MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

江戸博物館~ザ・タワー&芝増上寺展

2012年03月31日 | まち歩き

東京スカイツリーの完成記念の特別展『ザ・タワー~都市と塔のものがたり~』が江戸東京博物館で開催されており、出かけてきました。

博物館に着くと入口で、PRキャラバン隊の「えどはくタワーズ」(バベルくん、東京タワーくん、凌雲閣さん、エッフェル塔さん、通天閣くん)の出迎えを受けますが、この日は残念ながらパフォーマンスの披露はお休みでした。

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会場に入ると、19世紀からパリや大阪、東京での歴史的な都市と塔の変遷を約300点を超える貴重な資料で紹介されていますが、古今東西昔から人は『塔・タワー』に特別の想いを寄せていたようです。

残念ながら、会場内は撮影禁止でしたので、その情景を紹介できませんが、特に、エッフェル塔や通天閣、東京タワーの設計図面の青図が展示されていたので設計段階の過程を知ることが出来て興味が倍加しました。

パリのシンボルであるエッフェル塔もパリ万博の目玉として建てられたが、当時はその姿が醜いと悪評を買い、パリの恥と酷評されていたそうです。

日本では、高いところに憧れて、富士山などに人気殺到し、文明開化後に、高楼の建築が盛んになったようで、浅草に出来た展望台「凌雲閣」(52M)は、浅草のエッフェル塔として人気を集めたそうです。

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一方、大阪では、「通天閣」(75M→103M)が大阪新世界のシンボルとして、当時の東洋一の高さを誇っていたそうで、現代のタワーブームへの火付け役になったのだろうか?

エッフェル塔の312Mを抜いて世界一の高さになった東京タワー333Mは、竣工して50年余になるが、スカイツリー完成後も東京のシンボルとして 東京都心の夜空を彩る光景は、これからも東京人の心から離れることはないであろう・・・・

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特別企画展会場から出て、常設展会場に移るとあの大阪万博のシンボルタワーだった「太陽の塔・黄金の顔」の実物が展示されており、直系11Mの黄金の顔を眺めながら当時の様子を思い出していた。

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この後、併設されていた企画展「芝 増上寺~秀忠とお江の寺」を観て歩いたが、お江ゆかりの寺であり徳川家の菩提寺として親しみを持って回っていたが、将軍家の霊廟など隆盛の一端を見る思いでした。

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ぶらり散歩~丸の内・大恐竜展

2012年03月30日 | まち歩き

辰年に因んで東京丸の内に恐竜がやってくると聞き、 「大恐竜展 IN 丸の内」 に出かけてきました。

我がふるさと福井県恐竜博物館から大空を飛んできたようで、東京では初公開となるプロジェクトだそうで楽しみしていた。

銀座で所用を済ませて銀ブラ・楽ブラして丸の内へと向かったが、先日までの寒さはどこへ?と思うほど、ぽかぽか陽気で行き交うビジネスマンには、ワイシャツ姿だけの姿も見られていた。

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丸の内の三菱一号館やブリックスクエアなどをぶらりと歩いてみたが、春一杯のビジネス街となっていました。

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丸ビルのマルキューブ会場では、全長約12Mの「アクロカントサウルス」の巨大な全身骨格が空中を飛ぶように展示されており、多くのビジネスマンがその迫力に驚いていた。

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また、「アロサウルス・フラギリスの頭骨」なども模型とは思えない精密なものや恐竜博士のベンチアートなど、恐竜の世界が拡がっており、記念写真を撮りあって賑わっていました。

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第2会場の丸の内オアゾの〇〇広場(おおひろば)へ移動すると、福井県で発掘された肉食恐竜の「フクイサウルス・フクイラプトル」が展示されていましたが、体や首を振ったり、口を開けるなどの動作も行い、近くの子供たちが飛び上がって「怖いよ~」  とびっくり・・・

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また、「恐竜の糞」の化石などの貴重な標本もあり、臭いがするほどの実物感がありました。

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ふるさとの匂いを感じた憩のひと時を過ごして外へ出ると、長く復原改装工事中だった東京駅がベールを脱ぎ始めており、あの寄棟形の主塔の屋根も創建時のドーム型に復元されて素晴らしい姿が披露されていた。

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ベールが取れ次第、スケッチしたいと考えているが、その時期ももう少しだろうか?と期待しながら、次の目的地の両国へと向かった。

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ぶらりジョグ~里山風景

2012年03月29日 | ジョギング

藤沢と茅ヶ崎に跨っての一帯には多くの谷戸が拡がり、自然豊かな里山風景が見られ、湘南海岸とともに もっとも大好きなジョギングコースです。

この日も快晴の絶好のジョギング日和となり、茅ヶ崎里山公園から御所見方面へと向かっていると道中には、ハクモクレンや河津桜が青い空に映えて美しく 春本番を感じながら思わずペースが上がっていた。

