1年ぶりにふるさと福井を訪ねて、歴史散策や観光スポットを散策してきました。
先週末、福井に入った日には、ホテルで一乗谷朝倉遺跡で「越前朝倉万灯夜・朝倉戦国まつり」が、行われると聞き 早速一乗谷へと向かった。
このイベントは、周辺の地域住民のよる「誇りと夢・わが街創造事業」の一環として開催されるそうで、福井市の「福井あかりプロジェクト~”光福物語”~」の位置付けにもなっているそうです。
一乗谷は、戦国城下町として貴重な遺跡が発掘されて「朝倉氏遺跡」は、国の特別史跡と特別名勝・重要文化財に指定されて、福井市民の誇り百選のNo.1に選ばれており、人気スポットとなっているようだ。
特に、最近はSoftBankのコマーシャルに登場して、毎日TV放映されて有名となっているようで、「白い犬のお父さんのふるさと」でもある。この日も、朝倉館跡を散歩中の白い犬にであったが、「あの白い名犬?」と聞けば、即座に否定されていましたが、出会う人々に訪ねられるそうだ。
万灯夜の点灯前に、朝倉館跡を散策して回ってみると、スタッフの皆さんが遺跡全体に配置されている約5000個の灯籠に点灯の準備をされており、高台の絶景ポイントには多くのカメラマンが早くから陣取っていた。
朝倉家墓所に参拝して、特別名勝の「湯殿跡・中の御殿跡・諏訪館跡庭園」を巡ってみたが、諏訪館跡庭園では、コカリナ演奏会の準備が行われていた。
さらに山に入ると、山間に初代の朝倉孝景(英林)の墓所(英林塚)があり、静かな佇まいとなっており、ここまで訪れる人はさすがに見られなかったようだ。
点灯式に合わせて山を降り唐門前広場に戻ってくると、朝倉家の菩提寺の住職が修道僧の先導で霊火を持って入場され灯籠に点灯し、その後に、ホラ貝の音を響かせながら唐門をくぐって朝倉館跡へ入場し、遺跡の中を巡り歩いていたが、幻想的なシーンを描いていた。
日暮れと共に、遺跡内の約5000個の灯籠が徐々に仄かな灯りが浮かび上がっていたが、何とも言えないムードが広場や遺跡のみちを包み込んでいた。
今年は、特別史跡指定40周年と特別名勝指定20周年の節目の年に当たるそうで、例年になく盛り上がったお祭りとなっていたようで、館跡には、朝倉家の家紋や光の道が浮かび上がっていた。
翌日は、「戦国まつり」の本祭りとして戦国大名行列や朝倉遺跡固有の象棋大会も行われて賑わっていたようだ。今回は、武家屋敷群などの復原町並は閉館されていたが、その遺構などは、素晴らしく改めて訪ねてみたいと思いつつ、ホテルへ戻ってきた。