地元藤沢出身のプロテニス・プレーヤーである添田豪選手が今年のシーズンが終了し、遠征していた欧州から帰国しふるさとに戻られた機会に、母校の小学校・中学校で報告会が行われ、お招きをいただき出席してきました。
今年は、オリンピック・イヤーとなり地元では「添田選手を応援しよう」と、多くの皆さんがメッセージを送り盛り上がっていたので、オリンピック後初の帰国となり小学校には、多くの住民が集まっていた。
添田選手は、世界ランキング47位となり初のオリンピック出場権を獲得し、念願が叶っての活躍となっていたが、小学校3年生からテニスを始め中学では全日本選手権でシングル優勝、高校でもインターハイで単・複優勝して、地元からはあこがれのプレーヤーとなっていた。
添田選手が会場へ入場すると、満場の拍手で迎えられ子ども達から憧れの眼差しで眺められていました。
冒頭では、子供たちにテニスのプレーに付いて説明しながらラケットを振って見せていたが、「バックハンドの添田」と言われるほどのフォアやバックハンドを紹介し、その速さに子供たちは声を挙げて驚いていたようだ。
小学校卒業時には、将来プロ・テニスプレーヤーになりたいと述べていたそうで、子供たちからその過程における努力に称賛が集まっていた。
また、ロンドン五輪の経験を語る場面には興味が集まっており、開会式ではあの入場行進の中で大観衆の興奮やジャマイカの世界一速いボルト選手を目の前に行進した状況などを語り関心が高まっていた。
競技では、ウインブルドンのコートで、強豪を相手に惜敗した悔しさを述べていたのが印象的でした。
オリンピックや世界の大会で愛用したユニフォームも紹介されて、添田選手にとって宝物になっているそうで、そのユニフォームへの思い出が語られていた。
子ども達からの質問コーナーでは、次から次へと質問が飛び楽しかったこと・苦しいこと・得意学科など答えに困る場面もあって、添田選手と子ども達との交流が時間を超えて続いていた。
最後に、添田選手からは子供たちに向けて、 「誰にもチャンスがあり 失敗を畏れずに 希望と夢を持って頑張って欲しい」 と「夢を叶える」 ための努力の大切さを訴えていたが、子供たちが首を振りながら共感していたようだ。