神奈川県でも、「3033運動(1日30分・週3回・3ヶ月間継続)」で運動やスポーツを暮らしの一部として習慣化して「健康長寿日本一」を目指す運動が続けられています。
今回は、指導講師としてNHKの体操指導者の岡本美佳氏を招き、ラジオ体操第一・第二の運動についての正しい呼吸や動きのポイントの説明を受けていました。
ラジオ体操は、老若男女を問わず誰でもいつでも出来る体操ですが、多くは何となく動かしている感じが拭えないのですが、講師から一つ一つの運動のやり方やその意義を事細かく説明を受けて体全体の筋肉や関節をバランスよく動かすことの効果を聴き納得でした。
参加者の多くは高齢者が多かったのですが、ラジオ体操といえば腕を回したり体を反らしたり捩じり伸ばす運動を何回も繰り返す毎に、ポイントを掴んでいました。
一つ一つのポイントを学んでから軽快なリズムに合わせて第一と第二をリズムよくメリハリのある体操を行い汗をかきながらの充実感を味わい笑顔があふれていました。
ラジオ体操は、我々シニア世代では ”新しい朝が来た 希望の朝 喜びに胸を開け 大空仰げ”を口ずさみ学校や職場では欠かせない生活の一部になっていましたが、最近では学校でも余り活用されていないようで寂しさを覚えています。
ラジオ体操の意義を再認識し、「誰でも・どこでも・いつでも」出来る体操を習慣化し、参加者同士の交流を進め更なる多様なスポーツ習慣を広めて健康で明るい社会の形成に不可欠であることを参加者同士で再確認しあっていました。
この機会を通じて地域の社会体育振興協議会の一員としてスポーツ習慣の拡大に努めていきたいと考えています。