MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ジロ・デ・イタリアが最終ステージへ

2009年05月31日 | サイクリング

世界三大ツールの自転車レースである『ジロ・デ・イタリア』が、いよいよ最終ステージを迎えた。

今年は、記念すべき100周年を迎えて、大変盛り上っているようだ。

Bg_topmenu_event

この大会は、21日間かけてイタリア全国約3450Kmを廻り最終ステージの今日、ローマにゴールする壮大なレースである。

毎日J-Sportsを見ながらその展開を見てきたが、眠れない夜がようやく今夜で終結して解放されるが、それほどツールファンにとっては、見過ごせないものである。

107980

特に、マイチャリの「TREK」に乗るツールの覇者 ランス・アーム・ストロング(アスタナ)が、カンバックして初参戦するとあって、大変興味を持っていた。

ランスのみならず、デイルーカ、メンション、バッソ、サストレなど強豪揃いで、弥が上にも気勢があがる。

また、幾つもの2000M級の峠越えコースには、毎日自分が走っているような錯覚を覚えて、ハラハラどきどきしていた。

落車の光景も、何回も見せられてきたが、思わず目を背けてしまい興奮冷めやらぬ日が続いた。

我がランスくんは、鎖骨骨折の怪我の影響だろうか、前半からマリア・ローザ(総合リーダジャージ)争いから脱落してしまったが、レースの展開は激しくなっていた。

中盤ステージからは、デイルーカがマリア・ローザ(総合優勝)争いをリードしていたが、終盤ステージからは、

メンションが絡んできて、何と稀に見る僅差のデットヒートになってきたようだ。

Top_image

最終ステージのタイムトライヤル(TT)を残して、第20ステージで勝負がつくのかと期待したところ、

ここではともに競り合わず、僅差20秒差で、今日のTT 15kmでの勝負に持ち越した。

連日170Kmや最長区間260Kmを走破して、総距離3450Kmの勝負の結果が20秒差である。

連日のJ-Sportsのライブ番組を観戦していたが、解説の今中氏や栗村氏のレースに精通した明快な解説には、

我々俄かツールファンには、どんどんツールの世界に吸い込まれていく魔力があるのだ。

我がランスくんも中盤から、ペースを上げてきたそうで、やはり特別の存在感があるそうである。

所属のアスタナのチーム優勝もほぼ確実になっており、7月のツール・ド・フランスへの期待は膨らんできた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨中のジョギング・スイム

2009年05月30日 | ジョギング

雨の日が続いていたが、朝の合い間をみてホームコース③へのジョギングに飛び出した。

新緑からいつの間にかすっかり緑深くなり、その森林に包まれて走るのは最高の気分である。

001

レースシーズンもまもなく終わり、レース志向から体力つくりに切り替えてゆっくりジョグやクロスカントリーを楽しむ季節である。

ホームのクロカンコースでは、鳥のさえずりなど耳に心地よい響きが届き、アップダウンを続けること約1時間で、

この春の体調不良で忘れていたリズム感を、思い出していた。

春からのハムストリングの張りや脹脛痛の不安もあったが、しばらくは筋肉さんとの会話に徹して、調子を伺っていた。

最近はトレイルランが、あちこちで開催されるようになり、7月には富士登山競争も行われるが、ロードランと異なり、

自然に触れながらゆっくりランは実に楽しい。

富士登山競争も、今年は先月受付開始して3日で定員(3,000人)に達して締め切られたそうだ。

何とか脚の具合も良さそうであり、シャワーランも足元がぬかるんできたので、川沿いの平坦地へ出てのリズム走に切り替えた。

Caeh5441

周辺はいつの間にか、田植えも終わっており、蛙の仲間もまもなく合唱が始まるのだろう。

夏場所も終わって、場所を変えて取り組み中の「蛙山」が、声をかけてくれた。

Ca4r04ed

そんな光景に助けられながら、アウトドアの楽しさを満喫した。

午後は、久し振りにゆっくりスイミングで筋肉の疲労を取り除きながら、夏への気分転換を行った。

ここではスイムのアドバイザーをしているという走友に会い、近づくオープンウオータースイムやトライアスロンの情報交換を行い、ポジテイブな気分に切り変わっていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉古陶美術館の企画展へ

