「どうしても甲子園でなければならないのか?」だと思う。