東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えます不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

四代継承

2023年12月16日 09時45分00秒 | 美味しい話

先日孫が上京した際に、娘のリクエストで長年我が家で通っている焼き鳥屋さんへ孫を連れてお邪魔した。

先代から私たちそして子供たちと三代で一緒に通っており、時には総勢10名以上のテーブルとなったもので、娘が幼稚園児の頃、好きな食べ物としてこのお店の「ぼんぽち」を描いて、マスターが喜んでくれたものだ。

私の中ではキングオブ焼き鳥だと思っており、そこに今回孫の分の串が並び、口に運ぶシーンは少し感慨深く、きっと先代も同じような目で見つめていたんだろう。

私の好きなトマト巻きも食べ、清々しい気持ちで店を出た。ご馳走様でした。

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自己責任と色眼鏡

2023年12月15日 09時41分06秒 | ニュースの話

ホストクラブを利用した客の女性が店から高額な料金を請求されたうえ、「売掛金」などの名目でホストが立て替えた料金を女性に売春などをさせて返済させる悪質なケースが相次いでいる問題。「悪質ホスト」「徹底的に取り締まる」の文字が躍り、被害に遭った若い女性は、「ちやほやされる度に心の空いた穴が埋まっていく気がし、援助交際や路上売春で稼ぎ、ネットカフェを転々した」「ホストに費やした額は2年近くで1000万近く」などと続く。

このようなニュースでは「ずるいホストと騙されたかわいそうな若い女性」の構図になるのがほとんどで、手持ちがなくても売掛金で遊べるシステムを含めてバッシングの標的になるのだが、どうにもすべて同調できないのは根本的に「金がないなら飲むな」と考えているからだと思う。私自身クレジットカードをあまり利用しないのはそのためで、手持ちのある分で身の丈に合った散財をしようと思っている。特に私のような年齢であれば尚更である。また少女たちの生い立ちについても触れることがあるが、同じ境遇でもしっかりと生活している子たちもたくさんいるし、真面目にちゃんと働いているホストたちを含めて大変失礼な話で、非常に色眼鏡での偏見を感じる

このホスト問題以外でも宗教法人への献金を含め、被害者救済のために法律が先日成立したが、どの世界でも法の抜け穴を見つけるのは世の常で、歴史はまた必ず繰り返される。だからまずは「騙される方にも非はある」をしっかりと肝に銘じた上で、自分自身がしっかりと学習をして自己防衛しなければ、同じようなことは確実に起こる。

記事には「恋心を巧みに利用」と書かれているが、これはホストだけではなくこのような接客業では非常に大切な営業要素で、それありきの世界でもある。自分も若い頃からたくさんの経験をし、少しずつ色々なことを学んで、危険察知能力と共に楽しく安全に飲めるように出来た。だから息子には早いうちに「色々な予防接種」するように薦めている。

このように何でもかんでも法整備が進むとそのうち国が勧める投資信託についてもマイナス分を国が補填してくれそうな勢いである。ではおっちゃんたちのネオン街での痛手についても救済の手が差し伸べられるのだろうか?それはきっと自業自得だと一蹴されるんだろうな。

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おふざけ

2023年12月14日 09時42分21秒 | 野球の話

後輩選手たちへのパワーハラスメント疑惑が浮上したプロ野球選手が、所属球団を自由契約となった。パワハラ被害を受けたのは10人、見た、聞いたのは約40人。暴言や人格否定を日常的に繰り返すといった「パワハラ被害」を訴える声が、複数の後輩選手から上がっていた。騒動を受け、市とのパートナー協定締結式が延期となり、選手会納会といった行事が中止など影響が出ている。

体育会系あるあるの「おふざけ」は自分に置き換えても被害加害を問わず少なからず経験がある。今回の場合、度が過ぎたのか?受け入れなかったのか?は不明であるが、このように明るみになるのは、その選手自身の人間性なのかも知れない。スポーツ界に限らず各業種でも同様のハラスメントが報じられ、メディアでは「絶対に許すことが出来ない」と伝えているが、加害被害者の双方交えた上での検証をしない限り、加害者だけが一方的に絶対悪となってしまう。