2009年05月29日 | アート・文化

朝から雨が振り続いていたこの日、知人の紹介があり、北鎌倉の『古陶美術館』の水彩画家  西丸式人さんの『~かまくら紫陽花展~』を見に出かけてきた。

001

鎌倉は、これから約1ヶ月は、紫陽花が開花して観光客で大賑わいとなる時期である。

西丸氏の画は、これまでも度々いろいろな展示会で拝見しており、大胆な画風が気に入って好きなアーテイストの一人である。

今回は、季節柄「かまくらの紫陽花」を描いた作品が数十点だろうか、紫陽花を描いてこれ程多くの表現が出来るのかと感嘆して、何度もギャラリーを往復した。

010_2

管理者も、花を描く画にも挑戦しているが、植物画のイメージが変わった感じがしている。

この紫陽花シーズンに、 「あに挑戦してみたい。

021

さらに、奥のギャラリーでは、『七世乾山 尾形乾女作品展』が開催されていて、じっくりと見て廻った。

聞けば、このギャラリーは、尾形乾女(奈美)さんが、この地に住んでおられ創作活動をされていた住処だったそうである。

尾形乾女さんは、6代目尾形乾山の娘さんで、7世尾形乾山に当たるそうです。

その日本画や壷などの陶磁器の作品が、沢山展示されており、ギャラリーのすばらしい雰囲気とマッチして、静かな館内でアートに浸る空間がありました。

003

また、驚いたのは、ギャラリーの建物が、乾女さんが亡くなられてから、我が故郷の福井県池田村や今立村から移築されたものであると伺ったことだ。

008

100年以上前の福井の古民家を移築して改装されたそうで、その大工さんも福井から呼んでこられたとか。

展示されている中世の古美術と実によく調和しており、建築奨励賞を受賞された経緯もあるそうです。

建物はその柱、梁、階段、欄間などどれ一つとっても、すばらしい風情を感じる。

005

館長の拘りだそうであるが、これ程凝りに凝ったギャラリーには、お目にかかったことはない。

もう一つこの美術館で有名なのは、 『あじさいの小径』である。

規模は小さいが、中庭から入り美術館の周囲に、約100種類の山アジサイが咲いているのだ。

係りの方に聞けば、これも館長の拘りで 日本古来の珍しい品種を集めた見事なアジサイ尽くしである。毎日精魂込めて手入れされており、静かに花を愛でるようにと、素敵な椅子も置かれているのだ。

017_2

山アジサイは、開花時期が早いそうで、既に多くの花は咲き誇っていた。

紫陽花の名前は、あまり知らないが、「緑の花」や「墨田の花火」などなど実に鮮やかな紫陽花の乱舞の景観であった。

鎌倉では、近くの明月院や長谷寺、成就院など紫陽花寺などは殊に有名であるが、この『古陶美術館』は、隠れアジサイスポットであろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車通勤ブーム

2009年05月28日 | サイクリング

最近の自転車通勤(ジテツウ)の増加は、大変な数字のようだ。

昨日の日本テレビ『ズームイン・SUPER』で紹介されたが、特に女性ジテツウが急増しているそうである。

背景には、最近の自転車ブームに加えて、環境対応のエコ対策、有酸素運動としてダイエット効果、通勤費の節約運動、運動不足対策、ファッションなどがあるようだ。

放送で紹介された実験では、自宅から会社まで約4Kmの通勤時間も、バス通勤と比較して7分も先着していた。

また、246号線では、三車線の左側帯は、自転車で専用されている光景が見られた。

確かに、ラッシュの渋滞に巻き込まれず、朝のサイクリングは適度な運動となり、仕事にも好影響を与えると言われている。

しかし、リスクも大きいのではないだろうか?