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里山公園では、静かな公園には人影もなく 広い園内の朝陽を受けて美しい自然を独り占めして、平成の森から風の広場へと走るが、実に空気が美味しく感じていた・・・ 

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芹沢の池では、カモの姿もすっかり減っており、この日は僅かに6羽のみで、湿地帯や雑木林にはウグイスやメジロ、ひばり、コジュケイなどのさえずりの合唱が聞こえるが、その姿を探せど見えず、すっかり春の風景となっています。

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畑道では、麦の芽が顔を出し始めており、菜も花畑も彩りを添えて春のムードが一杯漂っています。

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谷戸の先にある日本武尊が東征の途中に腰掛けて休んだと伝えられている「腰掛神社」に立ち寄り参拝するが、こちらも神が宿るパワースポットとして、静寂の樹叢にパワーが漲っていました。

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小出川を経て宇都母知(うつもち)神社に参拝していたが、天照大神を祀る神社は延喜式社でもあり、平素は参拝客は見えないが、古い風格を感じる神明造の神社だそうです。

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この後、藤沢景観ベストテンに選ばれている遠藤地区のビオトープエリアに入ると、せせらぎ流れる小路を抜けて、竹林へ・・・

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この辺は、昔の厚木へ通じる古道だったようで道祖神(猿田彦大神)がポツリと残されています。

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竹林に一歩入ってみると、昨秋の強風で大木が倒れたままになっていましたが、人手が足りずに竹の手入れもままならないそうである。

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しばし、竹藪の中の小路を行くと、これから筍狩りや竹炭まつりのシーズンを迎える「竹炭の釜」があり、多くの客で賑わうスポットでもある。

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ビオトープエリアをしばし走り、慶応大学キャンパスへと続く沿道には、花椿や菜の花が咲き誇っており、里山風景を楽しみながら四季の移ろいを感じての春ランを楽しんだ一日でした。

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猫ひろし~カンボジアの五輪代表

2012年03月28日 | うんちく・小ネタ

お笑い芸人の猫ひろしが、ロンドン五輪のカンボジア代表に選ばれたと、テレビや新聞のマスコミが連日の異常な報道が繰り返されており、呆れるばかり  

今回の国籍を変更しての五輪出場については、賛否両論があると本人も口にしていたが、市民ランナーの一人として敢えて反対というより、その内容をみて憤りさえ覚えている。

カンボジアの国籍取得にどんな条件があるのかは知らないが、五輪出場することが目的で国籍変更したとすれば、カンボジア国民の心情や五輪憲章はいかがなものだろうか?

問題にしたいのは、参加標準記録に遠く及ばない記録で、ルールで許されるとはいえ、特例枠を使ってまで参加することに、どれほどの意義があるのだろうか?

「オリンピックは参加することに意義がある・・」というクーベルタンの言葉が引用されているが、これは弱くても参加できるということでは無い筈で、五輪の精神とは、メダル争いでなく正々堂々と戦うことであると考えられている。

また、マスコミ報道の一部に、カンボジア国から猫に国籍変更してオリンピックへ参加しないかと誘いがあったと言うが、真偽はともかく単にマラソン代表に最適というより、何か付帯的なプラスを期待していると思うのが自然であろう。

カンボジアが猫がどんな選択しようと、自由ではあるが、日本の民間テレビや新聞が異常な報道するのは、納得することはできない。

先の別府大分毎日マラソンでも実況放送を見ていたが、トップ争いの報道以上に、下位で走る猫をカメラが張り付いての追っかけは、何とも理解できない。

結果は、2時間30分も切れない50位だったが、この記録は日本女子選手のタイムより悪いのである。

仮に、ロンドン五輪で日本女子選手以下のタイムだったら、マスコミはいかに扱うのだろうか?

