4日前から左肩周辺に異常な痛みを感じて、それもピクピク・ちくちくした痛みと引きつるような激痛が走るのだ。
筋肉痛などもなく骨の異常でも無さそうで、身体運動には、全く支障はないのである。
過って経験したことが無い痛みであり、原因が不明で不安な一日を過ごしたが、改善どころか より痛みが激しくなってきた。
何か不吉な予感もあり、医療機関もお盆休みに入ると聞いていたので、取り敢えずかかりつけのクリニックへ駆け込んでみた。
触診やレントゲン検診などでも、特定されるものはなく、若干汗疹らしきものから、もしかして「帯状疱疹」の疑いもあるとの所見であった。
ところが3日目も激痛はより厳しくなり、発疹も多くなって、激痛で夜も寝られない状況になり、ネットで情報を得ると、
正に「帯状疱疹」の症状そのものでる。
しかも、早期処置が必要である旨の情報も得て、皮膚科を探すが、生憎お盆の特別休診が多かった。
ラッキーにも、比較的大きな皮膚専門医の医院を見つけて駆け込んだが、他の医院の休診の影響だろうか、初診の患者で一杯であった。
診察では、即座に疑いも無く『帯状疱疹』の診断を受けたが、子どもの頃に経験した「水疱瘡」のヘルペスウイルスだそうである。
説明によると、ウイルスが神経節に隠れていて、それが過労やストレス、高齢化などにより免疫力が低下したときに、
神経節から神経に沿って悪さを起すのだそうで、日本では6人一人の割合で発症するそうである。
取り敢えず鎮痛剤や抗ウイルス薬を投与しながら、様子を観ることになったが治るまで、20日から1ヶ月かかるようである。
しかも、皮膚の症状が回復してからも、痛みだけが何ヶ月も残る可能性が高い「帯状疱疹後神経痛」が高齢者には多いので、
神経ブロックの治療を勧められた。
これまでは、元気印だけが取り得だと勝手に思っていたが、とんだところで想定外の病魔に襲われて、自分の弱さを自覚した。
無理をせずに栄養と睡眠を取り、規則正しい生活をすることが大切である?と、悟らされた機会となった。
歳を自覚して、ストレス・レスの生活が一番なのだろう・・・・・