映画「異動辞令は音楽隊!(2022年公開)」を観た。
【解説】「ミッドナイトスワン」の内田英治監督が阿部寛を主演に迎えたヒューマンドラマ。警察音楽隊のフラッシュモブ演奏に着想を得た内田監督が、最前線の刑事から警察音楽隊に異動させられた男の奮闘をオリジナル脚本で描き出す。部下に厳しく、犯人逮捕のためなら手段を問わない捜査一課のベテラン刑事・成瀬司。高齢者を狙ったアポ電強盗事件を捜査する中で、令状も取らず強引な捜査を繰り返した結果、広報課内の音楽隊への異動を言い渡されてしまう。不本意ながらも音楽隊を訪れる成瀬だったが、そこにいたのは覇気のない隊員ばかりで……。音楽隊のトランペット奏者・来島春子を清野菜名、サックス奏者・北村裕司を高杉真宙、捜査一課の若手刑事・坂本祥太を磯村勇斗が演じる。
「あのおばあちゃんはきっと・・・」を始めほぼほぼ想定内で展開するのだが、音楽隊への改心、仲間たちとの融合、和太鼓からドラムへの順応スピードだけは想定外だった。本作品では警察音楽隊の存在を知れたこと、アメイジンググレイスを始め改めて楽器演奏の素晴らしさを感じたものの、見せ場であるラストの「イン・ザ・ムード」だけが余り響かなかった。清野菜名、磯村勇斗が好演。
一番懸念されていた阿部ちゃん独特の活舌については本作品は字幕で視聴したので支障はなかった。
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