まず地域の道路事情にも寄るが、ラッシュ時には、交通事故に巻き込まれる可能性も高い筈で、夜の走行には非常に危険である。

それに、汗の処理、駐輪場、盗難対策などをどうしているのだろうか、自分が利用する場合を考えると気になるところである。

放送での紹介例では、エコ対応の奨励を込めて通勤手当が3万円/月支給されるそうで、バス通勤の場合は、8,000円/月だそうである。

駐輪場も、会社のオフイス内の廊下に、カッコいいチャリが並べられていた。

これほど恵まれた条件の人は、多くはないと思うが、あらゆる条件が整備されて自転車通勤が増えることに応援したい。

グッズ(サイクルコンピューター、ウエア、グローブ、シューズ、メット・・・)なども大変な人気で不況知らずに売れているそうだ。

放映の中ではヘルメット着用者が殆ど見られなかったが、特に女性は御髪が乱れるから嫌われているとか、ジテツウでは成る程と納得。

専用レーンなどが整備されて、快適なジテツウが出来るように期待したい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツアーオブジャパン(TOJ)東京ステージ

2009年05月27日 | サイクリング

毎日、ジロ・デ・イタリアが開催されており、関心はジロに奪われているが、UIC公認の日本版ロードレースである『第13回ツアー・オブ・ジャパン』が、24日最終の東京ステージが行われた。

ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスとは、そのスケールや歴史など比べようもないが、日本の最近の自転車ブームの影響だろうか、人気度は上がっているようだ。

第1ステージの堺を皮切りに、奈良、美濃、信州、富士山、伊豆と転戦して、この日が最終第7ステージが東京のど真ん中、日比谷をスタートして、ロードバイクのメッカである大井埠頭の周回コースである。

国際レースを東京の真ん中で見れるとあって、ツールファンには願ってもないチャンスであり、スタート1時間前から、あの日比谷通りは、交通規制で異様な雰囲気が漂っていた。

この日は、丁度皇居での駅伝を走るためアップを兼ねて、日比谷公園へ出向いてみたが、テレビで見るフランスやイタリアの雰囲気と違い、厳しい規制がかかっていた。

残念ながら、スタート時間は、管理者が駅伝を走ってからでは、間に合わなかったが、内外の一流国際級のサイクリストが、日比谷通りを駆け抜けるとは、すばらしい。

春の東京マラソンのように、半日間、ランナーが駆け巡るとは異なるが、自転車のスピード感には、格別だったのではないだろうか?

総合優勝者に送られるグリーンジャージーは、バレデイーラ(スペイン)が獲得、日本選手は清水が6位入賞だったそうだ。

我が地元の自転車王子の超イケメン 別府匠(愛三)は、残念ながら20位だったようである。

こんな様子を我が友のバイクアドバイザーに話していたら、意外とツアーオブジャパン(TOJ)は、あまり関心がなく、やはり表のジロが面白いと。

確かに、ジロ・デ・イタリアは、いよいよ今日は、第17ステージに入り、「チマ・コッピ」(最高地点)を目指す山岳超級のコースで目が離せない展開になっているのだ。

ジロやツールでの日本選手の活躍を期待したい・・・

そう言えば、J-Sportsの解説の今中、栗村両氏も、ジロとTOJを掛け持ちで奮闘されているようだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009 サラリーマン川柳 BEST10

2009年05月26日 | アート・文化

毎年楽しみにしている『サラリーマン川柳2009』のランキングが発表された。

2月に入選作品100選が発表されて、管理者も投票していたのでその結果に関心をもっていた。

今年も投票数は10万票を超えたそうで、その人気の高さが伺える。

毎年の事であるが、『サラ川』には、サラリーマンの視点で、特有の悩みや世相、流行、生活事情が面白可笑しく17文字に表わされており、正に生活文化ではないだろうか?

入選作は秀作ばかりで、そのどれをみても納得の秀作ばかり、我が身の回りに照らしてみても、笑いと涙が見事に表現されていて、 「お見事」である。  

特に、「百年に一度」の流行語が生まれるほどの大不況の中で、リストラ・派遣切り・定額給付金、メタボなどの生活環境をどのように詠まれ、人気が集中するのか非常に興味深かった。

ベスト10では、どれにも大拍手であるが、管理者が選んだ「しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ」は、見事に第1位だった。