ここ数シーズンプロ野球で乱闘を見掛けなくなった気がする。またスポーツ指導者も叱らない、怒鳴らない指導へとシフトチェンジを余儀なくされている。それに対して「昔は」とか「あれがあったから今が耐えられる」と言うつもりはさらさらないが、スポーツ選手に限らず周りのすべての人ががいつも模範的な対応や行動をしてくれる保証はないことだけは覚えておいた方が良いと思う。

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山形へ行ってきた~公共交通機関

2023年12月13日 09時00分00秒 | ひとり旅の話

【本日は連休最終日。予約投稿にて】

今回の山形での移動では電車とバスを利用した。

山形駅から銀山温泉へ向かう際、山形新幹線に乗車。銀山まで約60分の乗車にも関わらず、自由席で特急券と合わせて1500円程度だった。なぜこんなにも安いのだろうか?と思いつつ、新幹線のホームに立つとの車両乗車口を示す床には「グリーン車」「指定席」の表記しかなかった。自由席の私は駅員さんに訊ねると「グリーン車以外は空いてる席に座って良い」とのこと。さらに単線なので通過見送りでよく停車する。新幹線とは思えないゆったり感にどこか納得した運賃設定であった

銀山温泉へバスで30分揺られた際、公共施設や大きな病院のバス停に寄る。ただ今回そこで降車する人も乗車する人は誰もおらず、ただ本線を外れて寄り道をしただけで通過する。これはひとり旅では何度も経験していることなのだが、非常に勿体ない動きに思える。本線から外れるバス停の場合、乗車する人は事前に遠隔ボタン等で乗る意思表示をし、降車する人も早めに降車ボタンを押すようにすれば無駄な時間の節約が出来る気がする。もちろん時刻表は立ち寄る前提での各バス停ごとの設定であるとは思うのだが、ならば10分程度前後する場合があるとの注釈をつければよいのではないか?と空通過する度にいつも思う。

銀山温泉から大石田駅まで戻るバスは基本90分間隔で出ているのだが、昼前後は3時間空く。これもひとり旅でよく経験する運行スケジュールであるが、もう少し何とかならないものかと思ってしまう。今後ドライバー不足がさらに深刻になればもっとゆったりとした時刻表となるんだろうな。

天童駅から山形駅へ戻る際、新幹線で13分、通常電車で20分ほど掛かるのだが、電車の本数が少なくバスだと60分かかる。今回時間的に次の電車まで待つと1時間以上あり、バスだと早く出発するのだが一時間揺られることになるのだが、結果的にバスがほんの少しだけ早く山形駅に到着するのでバスを選んだ。もちろん地元の利用者さんの乗車する時間帯を踏まえた上でのダイヤスケジュールであるが、それが何とも歯がゆかった。

あくまでもこれは県外人の戯言である・・・

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山形へ行ってきた・人間性

2023年12月12日 09時00分00秒 | ひとり旅の話

【本日は連休初日。予約投稿にて】

先週の山形でのこと。

行きの飛行機で、霧の中で着陸を試みたものの、天候回復の見込みがなく、仙台空港へと着陸空港が変更になった。機内は乗客たちがざわついているが、このような予想外の事態にはついつい口元が緩んでしまう。特に初めての体験であれば尚更で自然と笑みがこぼれてしまう。「なんなら仙台泊でもいいかな」って感じの山形で誰が待つ訳でもない気ままなひとり旅である。CAさんは何度も謝罪の言葉を口にするが、天候不良であれば仕方ないことでそこまで平身低頭で対応する必要はないので、「大丈夫」と声を掛けて飛行機を降りた

出口で搭乗証明として赤い札を渡され、手荷物受取所で今後の移動手段の説明書きと共に交通費を渡されるのだが、ふたり前の若い男性客が空港スタッフに嚙みついている。移動手段は仙台空港駅から仙台駅まで約30分電車移動し、駅前から多数出ている山形駅行きの長距離バスに約60分乗車なのだが、その客はあれこれといちゃもんを付けている。つまりは「領収証を送るから仙台空港からのタクシー代出せ」ってことのようだ。大したものである。このような奴は後ろに出来ている長い行列さえ気にならない強靭な精神力を持っている。改めて大したものである。

