ジョウザンシジミ1 化(春型) とそれ以降
北海道においてはジョウザンシジミは普通、春型のみの出現産地が多い。
一方、産地や発生時期、または高温の続いた年などには2化(夏型)が見られるのが一般的で、2化は個体数は少なくやや大型で翅表は強い黒化傾向を示し時には真っ黒けになります。
ジョウザンシジミは飼育環境化では年4化までは容易に出せるが2化以降の羽化個体は全てが
翅表真っ黒個体になります。
私は長年、好きでジョウザンシジミの飼育を行ってきたが連続飼育では年4化くらいまでは容易に飼育可能です。各飼育ごとに一定数の越冬蛹ができ、秋にできる蛹は越冬蛹になりやすい。
かっては物珍しさや興味本位でたくさんの2化以降の飼育品の展翅標本を作ったがすぐに飽きてしまい、越冬蛹を出来るだけたくさん作って美しい春型個体を見るのが飼育の主な目的になっていました。
我が家の庭には自然繁殖や人工的繁殖で多数のエゾキリンンソウ群落があり、そのためジョウザンシジミはいくらでも飼育できる環境にあります。
続く
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