やはり、ダントツだったようで同じ共感を持つ方が多かったのだろう。

他にも管理者がベスト5に選んだのは、22位、26位、55位、69位であった。

今年は、100選以外にも特別審査員の山田五郎賞が発表されたが、ここでも笑える傑作が多い。

改めて管理者が選ぶ特別賞が許されるならば、次の3作を選びたい。

★円高を 実感したが 円が無い

☆夢をもて 夢をもったが 夢だった

★無神経 なのに姑 神経痛

この不況時に笑いとユーモアを呼ぶ「サラ川」であるが、一部、伝統?の川柳愛好者からは、不評を買っているようであるが、目くじら立てて騒ぐ話ではないのでは

今や「綾小路きみまろ」もブームを呼んでいるようで、暗い世相の時ほど原を抱えて笑いと涙が共感を呼んでいるのだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全国OB駅伝を走って

2009年05月25日 | マラソン

恒例の第38回『皇居周回 全国OB・OG駅伝大会』に参加して、久し振りにレースの楽しみを味わった。

OB駅伝には、これまでも何回も参加してきたが、この数年は他の大会と重複して参加を見合わせてきた。

今回は、欠員が出来てピンチランナーで走ることになったが、脹脛の肉離れで東京マラソンをパスしてからの久し振りのレースである。

このOB駅伝は、関東近県のチームが、男子122組、女子32組、オープン参加15組が参加し、皇居を周回するコースで、1区から5区まで年齢別に競うものである。

我が走友会では、男子7チーム、女子2チームが参加したが、過っては男子も女子も優勝や入賞の経験をもっており、関東では名の通っている走友会である。

001

昨年の大会も大雨であったが、今年もスタート前から小雨が降り続いての生憎の天候となった。

管理者は、今回初めて1区の最高齢区間(65歳以上)を走らせて貰った。

034

桜田門の時計台をスタートしたときは、いつもの事ながらスタートダッシュで飛び出していくグループがあったが、

久し振りのレース感覚を掴むまではと、自重しながら中段のグループで付いていった。

最高齢区間と言えども、今の高齢者は半端じゃないようだ。

5キロを20分をカットして走るランナーも沢山おられるのには驚きである。

彼らにペースを乱されないようにと、中間点の乾門まではマイペースを刻んで中段をキープ?し、

半蔵門を過ぎてからは、脹脛の爆発の心配も薄らいだので、ペースを上げていったが、

既に遅しで予定タイムを上回ることは出来ずに、後続ランナーに負担を残して襷を繋いだ。

035

2走、3走と繋ぎながら、 ○人抜いて△人抜かれてと、抜きつ抜かれてを繰り返して、駅伝の楽しみ、苦しみを味わっての「駅伝の日」を楽しんだ。

結果は、我が走友会では、1チームは上位に食い込んだが、後は中断以下の結果であった。

1区を走り終えたあとは、コースを逆走しながら、仲間の応援に奔走した。

仲間の姿を見つけては、伴走したり激を飛ばしていたが、これも駅伝の楽しみである。

そのランナーに混じって変なランナーか?ホームレスみたいな猛者が現れてビックリで、併走するランナーも思わず避けて走らざるを得なかった。

022

レースが終わってからは、有楽町へ場所を変えて恒例の打上会で気勢をあげて明日からのランニングへの弾みをつけていた。

今回は、残念ながら入賞は逸したが、最多チーム出場の表彰を受けて、我が走友会の面目躍如でした。

0292

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポイ捨て無くし隊活動に参加

2009年05月24日 | 地域活動

地域生活環境協議会の呼びかけで、今年度第1回の道路・公園美化活動が行われ、各小学校区単位に、多くのボランテイアや子ども会のメンバーが参加して行われた。

2年前から、始まったと記憶しているが、毎年参加者が増えているそうで、今年も子ども達のサークル・団体を始め ご近所隊も含めて約150名が参加されて、主催者側の準備したグッズも足りない状況であった。

準備されたゼッケンには、前後に「ポイ捨て無くし隊」、 「落書き消し隊」と書かれており、子供たちには、最初は照れ恥ずかしそうな顔も見られたが、スタート後は、堂々とした活き活きした顔になっていた。

016_2

市民、児童、生徒が参加して、わが街を美しく住みよい街にしようと、協力してコミュニテイー意識を高めることが何より意義あるものと思う。

班編成を行ったあと、班毎に夫々のコースへと、学校を出発したが、何と200Mも行かない内に、植込みの影には、タンス用の湿気取りなどが大量に捨てられており、ビックリ。