仙台駅行きの電車も山形駅行きのバスもまあまあ出ているので、折角立ち寄った仙台空港で牛タンや冷麺、ずんだ餅、萩の月等のお土産を購入してから、一服してからのんびりと電車に乗った。すると近くに座っていた同機搭乗者と思われる初老の夫婦が「食事代貰えないのか?」と話す声が聞こえた。このようなアクシデントに見舞われるとその人の本質が見えてくる。そういった意味ではとても勉強に、また自分自身への戒めになったひとり旅初日の出来事だった。みなさんどうも有難う。

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山形へ行ってきた

2023年12月11日 09時51分34秒 | ひとり旅の話

先週山形へひとり旅をした。

羽田から山形まで322km、約1時間のフライトは中部国際空港セントレアとほぼ同じ距離でひとり旅史上最短ルートである。離陸から40分程度で山形空港へ向けて着陸態勢に入り、いよいよ到着となった寸前に「気象不良のため、仙台空港へ向かう」との機長からのアナウンスの後、しばらくしてめでたく予期せぬ仙台空港到着。ダイバート(目的地変更)である。空港駅から仙台駅まで電車で向かい、駅前から長距離バスに乗り約60分で予定より三時間遅れで山形入り。事前にあれこれ調べた食事処候補はあったものの、時間的に営業時間終了または定休日の店舗が多く、仕方なく入店した焼肉屋さんの山形牛みすじ(画像)がやたら絶品だった。人間万事塞翁が馬はやはり旅の醍醐味である。

翌朝は以前から行ってみたかった銀山温泉へ山形新幹線で向かう。大石田駅前から満席のバスで立ったまま約30分で銀山到着(〃中上)。テレビで観た景色が広がるが、残念ながら午前中だと良さが半減だった(気がする)。帰りのバスまで三時間あったので立ち寄り湯やランチを考えていたのだが、溢れかえるインバウンドを含む観光客でごった返していたので、滞在を諦め、タクシーで駅まで戻り、山形駅行きの電車で天童駅にて途中下車し、今回の一番の目的である出羽桜美術館で「吉原炎上展」を見学(〃右上)。酒蔵の三代目の明治後期頃の伝統的日本家屋の私邸を開放した趣のある木造建築と共に斎藤真一ワールドを堪能する(有難いことに「瞽女」の展示もあった)。鑑賞後、遅めのランチで食べた美術館近くの焼きそば専門店が実に美味しかった(〃左中)。山形駅へと戻り、夕食で待望の芋煮(〃中中)を満喫。

あっという間に最終日。朝食で山形牛のビーフシチュー(右)でパワーを付けて。前回も訪れた山寺(正式名称:宝珠山立石寺)へ向かう。駅から山頂まで往復で120分との看板と帰りの電車の出発まで約90分を念頭に標高差159m1015段の石段を上る。熊本の日本一の石段3333段に比べれば三分の一だと一歩一歩駆け上がる(〃左下)。早朝の山寺はまさに「静けさや」であったが、階数を重ねるごとに息も切れ、汗が流れ出す。途中でインバウンドの方に記念撮影をしたり、会話をしながら、奥の院に到着。下山の際には頭からすっかり汗だくになりながら、駅まで戻ると60分で戻れた。脚力はまだまだ健在だったのか?山形駅まで戻り、地元で評判の中華料理店でしじみラーメン(中下)を頂き、今回も地元の映画館で映画鑑賞(右下)し、この旅でようやく「初めて」山形空港に到着。帰りも出発が少しだけ遅れ、帰宅したのは22時だった。

とにかく山形は食べ物とお土産が私好みだった。再訪の可能性も十分にあると思うのだが、行くとしたら次回は新幹線で行こうと思う。(つづく)