この選択が、もし立場が逆であったなら、日本国民は受け入れるだろうか?単にお笑いタレントで有名人だからとの扱いであれば、いい加減にしてほしいところである。

カンボジアとの国際交流に貢献する元五輪メダリストも、「心情的には、これでいいのか?」と疑問を投げかけているそうで、もっともである。

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ぶらり散策~芝公園・愛宕山

2012年03月27日 | インポート

芝のザ・プリンスパークタワーホテルに所用があり、そのあと芝公園から愛宕山界隈を散策してみました。

大門から三解脱問(山門)を経て、黒門(方丈門)から境内に入ってみたが、漆塗りの痕跡が残った風格が滲みでており、あの鎌倉建長寺に移設されて昨年再現された唐門に非常に似ており、当時の豪華さを偲ぶことが出来ました。

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パークタワー東京の南口では、紅梅白梅が満開となって迎えてくれました。

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所用を済ませて、裏山に通じる散歩道を登ると、都内最大の「芝丸山古墳」に着き、昇り降りして歩いてみましたが、前方後円墳と言われる原型の面影は感じることが出来ません。

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案内板の説明によると誰の墓なのか?も不明で、5世紀代の築造とみられるそうです。

また、頂部広場には、伊能忠敬の測量遺功碑や虎の石碑などが見られるが、何故ここに立つのか由緒は不明で、静かに春の陽を受けて読書を楽しむ若者の姿のみで静かな雰囲気が漂っていた。

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この後、芝公園をぶらぶらしながら東京タワー下に着くと、見上げるその姿は、話題の東京スカイツリーとは異なるが、トラス構造の形態や紅白の色彩の美しさは、スカイツリーに劣らぬ魅力を感じるものがあります。

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電波塔としての世界一の高さはスカイツリーに譲ったが、都心で望むあの大パノラマの魅力はいつまでも人気は絶えないことだろう・・・

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この後、愛宕神社へとジョグして大鳥居に着き、「出世の階段」と呼ばれる階段を見上げると急階段ですが、曲垣平九郎の故事に因んで登りきると出世するそうで、挑戦者も多いと聞く・・・・

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早速挑戦してみたが、約40度ほどの傾斜で数えながら駆け上がると86段で、息切れはありましたが46秒で登りきることが出来ました 

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境内は、それほど広くなかったが、家康ゆかりの神社らしく朱色の門や将軍梅が輝いており、都心とは思えない程静寂で、パワーがみなぎっています。

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本殿や弁財天、稲荷社に参拝して境内を回ると、名水が湧き出たという児盤水(小判水)の滝跡や古船が浮かぶ池などあり、桜咲く時期には、桜が舞い落ちる中で鯉が泳ぐ光景が見られるそうです。

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後ろ髪を引かれる思いだttが、再訪問に期待して女坂から下山して虎の門へと向かい、帰路についた。

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ぶらりジョグ~引地川親水公園

2012年03月26日 | ジョギング

朝から春の陽を感じて近くの引地川親水公園へとジョギングに出かけてみると、若い河津桜もようやく開花しており見ごろとなっていたが、先日の松田町より温暖である筈であるが、松田より1週間ほど遅れての開花となっていた。

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約50本の若い木であるが何年か先には、見事に咲き誇ってくれるだろうと楽しみです。

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この日は、高台の「ふるさとの森」へと登り、久しぶりのクロカンで森の中を走っていたが、丁度学校も春休みに入ったので、森の散歩を楽しむ家族連れの姿も多く見られて子供たちの元気ぶりにお母さんが悲鳴を上げていたようだ。

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頂部の広場では、いつの間にかボランテイアの手作りのシーソー遊具が出来ていましたが、自然の森の中で楽しめるスポットとして、春にはふれあいの森として賑わいがありそうだ。

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アップダウンを繰り返して鎮守の神の大庭神社に着くと、境内の白梅が見頃となっている中で、家族連れの突く鐘の音が森に響き渡っていました。

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親水公園にもどると、芝生広場では春休みに入って子ども達が大勢集まって賑わいを見せていました。

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親水公園の桜道のソメイヨシノは、まだ固い蕾だったが、来週初めには満開となり大変な賑わいとなるだろうと思いつつ、川面の風景を楽しみ走っていると、こちらでは月初めまで沢山見られていたコサギやカモメの姿はなく、どこへ渡って行ったのだろうかと寂しさを感じていた。

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また、周辺の里山の梅園も見頃となっており、水仙との調和した彩も美しい梅の里の光景でした。

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遊歩道を周回していると、雲行きが怪しくなり、にわか雨に見舞われて急ぎ引き返していたが、園内のあづまやには、逃げ込んだ家族連れで満員盛況でした( 

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ホームコースの大庭城址公園へと移動して、名物のソメイヨシノを確認してみると、こちらでは蕾も膨らみ始めて色づいていましたが、あと10日もすればピンクの山のような見事な開花が見られそうだ。

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園内では、紅梅が満開となっている横では、白モクレンが咲き始めて春の花の共演・競演が始まっており春本番も間近に迫っているのを実感していた。

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園内を周回して出てくると、参道にはボケの花が見ごろとなっていて、その情熱の赤は、吸い寄せられるように魅力的でした。