植込みや公園にも、空き缶やペットボトルが纏めて捨てられていたりで、ここまでモラルが落ちているのかと、情けない想いである。

日頃、見ている光景では、わが街にはゴミ捨ても少ないと感じていたが、見事に裏切られた。

017

先月、パリを訪れた時に余りの汚さに驚いたばかりであるが、日本も自慢できる程ではない実態があるようである。

人間誰しも、拾う立場と捨てる立場の二面性があると思うが、ゴミ捨てだけではなく、社会のモラル低下には、淋しい気持ちであった。

2年前にも、富士山の清掃活動にも参加したことがあるが、あの時にも想像を絶する不法投棄されたゴミの山に驚いたことがある。

ゴミの不法投棄は、各地で止まないが、路上喫煙防止条例などが、各自治体などで施行されており、 「ポイ捨て防止条例」等も必要となるのではないだろうか

終了後の子ども達のやり遂げたという顔が印象的であった。

今年度も5回にわたり実施される予定であるが、参加者が増えるとともに、コミュニテイの我が広がり、ゴミ捨てが恥ずかしいと思わせる街になって欲しいものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湘南海岸へポタリング

2009年05月23日 | サイクリング

江ノ島近くに所用があり、マイチャリ2号で湘南海岸へのポタリングに出かけてきた。

夏の陽気が続いていたが、強い風が吹き荒れてこの日の海岸は、砂嵐のように肌を叩いていた。

江ノ島の東浜海岸には、殆ど人影もなく強風による大波が押し寄せていた。

011

しかし、ウインドサーフにとっては、久し振りの絶好のコンデイションなのだろうか、約20隻近いサーファーがこの時ばかりと、技を競っているようであった。

その見事な腕前を見ていたが、風に乗れば凄いスピードが出ている。

010

中には風に煽られて倒れるのも多いが、物凄いスピードで走り クイックターンのあのテクニックには驚いた。かなりのベテランであろう。

012

七里ガ浜方面では、サーファー達が多勢集まっており、ここぞとばかりに波に向かって挑戦していたが、ここでは中々な見に乗れずに、海に沈むサーファーが多い。

懐かしいサザンオールスターズの曲が、流れてくるような錯覚を覚えながら、まもなく訪れる真夏の海の光景を思いつつ、マイチャリを走らせた。

辻堂海岸へと取って返したが、ここでも砂嵐のように砂塵が頬を打ち、サイクリングロードには、吹き寄せる砂山が出来ており、チャリで走るのも容易ではない。

015

名物のトンビもまともに飛べないような様子であった。

帰路は、境川沿いを走ったが、この日は出航を諦めた?船舶がビッシリと停泊しており、画になる光景になっていた。

005

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裁判員制度に思う

2009年05月22日 | 社会・経済

刑事裁判に国民が参加する『裁判員制度』がいよいよスタートした。

この裁判員法が成立したのが5年前で、これまで賛否両論がマスメデイアを通じて賑わしていたが、

特に、昨年裁判員候補者が選ばれてからは、制度の問題点や参加拒否など、多くの意見が飛び交っていたようである。

管理者も非常に関心をもって、メデイアのいろいろな意見を見てきたところである。

制度の良し悪しもあろうが、一番の問題は主役になるはずの一般市民の意識が低いことではないだろうか?

周辺でもこの話題が出ても、多くの人は自分は関心がない、関係ないと思っているようだ。

確かに候補者に選ばれる確立は、約350人に一人で、更に裁判員になる確率は、1/5,000だそうである。

しかし、これから続く制度では、いつか自分が選ばれるかも知れないと自覚が必要ではないだろうか?

この制度導入の目的には、『一般市民の感覚や経験を反映させる』ことだそうであるが、逆に考えると、

これまでの刑事裁判では、裁判官の感覚は、一般市民感覚とはずれて裁いていたということであろうか?

プロである裁判官は、あまりに多い件数を裁くために、市民感覚を考慮する余裕も持てない状況であるとも言えるようで、今回の『裁判員制度』採用への切っ掛けにもなっているようだ。

何れにせよ「百年に一度」の司法改革を行い、国民の信頼を得る制度として定着するまでには、参加意識を持って議論していかねばならないと思う。

制度の是非ではなく、新たな国民の義務として一人ひとりが理解し、協力していくことが肝要である。

ただ、素人の我々が市民感覚で正しい判断が出きるか否か、すべてプロの裁判官の説明や裁量に影響を受ける事は避けられないので、更に裁判官の責任は重くなるのではないだろうか?