【明日12/12(火)~12/13(水)は当社連休となります】

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映画:「ゴジラ−1.0」

2023年12月10日 09時53分10秒 | 映画の話

公開中の映画「ゴジラ−1.0」を先週ひとり旅で出掛けた山形(明日投稿予定)で観た。

【解説】日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。タイトルの「−1.0」の読みは「マイナスワン」。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、2023年4~9月に放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じて話題を集めた2人が共演。戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。そのほか山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、 佐々木蔵之介と実力派豪華キャストが共演。

周辺からやたら良い評判を聞いたので、山形ひとり旅の最終日に鑑賞した。とにもかくにもVFXが実に素晴らしく、日劇や瓦礫のリアルさを始め何度もゴジラで驚かされ、ハラハラした。現代版の「シン・ゴジラ」とはまたふた味も異なる戦後の設定でのゴジラとの対決は興味深く、やたらジーンとするシーンが多く感動した。安藤サクラがいつもながらの安定のいい味を出していたものの、ある俳優さんがミスキャストだったのが残念だった。劇中にはたくさんの生きろのメッセージが詰まっている。

今年劇場で観た作品の中では上位に入る面白さだった。ゴジラはやっぱり格好ええ。さてさて映画館での鑑賞は年内これで最後かな?

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ここではないどこかへ

2023年12月09日 09時48分10秒 | 音楽の話

その時の詳細な状況を鮮明に思い出させてくれる曲が何曲かある。

先日ランダムに設定していた携帯プレーヤーからGLAYの「ここではない どこかへ」が流れて来た。その瞬間、私は福岡県の中洲の川沿いに座っていた・・・1999年8月発売なのでまだ30代の頃のまだ2回目の福岡旅だったようだ。当時はそれほど旅慣れていなかったので、羽田行きの帰りの便を遅めの予約してしまい、ものすごく時間が余ってしまい、中洲の中心を流れる那珂川をボーと眺めながら時間つぶしをしていた時に流れた曲だった。旅の最終日で懐も寂しく、やることもなかったあの時間は自分にとって以前書いた曲とはまた違うとても嫌な時間だったことを今でも鮮明に覚えている。

あれから四半世紀近くが経ち、福岡へはひとり旅だけでも20回近く訪れ、今では行きたい場所や食べたい店もかなり増え、訪福の旅ではいつも時間が足りないほどである。そんな自分の成長を感じることはただただ嬉しいものである。

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無銭飲食男の胸中

2023年12月08日 09時38分19秒 | ニュースの話

福岡市の中洲のキャバクラ店で無銭飲食をしたとして無職の男(36)。福岡市中洲のキャバクラ店を訪れ、代金を支払う意思がないのに、約44万円相当の無銭飲食をした疑いが持たれています。男が支払いに応じなかったため、店員が警察に通報し、男は駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。警察によると男は高級シャンパンや女性が飲むための酒などを注文した一方、所持金は700円あまりだったとのこと。

所持金700円なので最初から踏み倒すつもりでの入店だったが、果たして酔えたのだろうか?楽しめたのだろうか?お気に入り嬢と出会ってしまったとしたら気分的にどうだったんだろう?支払えない瞬間の店側の対応の変化はどうだったんだろう?ファーストフード店であればどうにか支払える額は所持しながらキャバクラ店に向かってしまった男の気持ちがやたら気になったニュースだった。

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ゲロッパの話

2023年12月07日 09時47分11秒 | 不動産屋の話

先日飲んだ帰りに事務所に立ち寄った。

正面ではなく横の真っ暗な裏口から出入りをして帰ろうとすると、突然若い女性二人組が「ここなら大丈夫、誰も見てないよ」との言葉のあとに、彼女にもたれかかっていた泥酔の友人がおもむろに「リバース」を始め、その様子を支えている女性が大笑いしていた。以前も書いたように商店街で出店している以上、このような「有事」は避けられないし、泥酔状態の子に注意しても「止められる」状態でもないので、彼女たちの「事が済む」まで暗闇で身を潜めて立ち尽くし、立ち去った後にジェームス・ブラウンの曲を口ずさみながら慎重に小さくジャンプして避けた。

