今年も、真夏のビック番組『24時間テレビ~愛は地球を救う~』のチャリテイーマラソンに大変興味を持って観ていたが、多くの感動をもらった。
今年のランナーには、ニューハーフ世界一の「はるな愛」さんが選ばれていたが、発表されてからトレーニング光景などに注目していたが、本当にウルトラマラソン(100KM)を走れるのだろうかと心配していた。
昨年の「イモトアヤコ」さんは、女性ランナーとして最長距離(126Km)を完走していたが、深夜に我が家の前の県道を走っていたのだそうである。
今年も、「はるな愛」の走るコースが話題になっていたが、やはり近くの県道を経由して246号線へと通過していたそうだ。
父親やイモトに見送られてスタートしたときには、明るく元気そうであったが、30Kmを走った頃には早くも膝に痛みが出ていたようで、ウオーキング状態であった。
しかし、明るいキャラクターと、ランスカにリボンを付けて見事に「美ジョガー」に変身して、熱中症が心配される炎天下を、苦痛に顔をゆがめながら歩を進め、沿道の拍手に応えていた。
今年は、短期間のトレーニングで 未経験のタレントを完走させてしまう、あの名トレーナーの坂本氏の姿が伴走していないので、どうしたんだろうと?思って見ていたら、何と2か月前に股関節に人工骨を導入する手術を受けられていたそうです。
しかし、休憩所などでは、しっかりアドバイスを与えられる姿を見て安心したが、武道館へ近づくと、いつの間にか伴走されて時間内に見事にゴールテープへ誘導されていた。
武道館に近づいてカウントダウンに入ると、愛は泣きながらスピードを上げてゴールへ向かい、武道館に入ると、想定外だったのだろうか?出迎えた母親と抱き合って号泣する姿を見て、思わずもらい泣きしていた。
満身創痍の中でのラストスパートの姿は、男の意地+女の意地だったのだろうか
ゴールして涙が止まらない光景は、まさに「~涙の数だけ 強くなりたい~」を視聴者に強くアピールしていたようだ。
一方、昨年も津軽海峡を縦断リレーで完泳された盲目の少女「立木早絵」さんが、小名浜港でトライアスロンのオリンピックデイスタンスに挑戦し、見事完走されたのにも、本当に驚いた。
何とこのために高校3年間トレーニングに励んだそうで、ハンデイを抱えて想像を絶する挑戦である。
あのトライアスリートでもある歌手「錦野 旦」のアドバイスを受けて泳ぐ光景にも、固唾をのんで見ていたが、お見事の一言である。視界がない中でバイクを走るなんてどんなに恐怖感があることだろう・・・
完走後の清々しい顔からは、「苦労の先に 感動がある・・・」という自信に満ちたメッセージを発していたようだ。
番組を見ながら、ジョガーの目から見て、「はるな 『愛は地球を救う~』・・・」と、実感していた。
チャリテイーマラソンランナーとして別格のアスリートである間寛平さんは、先日、中国に入ったばかりで、番組中でも紹介されていたが、ガンに打ち克ってアースマラソンに挑戦を続けておられ、元気な姿に拍手を送りたい。
ロートルランナーも勇気をもらい、挑戦の歩みは止められない・・・
[写真は、NTV画面から引用]