公判の迅速化と真相の究明を第一に、禍根を残さない判決を導くには、まだまだ乗り越えなければならない峠は多いのではないだろうか?

制度改革とともに、犯罪の無い社会を作るための市民の努力も課せられていると思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西丹沢・大野山へスケッチハイキング

2009年05月21日 | 旅行記

知人に紹介されて、新ハイキング・クラブ主催の西丹沢大野山の『新緑の山々を描く・スケッチハイク』に参加した。

この日も、朝から夏を思わせる日差しがあり、絶好のハイキング日和に恵まれていた。

いつもの事ながら、ハイキングシーズンの休日には、小田急線はハイキング客が多勢乗り合わせている。

この日の平日は、空いているだろうとの期待は、見事に裏切られた。

集合場所の新松田駅に到着してみたら、駅前のバス乗り場には、長蛇の列が出来ており、係りの方に聞けば、参加者は40人だと聞いてビックリ。

001

他のグループも乗り合わせており、ほぼ満員の状態で発車し、途中の谷峨駅から更に約20人が乗り込み、無理やり詰め込んでいた。

この日は、湯本平で下車し約150Mほど戻り、大六天社の赤い鳥居前で身支度をして、9:20に大野山への登り口から取り付いた。

002

しばらく杉林の林道のジグザク道を進むこと30分で、大野山口の道標から杉林の山道への登り口へ到着。

そこから杉林を木漏れ日を受けながら進むこと約30分で、砂利道の車道へと出た。

しばらくすると丹沢湖方面の視界が広がり、休憩を兼ねて30分のスケッチにトライするが、遠望の山と新緑の樹木ばかりで、描きにくいところであった。

さらに桜並木の車道を進み約20分で、左手には牧歌的な雰囲気が漂う牧場の草原が広がり、まもなく山頂に11:40に到着した。

008

展望は素晴らしいが、頂上まで続く砂利や舗装道路には、がっかりであった。

山頂は360度に拡がる展望が素晴らしく、西に富士山が雄大な裾野が、北側には畦ケ丸、蛭ケ岳、丹沢山などの丹沢山系が連なり、眼下には丹沢湖と三保ダムがくっきりと見えていた。

006

さらに、南側には、足柄平や相模湾が望める、正に『関東の富士百景』の絶景が望められた。

山頂広場では、昼食を含み絶景ポイントを思い思いに、3枚ほど早描きで描きスケッチ談議をしていたが、グループの約三分の一の方は、まだ始めたばかりの方だそうで、係りの指導者に群がっていたようだ。

007

13:20に山頂を後にして、帰路は、谷峨駅に向かって牧場の中を進み、箱根連山を仰ぎながら眼下に谷峨駅が見え隠れする素晴らしい展望の道が続いていた。

015

しばらくして杉林のジグザク道に入り、下り道が続くが道の脇には、草イチゴが真っ赤な身を付けており、皆さんが代わる代わる摘み取って「甘い・美味しい」を連発していた。

女性人は、甘いのには弱いのか?しかし、この道では、花の乱舞の光景は見られなかった。

約30分で林道に出て、公衆トイレがあり、休憩を取った。ここには、山北町の天然記念物である都夫良野 頼朝桜あったが、開花時期には素晴らしい姿を見せるのだろう。

さらに山道を過ぎて谷峨駅が見えるところで河内川に懸かる青い吊り橋に、14:35に到着して、最後のスケッチに挑戦した。

017

ここでは、東名の高架橋や田植え中の田園風景、吊り橋と川の流れなど30分のスケッチを楽しみ谷峨駅へと脚を運んだ。

大野山には、これまでも何度かハイキングしたが、表丹沢とは趣きも異なり、家族連れ向きの草山の感じである。

谷峨駅周辺の桜が有名で、花見シーズンには、家族連れで賑わうようである。

今シーズン最高気温を記録した暑さを覚える快晴の中で、心ゆくまで新緑に体一杯浸った一日であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世田谷区レンタサイクル