翌朝、処理をしなければと事務所に向かうとすでに何事もなかったかのように綺麗になっていた。先に出社していた息子に確認すると出社時点では何もなかったとのこと。ご近所の方なのか?誰なのか?をあえて確認しなかったのは、その後始末が彼女たちだったと感心したかったからだろう。

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みちのくひとり旅・三沢の思い出

2023年12月06日 09時00分00秒 | 街の話

【本日は連休最終日。予約投稿にて】

9月のみちのくひとり旅では行きに青森空港、帰りは三沢空港を利用した。2002年に仕事で訪れた青森であったが、実はその時は「行きに三沢空港」「帰りに青森空港」の今回とは逆ルートを利用「せざるを得なかった」。

青森での会議に出席するため、リムジンバスで羽田空港へ向かったもの、高速渋滞に巻き込まれ、青森空港行きの便の搭乗手続きに間に合わなかった。次の便だと会議開始時間に間に合わず、空港ロビーで新幹線も視野に入れつつ、あれこれ考えていると「青森には三沢空港があるじゃないか」と思い出し、慌てて調べると出発直前の便があり、すぐに機内へと滑り込んだ。

【21年ぶりの三沢空港】

三沢空港から三沢駅まで移動し、電車で青森駅まで向かい開始時間ギリギリで会場に到着した。つまり21年ぶりの再訪にも関わらず、時間がなく、かなり慌てていたので三沢空港にも三沢駅にもまったくもって記憶がない。だからその反動で今回は時間だけはあったのかも知れない。

【21年ぶりの三沢駅】

ちなみにそれ以来、「行きにリムジンバスを使わない」「利用する航空会社は一社」と決めている。

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みちのくひとり旅・交通の便

2023年12月05日 09時00分00秒 | 街の話

【本日は連休初日。予約投稿にて】

9月のみちのくひとり旅での移動手段はバスを利用した。

過去にアクセスが悪かった2019年高知2019年沖縄2017年兵庫ではレンタカーを借りたことがあるが、土地勘のない場所での運転は非常に神経を使うし、飲めないし、何より町自体をよく分からないまま通過してしまうため、どんなに不便でも公共交通機関を大前提に利用するようにしている。青森では空港から市内までリムジンバス、駅前から青森県立美術館までの往復はバス、最終日に十和田市現代美術館へは青森駅前から約90分バスに揺られた。ここまでは良かった・・・帰りは青森空港へ戻るより、地理的に三沢空港へ向かった方が早いと決めたことが大きな誤算だった。

【地図上では美術館は三沢空港に近い】

十和田市内から三沢駅へ、三沢駅から空港へ向かうバスが非常に少ない。そもそも飛行機の便数が少ないので仕方ないのだが、どこか兵庫県豊岡でも感じた「車使用前提」のダイヤ構成のようで、歩行客にとってはその一本を逃したら致命傷になる。たまたま交通アプリにも反映されていないバスを見つけ、三沢駅へと向かった。その時点で搭乗時間まで4時間もあったので、三沢駅前でぶらぶらしようと思ったが、バスを降りると駅前には何もなく(画像左上)、バスの運転手さんに「(駅の)逆側には何かあるんですか?」と訊ねると「何もないね~」とのこと。次の空港行きのバスまで2時間もあり、途方に暮れながら駅の待合室で対策を練っていると空港近くまで通るコミュニティバスを発見。バス停から空港まで徒歩17分の表示も気にせず、出発時間が迫っていた逆側のバス停まで急ぐ。

まるでリアルローカル路線バス乗り継ぎの旅である。空港に一番近いバス停名「三沢空港温泉」で降り、そのまま温泉に浸かる(〃右上)。ゆっくりと浸かって、ゆっくりと空港へと向かうとわずか数分で到着。17分は何だったのだろう・・・まだ3時間あるぜ(〃左下)。小ぶりなお土産コーナーを時間を掛けてじっくり品定めするもののすぐに飽きてしまい、やることがなくなったので手荷物検査場を通過すると、中には喫煙所がないことが判明・・・ロビーのソファにはコンセントもなく、一旦外に出して貰い、空港外で一服し、空港内レストランで唯一ひとつだけあったコンセントの席に座り、ビールをちびちびと飲み始めたのが2時間前(〃右下)。再び喫煙所に向かい、上空を飛び交う戦闘機を眺めながら時間を潰していると、使用機到着の遅れのアナウンス・・・う~ん・・・

非常に勿体ない時間の使い方であった。それも旅と言えば旅なんだけど、帰りも青森空港を利用していれば、電車での移動を含めてもここまで時間をもてあそぶこともなかっただろう。

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斎藤真一

2023年12月04日 09時46分23秒 | ひとり旅の話

今年の夏にたまたま見たテレビで斎藤真一なる洋画家を知った。彼の代表作である盲目の女性芸能者「瞽(ごぜ)」シリーズにとても惹かれた。

さらに彼の題材は瞽女から明治期の遊郭へと広がり、「明治吉原細見記」「絵草子吉原炎上」を上梓し、この二作が映画「吉原炎上」の原作となったとのこと。彼が描く瞽女や遊女に共通しているもの悲しい表情と以前か吉原には興味があったので、実際に見てみたいな~と美術館の展示を調べてみると、11月から3月まで「吉原炎上展」が開催されていることを知り、開催月になってから予約した。ちなみに瞽女ミュージアム高田なる資料館があり、場所はこれまた興味があった日本最古の映画館である高田世界館のすぐ近くだった。先日の延暦寺と宝ヶ池同様これも何かのご縁なのだろうか?

今回の美術館は山形県なので今夜から2006年以来17年ぶりに山形へ向かう。前回の青森に続くみちのくひとり旅・美術館巡り第二弾なんてちょっと洒落てるぜ。

【明日12/5(火)~12/6(水)は当社連休となります】

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映画:「アザーズ」

2023年12月03日 09時47分33秒 | 映画の話

映画「アザーズ(2002年公開)」を観た。

【解説】アメナーバル監督がトム・クルーズからオファーがあった自作「オープン・ユア・アイズ」のリメイクを断って撮ったのが本作(ちなみにリメイクはキャメロン・クロウが監督して「バニラ・スカイ」になった)。撮影はビクトル・エリセ監督の「マルメロの陽光」のハビエル・アギーレサロベ。美術は「エイリアン」以来「グラディエーター」までリドリー・スコット監督との仕事が多いベンジャミン・フェルナンデスが担当。

カーテンを閉めるので終始薄暗い中でのシーンが展開される。ヒステリックで神経質な母親役をキッドマン好演。彼女の出演作品はこれまで「スキャンダル」「ザ・インタープリター」「誘う女」と観たが、本作品の彼女が一番綺麗だった。しかし残念ながら子供たちがやたら可愛くない。

公開当時に観たなら衝撃があったんだろうけど、この手の結末にはすっかり慣れてしまったので、まあまあありがちな作品になり、観終えて「あざっす」とは言えなかった・・・

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紹介するってこと

2023年12月02日 09時45分41秒 | 不動産屋の話

以前知り合いから入居希望者さんを紹介して頂いた。無事に成約となったものの数年後に滞納トラブルになった。紹介者さんは平謝りだったが、わざわざそんな悪質な人を選んで紹介した訳ではないだろうし、身内でない限り「人となり」までは詳しく分からないものなので、こればかりは仕方ないことだと思う。

当社で基本的に他社さんの物件を紹介しないのは、その物件のオーナーさんや隣室の素性、建物内でのトラブル経歴や設備の不具合を把握していないからであって、紹介するってことはかなり責任を負うものだと思っている。さらに自社物件であれば入居後のトラブルについては自社責任で対応するが、他社物件であれば他社さんにご迷惑をかけるのは忍びない。

以前接客業のママが「美味しい店を紹介して欲しい」と依頼され、数店舗教えたところ、ママを介さず直接来店したお客さんに対して憤っていた。ママの気持ちはとてもよく分かる。お客さんも教えられたから「じゃあ行ってみよう」と単純に来店したものだと思うのだが、そこには店同士のつながりだったり、様々な大人の付き合いが存在しているのである。紹介するってそういうことである。

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