がっこうボランテイア活動で地元小学校の子ども達の鎌倉巡りを見守り、午前中の行程を終えて鶴岡八幡宮で昼食後は、子供たちを小町通りへ見送ってから、北鎌倉散策に向かいました。
八幡宮の源氏池では、蓮の花が開花を控えて蓮の葉の緑で埋めつくされており、まもなく紫陽花から蓮の花に主役交代して賑わいを見せることでしょう。
池端では、ベンチで休む行楽客に人馴れした「八幡宮のリス」が近寄ってきて、餌をねだる姿は愛くるしく、子供たちにも大人気でした。
八幡宮境内にある頼朝を祀る白旗神社に立ち寄り参拝して八幡宮本宮へと向かったが、神社の黒塗り極彩色の本殿は、朱色の八幡宮と異なり異色を放っています。
八幡宮の舞殿では、七夕祭りを控えて故事にのっとり、願いを書き込んだ梶の葉色紙と短冊の絵馬が早くも吊るされており、伝統のお祭りの賑わいが始まっているようでした。
御神木のイチョウも倒木して2年を経過していますが、今年も親木から約50cmの新芽が育っており、訪れる人たちの注目を浴びていました。
拝殿に参拝後、建長寺を経て明月院に向かったが、北鎌倉から八幡宮へと向かう行楽客で狭い歩道は、溢れており逆行して進むのは難行でしたが、車道をジョグってようやく明月院通りへ着いて見ると、午後2時ごろでしたが、向かう人帰る人で大変な混雑となっていた。
明月院の山門前では、ツアー客が列をなしており、山門から眺めても園内の狭い参道には、姫紫陽花が見頃となっていましたが、聴けば園内は身動き取れないほど混んでいたようで、止む無くこの日の入園を諦めて引き返しました。
明月院通りを引き返したが、通りにも紫陽花が見頃となっており、アジサイ通りとなっています。
次に、鎌倉の「隠れ紫陽花の里」と言われている「北鎌倉古民家ミュージアム」へ立ち寄ると、アジサイ展をやっており、アジサイをテーマに水彩画など有名作家の展示会が行われていました。
この古民家は、我が故郷福井県越前町などから移設されたもので、古都鎌倉の雰囲気にぴったりと馴染んでおり、故郷の温かみも感じて好みのスポットである。
また、ミュージアムの周囲の小径には、館長が各地から集められて育てられたという約100種類の貴重なアジサイも見頃となっていました。
ミュージアムを後にして、北鎌倉から帰途についたが、花と歴史を堪能した鎌倉巡りでした。