2009年05月20日 | サイクリング

環境にやさしい「エコ・サイクル」とかメタボ対策の健康志向などで、自転車通勤・通学などの他に、スポーツイベントも多くなり、自転車ブームは止まらないようである。

先日、NHKで東京・世田谷区のレンタサイクル「コミュニテイサイクル」が紹介されていた。

サイクリストの一人として、非常に興味をもって、見ていてようやくここまで来たのかと喜んで見ていた。

最近の最寄の駅での放置自転車や無法駐輪の状況は、関東近県のどこも同様に、管理者と利用者のイタチゴッコで、一向に改善の状況が見られないようである。

先月も、パリ市内のヴェリブのレンタサイクルシステムの状況を実際に見てきたばかりであるが、似たようなシステムがこの東京にも出来ていたそうだ。

018

これまでも他地区では、類似システムがあるようであるが、利用状況や経営状況が芳しくなく頓挫している話は聞いていた。

世田谷区のシステム(がやレンタサイクル)は、非常に利用者が増えているそうで、今後も増車の予定だそうである。

世田谷区の交通網は、私鉄が山手線から放射状に走っており、東西方向には便利であるが、南北方向にはバスしかなく、非常に道路が渋滞しているのは、管理者も実感していた。

我が身内も世田谷住民であるが、かなり不便を強いられているようだ。

がやレンタサイクルは、もともと放置自転車をメンテナンスして活用したもので、現在1,500台近く利用されているそうである。

003

また、京王線・小田急線・東急田園都市線の駅間を繋いで、各ポート間は自由にどこでも借りられて、どこでも返却できるシステムとなっている。

利用するには、年間登録していれば、誰でも 2000円/月、200円/日でいつでも利用できるそうだ。

この辺は、パリのシステムに非常によく似ているが、問題は利用自転車が元は放置自転車のママチャリであるので、サイズや型がまちまちであり、メンテナンスも充分とはいえないようである。

しかし、入口で登録カードを差し込めば、自転車が収納場所から出てくるシステムそのものは、よく出来ており、システム構築には、管理者も縁が無いわけではない。

経営的には、全くペイしていないそうで、必然的にメンテナンスにも手が回らないのではないだろうか?

放置自転車の減少やマイカーの現象傾向が見られるそうであるから、行政側の支援を受けて、利用者にとってさらに利用しやすい改善が望まれる。

Img_madone_t081125

最近の観光地におけるレンタサイクル利用も増えており、サイクルロードの改善とともに更なる改善を期待したい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新緑のスケッチハイク

2009年05月19日 | 水彩画

五月晴れのこの日は、富士山がこの季節とは思えない勇姿を見せていた。

夏を思わせる陽気となり、絶好の新緑シーズンで予てからチェックしていた相模川上流の小倉橋や津久井湖周辺へスケッチ仲間と出かけてきた。

先日の芝桜や大凧まつりでも、マイチャリで来ていたが、新緑シーズンの相模川河畔ロードは、サイクリングコースとしては最高である。

今日は、ドライブを兼ねてのスケッチハイク&ドライブで相模川から津久井湖城山へのコースである。

最初に、最大のビューポイントの『三段の滝』で、しばし休憩をとり八景(ハケ)の棚の散歩道や緑が無限に広がる河岸段丘のすばらしい展望に、見とれていた。

010

遠くには、大山や塔ノ岳などの丹沢連峰や昭和橋などが望めて、水辺の風景と共に、この季節特有の眺めを堪能した。

相模川に沿って上流の今日の目的地『城山・小倉橋』に到着。

津久井湖から流れる相模川の最初の橋で、川の蛇行するところに架かる二重橋の調和は実に美しい。

小倉橋は、「かながわの景勝50選」にも選ばれており、昨年は『土木遺産』にも推奨されている絶景ポイントである。

この4連アーチ構造の旧小倉橋と上流の1連アーチの新小倉橋が、この日快晴の水面に写り込む光景は、これ以上ないスケッチのモチーフとなっていた。

014

また、水辺には、川魚漁の船だろうか寄せており、両岸に広がる新緑とともに素晴らしい景観をつくり上げていた。

河畔に広がる目映い新緑からは、ウグイスや野鳥のさえずりが絶えずこだましており、時間が止まっているようであった。

お昼を忘れるほど、紙面に筆を走らせることに専念して、2枚3枚と描きあげる仲間も居られた。

空腹を感じて、城山ダムを経て津久井湖畔でお昼を取り、城山公園「水の苑地」に移動すると、初夏のルピナスが咲き誇っており、心地よい時を感じる事ができた。

017

また、城山ダムを望む芝生エリアには、相模川の流れをイメージした「カスケード」の造形があり、丁度ラッキーにも、勢いよく水の流れが織り成す波形が造られ、水のトンネルを実感した。

