学校と地域を結ぶボランテイア活動の一環として、地域の社会体育振興協議会が中心となり
小学校のクリーン作業を実施した。
日頃、地域活動の拠点として、小学校を利用させてもらう地域のスポーツクラブや自治会、
父母会などに呼びかけて、数年前から恒例行事として実施しているものである。
季節は 今どこも運動会たけなわであり、運動会前のこの時期に、クリーンで安全な環境で
子供達に 気持ちよくスポーツを楽しんでもらいたいものだ。
以前は、学校のグランドのみならず構内の隅々には、管理の手が回らずに草が茂っていたり、
側溝には 土砂が堆積していたので、これらを何とか地域の手で奉仕活動で改善しようと立ち上がったのが始まりである。
今年も、呼びかけに応じて、各団体から約120名の父兄や子供達が参加して、
構内の除草や植え込みなどの清掃、側溝の土砂の除去などに汗を流した。
日頃は、家では恐らく経験しないであろうクリーン作戦に、お母さんや子供達が慣れない手つきで、活き活きとして働く姿には、美しささえ感じた。
学校教育とは異なる次元で、共同で奉仕活動に係わる大切さを 覚えてくれたら幸いである。
この日の活動を通じて『厳しさ・辛さ・楽しさ・喜び』を体験したのではと、期待した。
半日足らずの活動により、その成果は、除草がゴミ袋約40袋、土砂・落葉など約20袋で、
途中で予期しない事故が発生したのは、植込みにスズメバチの巣があり、
作業中に手を刺されて、近くの消防署に走り、応急処置を施し幸いにも、大怪我にはならなくて済んだが、
すぐに、立入り禁止区域を設定して、学校側で駆除作業を依頼した。
子供達が多勢集まる場所であり、大事に至らずに 処理できたのは、最大の成果だった。