地区社会体育振興協議会の秋の事業として、歴史と文化の街である大庭地区の引地川親水公園周辺を巡る健康ウオーキング大会を行いました。
今回も地域の中高年の方々が集い、安全に楽しく健康づくりウオーキングしましょうと確認して、ストレッチ体操を行い、地域の自然豊かな街中をウオークしていました。
市民の家を出発し、近くの舟地蔵公園では、多くのケヤキやメタセコイアなどの木々の紅葉が始まり、秋の彩り豊かな光景が見られました。
小糸川沿いの散策路の道端に横縞のヘビが見られ驚きでしたが、既に亡くなっていて、多くの虫が群がっていました。
引地川の城下橋付近では、鯉の群れが泳ぎ、市の鳥カワセミも飛び回っていましたが、撮れませんでした。
川沿いのプロムナードでは、皇帝ダリアが美しい姿で咲き誇っていました。
稲荷山の自然の道を経て「ふるさとの森」の最高地点の富士見ポイントでは、快晴の秋空に冠雪した富士山や大山が見られ、参加者から感動しながら撮り合っていました。
富士見台からふるさとの森に入り、大庭の鎮守の大庭神社へ向かいました。
大庭神社は、大庭御厨を治めた大庭景親を祀る古刹で、大庭大明神とも言われ昔の大庭村の鎮守様となっていて、この日のウオークの安全や健康寿命の延伸を祈願して参拝し、境内の梵鐘を鳴らして、森中に音が響きわたっていました
大庭神社から枯葉の急坂を下り、裏山の成就院へ向かいました。
「成就院」では、鎌倉市の裏山で発見された樹齢500年ともいわれた椿の古木の根が移設されて、根の形が鶴・亀の姿の縁起彫刻と大日如来が彫刻されており、寺の名物ともなっています。
境内の池には、不動明王像も見られます。
山門近くの桜の老木の幹には、多くのサルノコシカケのようなきのこが多く生えて歴史感ある姿がみられました。
引地川親水公園の天神橋付近の桜並木では、もみじの木が赤や黄色に染まった姿が見られ、秋の彩り豊かな光景や戻ってきたユリカモメの姿が見られ、一休みしていました。
一休みの後、天神橋から引地川の左岸の桜並木道を経て鷹匠橋へ向かいました。
桜並木道沿いのひまわり畑では、秋のひまわり花が咲いていました。
親水公園から大庭城址公園近くの長い坂道を経て二番構公園に向かいました。
二番構公園は、大庭城に由来する緑豊かな自然公園で、噴水池の中央には三体の女人像が立ち、大庭地区のオアシスとなっていて一休みでした。
一休みの後、裏門公園横の散策路を進み、ケヤキ通り沿いの道端のカエデの木が、真っ赤に色づき、紅葉スポットとなっていました。
ゴール地点近くの小糸坂でもモミジバフウの並木道となっていて、赤・オレンジ・緑の鮮やかな秋本番の紅葉通りとなっていました。
道下に舞い散っていたカエデの葉
約7キロのウオーキングでしたが、参加者同士で地域の秋の光景を楽しみしながら交流の機会となっていました。