全国一の激戦区である神奈川県大会の決勝戦が、一日順延されて昨日行われ、東海大相模が33年振りに、宿敵横浜高校に圧勝して、春夏連続の甲子園への切符を手にした。
全国では、各県の代表が毎日次々と決定していたが、この日で大阪を除いて全て決定したようだ。
高校野球オタクを自認している管理者は、開会式以来 毎日各球場の結果を注視てきており、身内の出身校には、毎年球場へ応援に出向いてきたが、今年は猛暑や所用と想定外の1回戦敗退などで、球場へ行けるチャンスを逃していた。
最も期待していた桐蔭学園には、今年も宿敵横浜高校に準々決勝で逆転負けしており、次の期待校の東海大相模に期待して、この日はテレビ観戦で応援していた。
東海大相模も毎年、準優勝が指定席となっていたほど、甲子園には縁が薄かったが、春には久しぶりに甲子園の舞台を踏んでおり、春夏連続出場を獲得し、思わずバンザイを叫んでいた。
今大会では、一二三(ヒフミ)投手が春の不調がウソのように好調だったようで、実力を発揮しての順当勝ちの結果であったと思うが、高校野球は何が起きるか判らない。
表彰式の後の恒例の大会歌の『栄冠は君に輝く』に乗っての場内行進には、流れるメロデイについて歌っているが、「雲はわき 光あふれて 天高く 純白の球・・・・・若人よ・・・ ほほえむ希望 ああ 栄冠は君に輝~く」 と、最後まで声が出ない程、感激を味わっていた。
正に、この日のスタジアムには、雲が沸き光りあふれており、勝者にも敗者にも 希望溢れて栄冠が輝いていた。
神奈川では180校の強豪校や公立校の初勝利を目標にしている学校など様々であるが、一戦一戦の闘いには、選手一人一人の汗と涙が伝わってきて、それぞれにベストを尽くした熱い思いを感じてくる。
高校野球は、選手にとっては生涯の想い出であり、おそらく生涯で一度しかないようなその瞬間は、忘れがたいものではなかろうか?我が息子も球児であったが、今も3年間の野球生活は鮮明に覚えているそうだ。
甲子園では、春の屈辱を晴らして神奈川代表として、我がジャイアンツ愛溢れる「原辰徳」先輩に負けない成績を期待したい。
猛暑が続く中で連日熱闘が繰り広げられていたが、若人の元気が我々中高年には、大いなる元気と勇気を与えてくれました。ありがとう・・・・・・