019

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本舞踊の世界を垣間見て

2009年05月18日 | アート・文化

先日、ふるさとの知人のお嬢さんが日本舞踊フェステイバルに出演されてその時の活躍ぶりの話を聞いた。

『日本舞踊のフェステイバル』が開催され、各流派を越えて名取クラスの愛好者が舞を披露されたそうだ。

日本舞踊というのは、管理者にとっては最も縁の薄い存在であり、テレビの歌謡ショーで時折見かける、美少年『早乙女太一』の艶やかな舞いを見た程度である。

今回のフェステイバルでの発表会では、十六社の中堅以上の代表が、演じられたそうであるが、その舞の演技はビデオで見ても素晴らしいものであった。

0103

演目も古典から選ばれたそうで、しっとりと、また激しく舞い上げて大変好評を得たようである。

また、その艶やかな姿と衣装は、何回見ても惚れ惚れするような素晴らしいものであった。

やはり、日本舞踊と言えば、艶やかな舞いは勿論であるが、その豪華な衣装に醍醐味があると言っても過言ではないであろう。

その手に持つ小道具の数々も、本当にすばらしい。

Photo

日本舞踊は、日本の伝統的な芸術であり、その奥深さは、よく判らないが歌舞伎舞踊を原点とする流れなのだろうか?

日本舞踊の伝統の美しさを感じ、また機会があれば ぜひ見せて欲しいとお願いした。

下衆な勘繰りであるが、名取をとるまでには、かなりの費用がかかるようであり、そのレッスンにも、我々水彩画教室の謝礼とは何倍もの差異があるようである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久し振りのスロージョギング(LSD)

2009年05月17日 | ジョギング

2月からの肉離れや旅行などで大きなブランクが出来ていたが、ようやくリハビリの効果も出てきたようで、3ヶ月ぶりに先月末からスロージョグが出来るまで回復した。

まだまだ、これまでの経緯からは油断できないが、このブランクを埋めるべくゆるり・そろりと立ち上がってみた。

ふくらはぎやハムストリングくんに、相談した結果の助走である。

先週からのジョギングから昨日は、湘南海岸まで往復の2時間半のLSDに挑戦してみた。

この日は、曇天・強風ながら気温も低く、走るには好条件となり、久し振りのホームコースである湘南海岸をスロージョグである。

やはり、海岸コースには、多くのジョガーが走っており、見慣れたジョガーとも言葉を交わしながらの爽やかな汗を流す事ができた。

Caga3kt7

この日の海は、低気圧が接近している性か、風強く波はかなり高く多くのサーファー姿が見られた。

いつものように波打ち際に出て砂浜を走ると、地引網を楽しんでいるグループが居られたが、この日の気温と風では、ビールを飲んでる状況ではないようだった。

子ども達は、砂浜で磯貝を拾い集めていて、自慢そうに集めた貝を見せてくれた。

Ca30x0p1

約30分ほど裸足で砂浜を走りながら、脚の砂を掴む感触を楽しでいたが、程よい負担がいい感じである。

帰路では、子どもサイクリングの一団とすれ違い、ヘルメットやゼッケンをつけて本格的なものである。

参加者もゼッケンNo.から50名近いと思うが、保護者も含めて長い列が走り、子ども達の顔が生き生きしていたのが印象的であった。

Photo 

どこの主催だろうか、気になったが川沿いのサイクリングコースを強い春風にものともせずに走り去っていった。

子供たちにも確実にサイクリングブームが来ているのを実感して、バイクファンとしては大変喜びたい心境である。

最近の児童用の自転車やメット・ウエアなどのグッズも、その気にさせる大人顔負けの素晴らしいものが出ているのだ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする