藤沢市の三大谷戸の一つの「遠藤笹窪谷公園(健康の森)」として開園してまもなく2年となりますが、久しぶりに公園周辺をブラ散歩してきました。
遠藤笹窪谷(ささくぼやと)は、市内最大の自然豊かな環境の谷戸となっており、これまでは自然保全地でしたが、公園化されて「健康と文化の森」として素晴らしい公園となり、春の光景はどう変わったか楽しみにして訪れてきました。
公園内は広い芝生広場や散策路が設けられており、緑化した景観はまだ早かったようですが、池の周りの散策路や芝生公園など春の姿に変わりつつある光景が見られました。
公園内の池の周りには、自然の溜池や菖蒲園が作られて、昨年植栽された花菖蒲が咲く頃の光景が楽しめそうです。
公園の奥は、谷戸の一部がそのまま残されており、ヨシが茂るビオトープとなって、自然の溜池が保全されており、以前に訪れたときは多くのカエルの姿が見られましたが、この日は、多くの草や蘆などが茂りせせらぎが流れる自然の生態系が保全された姿尾なっています。
公園の周りの健康の森の竹林には、小径が作られており、林の中には竹の葉が風に揺られ笹鳴りの音が聞こえていました。
竹林の小径の先の二股の辻に「猿田彦大神」の道標があり、石柱には「右厚木道、左一の宮道遠藤村」書かれており、側には道祖神や墓所も残されており、昔の歴史道の分岐点だったようです。
ビオトークから更に奥の雑木林のトンネル道を抜けて住宅街の一般道へ向かいました。
遠藤笹窪谷公園から中原地区の道路脇の牧場では、牧舎から三頭の牛が顔を出して モ~と声を発して迎えてくれ、ビックリでした~
牧舎の前には、大木のハート型に咲いた椿も見られます。
ライフタウンの矢向地区の不動明王を祀る「滝ノ沢不動尊」では、都市開発以前から地下水が滝のように流れた史跡が残されており、地域の地名の「滝ノ沢」となったようです。
境内には、早咲きも白い桜?が見頃となって春本番近しでした。