2010年度も最後の日を迎えて、政財界や地域の諸団体など恒例の事業の総決算を行っているが、まさかまさかの巨大地震・津波災害発生により、最後の事業の中止になったり、事業のまとめも出来なかったりで、思わぬ混乱が続いているようだ。
報道によると、今日の日経平均株価は小幅の上げがあったが、9755円で取引を終えたそうで、前年度末に比べ、12%の下落となったようで、年度末株価が下落するのは2年ぶりだそうだ。
昨年12月以降、日経平均で1万円台を保っていたが、東日本大震災や東京電力の福島原子力発電の放射能漏れ事故の影響で、見放されたのだろう・・・
一方、円相場も82円後半で推移しているようであるが、企業の決算への影響は計り知れないものがありそうだ。過って現役時代には、決算期には一喜一憂していたが、期末になっての大幅な変動では手の打ちようがなく、財務担当者の悲痛な声が聞こえてくるようだ。
地域の関連する協議会の事業報告や決算報告でのまとめや監査のため連日作業が続いているが、我が社会体育振興協議会の活動を見ると、まだまだ目指すレベルまでには到達していないと考えている。
我が地域も少子高齢化が進んでおり、「スポーツを通じて、運動不足を解消し、コミュニテイーに参加することにより、明るく健康な生活を送ろう・・」と呼びかけているが、残念ながら参加率は決して高くはないのが現状である。
我が市では、「いつでも、どこでも、だれでも、いつまでも」運動やスポーツに親しめるように、生涯スポーツの実現に力を入れているが、理想とは程遠いと実感している。
地域には、他にもいろいろな協議会があり、今こそ住民参加による地域コミュニテイーの交流が求められている時はないと考えている。
来年度の事業計画に知恵を絞っているが、なかなか妙案はなく住民の意識の高まりに期待して、明日からの新年度は待ったなしである。