MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鵠沼皇大神宮例大祭

2024年08月18日 | イベント

鵠沼のお神明様の「皇大神宮」の例大祭が開催され観てきました。

例大祭は「湘南遺産」に認定された湘南の夏祭りで、藤沢市の重要有形民俗文化財に指定され、「かながわ祭50選」にも選ばれている伝統のお祭りで、藤沢市の無形民俗文化財の「人形山車」と「湯華神楽」が揃う湘南の名祭りとなっています。

「皇大神宮」は天照大神を祀る創建以来1000年以上の歴史を持ち、相模国土甘郷の総社として信仰を集める古刹で、日頃は静かな鎮守の森となっていますが、祭りの日は地域の町内会の人形山車が勢ぞろいし大変な賑わう伝統の夏祭りとなっています。

今年は、猛暑の日でしたが、地元の氏子町内会が制作した8基の高さ約8m の山車は3層からなりその上に立つ人形姿は、那須与一、源頼朝、神武天皇、源義経、徳川家康、楠正成、浦島太郎、仁徳天皇を乗せる人形が乗せられて、実に勇壮で伝統の輝かしい雰囲気となっていました。

山車が参進前には、本殿では氏子代表などが集まり厳かな神事が行われていました。

本殿前には、山車参進の後に奉奏される、市の重要無形文化財に指定されている「湯立神楽」の準備されていました。

本殿前の御神木の前で神事が行われた後、各氏子町内会の人形山車が、順次境内に参進して、お囃子の太鼓音が境内に響き渡って勇壮な雰囲気が創り出されていました。

8基の山車が境内に揃うと、山車の周辺には、多くの観客で埋め尽くされて華やかな景観が醸し出されていました。

山車が揃い終わると、3組に分かれて山車回しが行われ、お囃子の音とヨイッシャ~ヨイッシャ~とかけ声が響き渡り、伝統祭りの雰囲気となっていました。

各山車は、明治時代中頃に製作されたもので、総欅造りで屋根や支柱には精巧な彫が施されており、歴史的文化財としてその文化的価値の高さを実感しました。

伝統の人形山車が揃う例大祭は、5時前に終了し、約3時間程で終わることから、「いっとき祭」とも言われ、熱中症アラートが発令されている猛暑の中でしたが、伝統祭りの賑わいを感じていました。

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