昨夜から低気圧と寒気の影響により関東地方に大雪情報が知らされていたが、今朝起きてみると予想以上に積雪しており、通学・通勤時には混乱が予想される状況となり、重装備の防寒対策をして近くの小学校の通学時見守り「おはよう・ボランテア」へと駆けつけました。
学校前の交差点に立つと、湿ったボタ雪が北風に舞いながら容赦なく吹き付けており、何年振りかの厳しい寒さでしたが、子供たちは開門前から元気よく登校してきて、「おはようございま~す・・・寒くないよ~」 と掛け声が飛んできて、足元に気を付けて転倒しないかとハラハラしながら見送っていた。
校門前には、SNOW ARTが子供たちを迎えており、それを見つけて飛び上がって喜ぶ子どたちの寒さを忘れる笑顔が実に楽しげである。
中には、校内に入る前に校庭に飛び出して、駆け廻る子もいるほどで、 「雪やこんこん・・庭駆けまわり・・・」を描いて見せていた。
雪が舞う中 雪道を この日も自転車通勤(ジテツウ)する強者もいて、タイヤがよれているようで事故が起きないかと心配しながら見送っていた。
通学時間を過ぎてからは、子供たちから元気をもらいマイコースの大庭城址公園から親水公園へと、登山靴でのウオーク&スロージョグへと向かった。
城址公園に入ると、さすがに人影もなく桜の木も枝を重く垂れて白銀の世界が拡がっていました。
梅園では、先週ようやく咲き始めた紅梅も新雪をかぶり、何とも美しい限りでめったに見られない光景でした。
また、母子像のモニュメントも、新雪吹き付ける中で抱き合って寒さを凌いでいるようで見ていても切ない思いにかられる程でした。
新雪積もる芝生広場などにシュプールを付けながら一回りして、さらに引地川親水公園へと歩を進めると、こちらでも雪は降り続いており、引地川にはいつも出会うカモたちの姿は見えず視界も遮るほどの吹雪となっていた。
天神橋の蛙くん達も雪を被って抱き合って寒さを凌いでいたようだ。
その中をワンちゃんだけは、元気に散歩中でしたが、オーナーからは「堪りませんよ~」と悲鳴を上げて引かれていたが、ワンちょん散歩も楽じゃないようだ。
早々に親水公園を引き上げて引き返したが、途中の梅園でも開花待ち遠しい梅の木が樹氷のように白化粧して白銀の世界を演出していました。
帰宅してみると我が家の越前水仙も首を垂れていたが、ふるさと越前の豪雪と比べるとこれで大雪?だろうかと思うが、湘南地方では11年ぶりの大雪だそうで、交通機関も混乱しており記憶に残る冬となり、春遠からじを実感していた。