北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

北見市で馬追丘陵産オオムラサキ羽化を小学生に供覧

2015-07-25 22:30:23 | オオムラサキ
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村

北見市で馬追丘陵産オオムラサキ羽化を小学生に供覧

2015-7-25(土) 曇り 一時雨

今日、神戸から帰宅したら、妻が北海道新聞 オホーツク版 2015-7-25 朝刊の切り抜きを見せてくれた。





近年、北海道新聞オホーツク版としてはまれにみるすばらしい記事です。写真もとても上手に撮れていてオオムラサキを見る子供たちの表情がすべてを物語っている。さすがプロはすごい写真を撮ります。


このたぐいのイベントなどあるとクレイマーさんも登場する場合がしばしばあります。 そのため、一般的にお役人や行政はこういった試みやイベントを極力嫌います。

ムシの幼虫はキライ、生き物(昆虫)を殺すのはかわいそう、といったごく一部の近視眼的お母さん。

よその地域の生き物を持ってくるのは生態系を乱すなどと、ちょい物知り顔の無知お馬鹿さん etc….もいないことはないのだろうけれど、オオムラサキを北見で飼育、場合によっては放しても生態系にはまったく無関係。

雀のえさになる蝶が一匹増えたくらいの意味しかありません。

そんな無意味な心配をするぐらいなら最近道内各地の渓流でオショロコマを全滅させているニジマスや、ついに北見にまで分布を拡大してきた外来種カラフトセセリなどに注目することで恐るべき攻撃的外来種のことを子供たちに興味を持たせたほうが遙かにましといえよう。

このすばらしい記事を狭いオホーツクだけにとどめておくのはもったいないので北海道昆虫同好会ブログで全国的に紹介させていただきます。

ちなみに、このエゾエノキ鉢植えと北海道馬追丘陵産オオムラサキ幼虫を提供したのは、このブログでしばしば登場してくる F氏です。


にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村