昭和記念公園の花畑のコスモスなど秋の花を観て、公園の見どころの日本庭園を散策してきました。
日本庭園は、広々とした緑に包まれた「池泉回遊式庭園」で池畔の散策路から見る美しい池を中心に庭園美が見られます。
庭園の北側には、北の大滝から清水が流れ落ちて澄み切ったせせらぎや池とマッチした光景が浮かび上がっています。
滝の流れを眺められる「涼暮亭」と称する四阿には、約70個の風鈴が吊るされてせせらぎの音と共に秋本番の涼しさが感じられます。
池の東側には、日本庭園の光景に相応しい木橋が架けられていますが、20年毎に架け替える名橋で3年前に替えられた日本伝統の美が感じられます。
日本庭園の近くの「こどもの森」では、ワクワク広場や森のとりで、地底の泉など子供達にとってはワクワクする遊園スポットとなっています。
メインゲートのワクワク広場には、小石やビー玉などで描かれたアート作品が無数に床面に貼られてこれって何だろうと?と想像するデザインとなっています。
「月の丘」では、月球儀が見られ、クレーターのかげでは、ペンギンちゃんがお迎えでした。
「地底の泉」では、大きなすり鉢型の穴の底には、いん石が落ちた跡を連想する地形で、季節によって大噴水が吹き出すスポットとなっています。
園内には、周遊バスのパークトレインが見られ、来訪者にとっては広い園内を巡るには便利で人気のようです。
ふれあい広場から立川ゲートへ延びる黄葉人気スポット「カナール」では、青空の下、噴水と緑の樹々が織りなす素晴らしい光景が見られ、しばしの憩いスポットとなっています。
人気のイチョウ並木も色付きはじめて、ギンナンの異臭が漂っていました。
今年は、毎年10月に開催される箱根駅伝予選会も公園内では開催されず、静かな園内の秋を感じながらの散策を満喫していました。