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自宅近くでも、しだれ梅が私も魅力的でしょう・・・と訴えかけているように妖艶な姿を見せてくれていた。

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ふるさと特急便

2012年03月25日 | うんちく・小ネタ

お彼岸を過ぎても寒い日が続いているが、梅や桜の花散歩を繰り返していると、何となく微かに春の足音を感じられるようになってきた。

今年は、国内すべての地区で異常に寒い冬となっていたようで、我がふるさと福井も何回も大雪に見舞われており、ふるさとの実家の雪降ろしに出かけなければならないと覚悟して、ご近所や知人に情報を得ていたが、幸か不幸か?結局この冬のふるさとを訪れることは無かった。

この季節には、冬の味覚の王様である越前ガニや甘えび、越前ハタハタなどが味わえる絶好のシーズンで、1月にも越前漁港の浜のおばさんから、紅ズバイガニや越前ハタハタをお取り寄せしていた。

冬のふるさとを訪れた機会に、あの「越前ガニ」を味わいたいと思っていたが、それも実現しないままに、先週で越前ガニの今季の漁期も終わってしまっていた。

そんなこともあり、再度庶民の味覚である「紅ズバイガニ」を取り寄せしていたが、先週ようやく時化も収まり蟹とともに、越前ハタハタや若狭カレイが届けられて、早速旬の味を家族で奪い合うように食していた。

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紅ズバイガニは、「赤い宝足」と言われるようにその紅色は鮮やかで、別格の「越前がに」と味わいを比較するべくもないが、それなりに身も甘くて水分が多くて堪らない旬の味をいただいた。

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また、「越前ハタハタの一夜干し」も、脂の乗った味わいは、越前海岸ならではのジューシーな食感が何ともうれしい限りである。

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紅ズバイもハタハタも越前海岸の深海で獲れるもので、先週までの季節外れの時化のために漁に出られなかったそうで、届くのが遅れて待ちわびていたところで、中々漁獲量が確保できなくて、地元以外の市場で買うのは難しいと聞いている。

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越前の花(県花)である越前水仙も開花が遅れていると聞いていたが、3月に入ってはもう終わっているのだろうか?我が家の故郷から移植した越前水仙は、遅れながら一部はまだ咲いており、ラッパ水仙とともに我が庭に彩りを添えています。

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隣の庭に咲くクリスマスローズと美しさを競い合っていますが、軍配は何処に??と、思いつつ美しいものは短き命なのだろうか

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ぶらり散策~横須賀隧道巡り

2012年03月24日 | まち歩き

歴史の町・横須賀には、スケッチやイベントなどで度々訪れていたが、海あり山あり坂ありの変化に飛んだ魅力たっぷりの好きな街の一つですが、トンネルが日本一多いとつい最近聞いて、満開の田浦梅の里を訪れた機会に、隧道(トンネル)巡りを試みてみました。

先に、市の観光資料「横須賀トンネルマップ」を取り寄せてみると、何と横須賀には大小合わせて約200近いトンネルがあるそうで、それも横須賀開港以来、発展に寄与した歴史的遺産となっているものなど魅力的なものが多いと聞き、散策を思いついた。

その第1回として、JR田浦駅から追浜駅までの「谷戸の古隧道を巡るコース」を散策してみました。

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田浦梅林の入口であるJR田浦駅では、ホームを挟むように「田浦隧道・七釜隧道」があり、七釜は現在使われていない隧道を含めて3本、田浦もホームに繋がっているが、停車時にも車両はホームの中でした。

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田浦梅林に向かう道は急坂・急階段の連続で、これほど激しい変化が多い地形だとは想像もしていなかったが、トンネルが多い理由に納得して、隧道巡りに興味が湧いてきた。

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駅を出てすぐに、「吾妻隧道」「なが釜隧道」に出会い、その隧道の多さに驚きながら梅林へと向かうが、住宅街はとにかく旧階段ばかりでどれほど不便なのだろうかと思いつつジョグって急坂に挑戦・・・

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梅の里(梅林)を散策後、16号線に戻ると最初に「船越隧道」を目にするが、新旧のトンネルの海側に、現在廃道となっている素掘りの隧道があり封鎖されていましたが、坑口前には、関東大震災の供養塔があり、歴史的遺産となっているようです。

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隧道を過ぎると、珍しい高台の上に鳥居を見つけて参道の階段を登ってみると、「船越神社」があり立派な社殿と神輿殿、稲荷社が鎮座しており参拝・・・

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もう一つ境内には、庚申堂があり帝釈天・青面金剛・猿田彦命の石像があり、徳川時代の作品だそうで船越の守護神となっているそうです。

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長浦湾に出ると、旧海軍工廠造兵部や工場跡、ガントリークレーンなどの歴史遺産が点在しており、懐かしくレトロ感覚を楽しみながら走っていると、岸壁には話題の新掃海艇の「えのしま」が接岸していました。

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しばし、遠望ながら眺めていたが、FRP製の新型掃海艇でこの日に横須賀に配備されたばかりで、歓迎式典を終えたばかりだったようで、非常にラッキーな出会いでした。

古道へ戻り追浜方面へ進むと、険しい高台が続きその下を潜るように産業道路には、「日向隧道」があり、過っては防空壕があった跡を埋め戻したそうです。

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旧道へもどり「梅田隧道」では、小さなトンネルですが、素掘りのトンネルだそうで、内部はセグメントを張った温もりを感じる装備でした。

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その後、能永寺に立ち寄ると、地蔵十王図や仏足石など珍しい文化財を拝観させてもらいましたが、「仏足石」は、釈迦尊の足裏を刻んだ石(跡)だそうで、瑞相が描かれています。

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さらに、「榎戸隧道」、「筒井隧道」を抜けていたが、何れも坑口は綺麗に改装されていたが、明治後期、昭和初期のもので、数多い隧道な中で最も小さい隧道だそうです。

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この日は、京急追浜駅に着いて帰路についたが、多くの隧道の極一部を巡ったに過ぎず、その魅力に嵌っていたので、第2弾、第3弾をいつの日か巡ってみたいと考えている。

あの「これっきりですか・・・・もうこれっきりですか・・急な坂道駆け登ったら 今も海がみえるでしょうか??ココハヨコスカ」の横須賀ストーリーの情景を実感していたが、益々横須賀にはまりそうな一日でした。

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ぶらり散策~横須賀・田浦梅の里

2012年03月23日 | ジョギング

先日、満開の湯河原梅林を観て、もうひとつのかながわの梅の名所である「田浦梅の里(田浦梅林)」も見頃だろうと思いつつ、初めて出かけてみました。

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JR田浦駅に着くと、短い編成の車両でもホームの前と後ろのトンネルに挟まれるように停車しており、トンネルの町・横須賀らしい光景で、何とこの田浦駅は創建約110年を迎えるそうです。

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駅から急坂のループ路「のの字橋」・急階段の変化の激しい十三峠(浦賀道)を登ると、そこから大きな谷の彼方の山肌に梅林が拡がっていました。

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一気に転げ落ちるように、174段の急階段と急坂を下り、京急線のガードをくぐると、そこからは、反転して急階段(316段)に取りつき、喘ぎながら約20分で登りきると素晴らしい展望とあずまやが待ち受けてくれました。

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田浦梅の里(梅林)は、今上天皇の生誕を記念して地元の方が植樹されたそうで、現在では約2700本の白梅・紅梅が楽しめる梅林となっており、何よりも山肌に咲く梅林と東京湾や三浦半島を望む絶景が最高で、「かながわ名所百選」にも選ばれています。

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旧梅林を眺めながら新しい梅林の散策路を歩くと、梅の下にはスイセンが咲き乱れており、白梅とスイセンの調和が見事で、爽やかな香りも漂っていました。

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散策路で行き交う観梅ツアー客も多く、芝生広場ではお弁当を広げて大パノラマを楽しむ光景が見られます。

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さらに展望台に立つと、遠くランドマークやベイブリッジ、羽田空港、東京湾を行き交うタンカー、海ほたるなどが望まれ素晴らしい展望を楽しむことが出来ました。

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青少年自然の家に立ち寄り作業中の方に伺うと、梅林が急斜面のため手入れが大変だそうで、田浦ブランドとなっている梅ワインの梅の収穫時期には、荷揚げ作業に大変苦労するとか・・・

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下山は、芝生広場下の梅林を眺めながらなだらかな階段道を降りるが、紅梅の数も多く見られます。

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約10分で16号線に出てこの後は、追浜方面へと「トンネルの町・横須賀」の隧道巡りへと向かった。

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ぶらり散策~湯河原梅林・梅の宴

2012年03月22日 | まち歩き

松田桜まつりを散策したあと、先日出かけていた湯河原幕山の「梅の宴」の開花状況が満開になっているだろうと期待して、足を延ばして再度訪れてみた。

こちらの梅林も寒さが続いた影響で2週間以上開花が遅れていたので、イベントも延期されていたようですが、満開となった20日にはすべてのイベントも終了してシャトルバスの運行も終了していたので、多くの行楽客はタクシーなどの利用を余儀なくされていたようだ。

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幕山公園に着くと期待通り満開となっており、快晴の青空に映えて幕山の山麓はキャンバスのように素晴らしい彩りで塗られており、さながら絵巻物をみるようでしたが、何と入園料は無料となって開放されていた。

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園内では、幕山の斜面に色々な種類の梅が競演するかのように咲き乱れており、こんなに梅の種類があったのか?と改めて再認識させられるほどで、約4000本の「梅の宴」が見られました。

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遊歩道をくまなく散策して梅のアーチをくぐり、梅林の最高点へと急坂を登ると、斜面に拡がる梅林の全貌を眺められる絶景ポイントとなっており、しばし休息しながら素晴らしい眺望を楽しんでいた。

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また、そのすぐ近くの大岩岸壁には、この日も多くのクライマーが岩肌に張り付いてロッククライミングのトレーニングに挑戦しており、聴けば新人のトレーニングをしているそうで、その備品やグッズが素晴らしいのに驚きでした。

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しだれ梅約500本が咲き乱れる梅林では、紅梅・白梅のしだれが帯を垂れるように美しく最高の舞の舞台となっていました。

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満開の梅に負けんばかりに、椿の花が誇らしげに満開となっていましたが、可憐な梅と比較して その姿は「TSUBAKI」らしさを表して凛とした風格さえ感じるほどでした。

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梅林に漂う香りを惜しみつつ新崎川のせせらぎの音を聞きながらミカン畑に沿って散策していると、畑や川には無数のみかんが散らばっていましたが、みかん狩りシーズンも終わった名残りのようです。

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沿道のお地蔵さんには、特別美味しそうなみかんが供えられて、ほほ笑み返している姿が、何ともユニークで、蜜柑の豊作を祈る神なのだろうか?

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途中、鍛冶屋の北条氏ゆかりの神社と言われる「五郎神社」へ立ち寄ってみたが、訪れる人影もなく閑散としていました。

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ぶらり散策~まつだ桜まつり

2012年03月21日 | まち歩き

お彼岸を迎えてようやく春の陽気となり 早咲きの桜の名所である松田町西平畑公園の河津桜が、例年より約1か月遅れで見頃を迎えたと聞き、出かけてきました。

今年は、異例の寒さの影響で開花が遅れて、「第14回まつだ桜まつり」も延長されていたので、早めに松田駅に着くと、会場の松田山はピンク色に染まっており、待ちわびていた行楽客がこの日はとばかりに、殺到して駅前にはシャトルバスを待つ長い行列が出来ていた。

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会場の西平畑公園に着くと、快晴の青空の下で約360本の桜は満開となっており、園内は行楽客で一杯となって大変な賑わいでした。

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桜の木々の間から眺める富士山は、「関東富士見百景」と言われており、この日は雲の中に真っ白の頭を覗かせていたが、まもなく雲の中に隠れてしまい、正にラッキーな瞬間でした。

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鮮やかなピンク色一色に染まった桜トンネルをくぐりながら、遊歩道をそぞろ歩いていたが、ソメイヨシノとは異なり目の前に咲き乱れる花を愛でる気持ちは、最高の幸せ感を感じる時ではなかろうか?

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桜トンネルを抜けるように走るSL列車の「ふるさと鉄道」も、大人気で大行列が出来ており、シュッシュ・ポッポと煙を吐き汽笛を鳴らしながら散策路の行楽客にハイタッチしながら走る光景は、まさにふるさと感覚が溢れています。

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さらにその先の急坂を登りきったところにある「あぐりパーク嵯峨山苑」へ入ると、菜の花まつりが開催されており、相模湾から足柄平野を眼下に望む360度の大パノラマが拡がっていた。

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菜の花も桜に合わせるかのように満開となっており、山の傾斜面のいろは坂を昇り降りしながら菜の花と河津桜と梅が競演する花舞台にいるような錯覚を覚えていた。

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目の前の菜の花や桜を愛でながら相模湾を望みながら春の陽を浴びて一服する気分は、言うことなしのサイコーでした。

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惜しみながらあぐりパーク苑を後にして、桜会場の西平畑公園に戻り 子どもの館を覗くと手作りの吊るし雛が展示されており、素晴らしい作品ばかりで、館内には入りきれない程の客で一杯となっていました。

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メインの芝生広場には、スペースが無いほど行楽客で埋まっており、さらに駅から続々訪れる人々で散策路は、前に進まない状況となっていた。

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菜の花と桜のピンク色と黄色が織り成す絶妙なカラーコントラストは、何とも言えない美しさでした。

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公園を離れがたい気持ちを遮るように会場を後にして、陽気に誘われるように、次の湯河原幕山公園の「梅の宴」へと移動したが、電車を待ちながら駅前には素晴らしい花の園の光景が見られていました。

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江ノ島春まつり

2012年03月20日 | まち歩き

春の湘南の風物詩となっている恒例の「湘南江の島春祭り」が17-18日に開催され、島全体や片瀬漁港、新江の島水族館などで多くの客で賑わっていました。

初日の17日は生憎の大雨となっており、一部のイベントは中止となっていたようで、2日目は雨も上がって観光客の姿も多く見られていた。

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この日は、マイコース引地川を経て鵠沼海岸を走ったが、海は大荒れとなっており、サーファーもビーチで躊躇するほど大波が押し寄せて防波堤に打ち砕けており、江ノ島も霞むほどでした。

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片瀬漁港では、朝市が始まっており多くの人で長い行列が出来ており、解禁となった湘南しらすが人気を呼んでいるかと思えば、海の水温が低くて水揚げ量は少ないそうで、残念ながら販売されていなかった。

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弁天橋を渡ると参道も混雑していましたが、寒さのせいか通常の日曜並みで家族連れの姿が目立っていました。

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北緑地広場では、海沿いを走るミニSL列車が大変な人気を呼んでおり、家族連れの大行列となっており、子ども専用かと思えば、お父さんお母さん、お年寄りなどが多く、冷たい海風を切って楽しそう  

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湘南港のヨットハーバに行ってみると、さすがに高波のせいか出航するヨットもなく、カモメたちも防波堤で羽を休めていました。

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再び緑地広場に戻ると、ヒダノ修一太鼓チーム(ヒダヤスナル)や地元の太鼓集団のライブ演奏で盛り上がっていました。

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片瀬海岸へ引き返して海辺の遊歩道を走っていたが、サーファーの数はさらに増えて、白波の中に立つ光景が鵠沼海岸らしく春の嵐のようでした・・・・ 

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大波が絶え間なく打ち寄せて白波を立てる光景は、自然が描く画のようで飽きることなく見ていたが、春を呼ぶ雄叫びのようにも聞こえていた。

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家路に着く途中の梅園では、約数十本の白梅が待ちきれずに花開いているようでした。

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異年齢による遊び~地域子ども交流会

2012年03月19日 | 地域活動

地域の青少年育成協力会の春恒例のイベントである異年齢集団での遊びである「第12回遊ing 西高」が開催され委員として従事してきました。

昨年は、東日本大地震の直後だったので、やむなく中止となっていたが、今年は約200名の事前申し込み者があり、真冬のような雨の一日だったが、悪天候を吹き飛ばすように元気な子供たちで大賑わいでした。

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管理者の世代では、学校から帰宅すると近くの公園に誰誘うことなく集まって、低学年から高学年が一緒になって、ボール遊びやビー玉、鬼ごっこ、リレー競争(駅伝)など、日暮れまで遊んだものですが、今は、少子化や保安上などで、全く見られなくなっている。

そんな背景もあり、「遊ing 西校」は、地元高校と青少協、防犯協などが協力して、高校生の部活サークルが企画した講座を通じて、異年齢の子供たちが交流するイベントで、大変人気を呼んでいるようだ。

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今年も、運動系(テニス・ボース・バレーボール・剣道)、文化系(コーラス・楽器演奏・将棋・美術・かるた)、料理(菓子つくり・クレープつくり)など14の講座が準備され、事前の申し込みに殺到していたそうです。

管理者も体育館でのボール遊びの見守りに従事して子供たちの遊びに注目していたが、講師である高校生のガイダンスやルール説明に、真剣に聞き入る子供たちの姿に、感心していた。

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遊びでは、ハンドボールやドッジボールなどのメニューを楽しんでいたが、プレーのみならずお兄さんの背中にぶら下がって飛び回る姿を見せられていたが、高校生と小学生の心通じ合っての交流は、素晴らしい絆ができていたようだ。

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概して年齢差による力やスピード差を考えると、危険であると思いがちであるが、どうしてどうして高齢者は、しっかりと若齢者を庇いながら楽しむ気配りが見られていました。

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料理講座を覗いてみると、こちらでもお姉さんたちが小さい子に教えながら共に楽しんでいる光景が見られ、家庭では見られない経験を楽しんでいたようだ。

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2時間半の限られた時間での交流でしたが、講師側の高校生にとっても事故防止と楽しく遊ぶために、苦労しながらいい経験を積んでいたようで、終了時には気持ちが通じ合い共に抱き合って別れを惜しむ光景が見られていた。

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校内では、あちこちに生徒たちが描いた壁画が公開されており、高校生の画とは思えない素晴らしい作品に子供たちが感心して見入っていた。

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ぶらり散策~真鶴半島

2012年03月17日 | まち歩き

湯河原梅林を訪ねた後、幕山山頂からの真鶴半島の眺めに魅かれて、快晴の陽の温もりを感じて真鶴岬へと向いました。

真鶴半島は、県立公園として豊かな自然林や蒼い海岸風景が素晴らしく、特に岬の三ツ石海岸は、 「かながわ景勝50選」にも選ばれている絶景ポイントであり、久しぶりにワクワクするほどの名所である。

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真鶴駅から、真鶴港へと急坂を駆け下りると穏やかな漁港風景が拡がり、魚市場もひっそりと閉ざされていました。

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漁港の前には、「しとどの窟」があり、案内板によると源頼朝が石橋山の戦いに敗れて、この場所の岩屋に身を隠していたところだそうで、大庭景親の追手が覗き込んだときに、シトトという鳥が出てきたことで、難を逃れたという伝説のスポットだそうです。

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その先の高台の上には、貴船まつりで有名な「貴船神社」があり、急階段の両側には石灯篭が並び河津桜が美しい境内で、稲荷大神や神輿が祀られていました。

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琴ヶ浜海岸に出て遊歩道を走っていると、波もなく遠くには湘南海岸が望まれており、午後の陽を浴びて実に美しい海岸風景が拡がっていた。

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この後、急坂のつづら折りの急坂道を登り、御林と魚付き林の自然林が続いており、約2Km弱でケープ真鶴を経て間もなく三ツ石海岸が視界に飛び込んできました。

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海岸へ降りる手前には、幕末の台場(砲台)の遺跡があり、江戸時代末期にここから海の防御を行っていたようです。

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階段を下りると三ツ石(笠島)が目の前に延びており、幸運にも干潮となっており三ツ石までたどり着くことが出来ましたが、4、5人の釣り客もいましたが、見る見るうちに潮が満ちてきたので早々に引き上げていた。

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三ツ石は、日の出時には、絶景が望める名所となっており、絶景が望めるようです。

三ツ石取りつきに戻ると、丁度日の入り時となり、箱根山系に沈むダイヤモンドが輝いていた。

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名勝三ツ石に別れを告げて、波打ち際の潮騒遊歩道を歩くが、整備された散歩路や階段を昇り降りして番場浦に着くと、珍しく石の浜となっておりその奥には、江戸城の石垣の石切り場跡がありましたが、何故か変わった石の切り方だったようです。

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さらに番場浦遊歩道、森林浴遊歩道など豊かな自然林の中を走り真鶴駅へと戻ってきた。

短いジョギングコースでしたが、源頼朝のゆかりの町での歴史・文化と自然を堪能することができた。

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小学校卒業式に参列

2012年03月16日 | 地域活動

我が街藤沢市の公立小学校の卒業式が一斉に行われ、地元の小学校からのお招きを受けて参列してきました。

会場に入ると、既に在校生や卒業生の保護者などが着席しており、毎日おはようボランテイアで通学時に見送る子ども達や、顔見知りの保護者に迎えられての入場でしたが、この学校では、小規模校ながら手作りの卒業式が伝統となり、心温かい会場が創られていました。

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体育館中央には、丹精込めて子供たちが咲かせたタンポポやパンジー、チューリップの花が咲き誇り、加えて手作りのピンクの折花が色を添えて素晴らしい晴れ舞台が出来ていました。

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開式と同時に体育館舞台から卒業生が2人づつ手を取り合ってこの日の晴れ舞台へ入場すると一斉に保護者のカメラが回り、卒業生の緊張した面持ちが何とも晴れがましい主役を演じていた。

卒業証書授与では、1人づつ6年間の想い出や卒業後の抱負を語り、校長先生から授与されていたが、卒業旅行や運動会の楽しかった思い出を語り、将来はサッカーや野球で活躍したいとかピアニストになりたいなど、それぞれの夢を語っていたが、最後には、保護者達に「大きく育ててくれてありがとう・・・」と感謝の気持ちを率直に表していた。

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校長先生からの「6年間学んだ想い出と希望の気持ちを大切にして、目標に向かって努力して欲しい・・・」とはなむけの言葉が送られていたが、卒業生は神妙に聞き入っていたのが印象的でした。

最後には、卒業生と在校生が向き合って、心通った「送る言葉」や「別れの言葉」が全員で交感し、 「夢を信じ、未来を信じ、希望を持って 旅立ちます」と強く決意表明されて会場一杯の割れんばかりの拍手が沸いていた。

卒業生退場の場面では、感極まって涙を流しながら退場する卒業生も見られていたが、カメラを回す保護者席からも、頬を伝う涙を拭きながら我が子を追う姿があり、感動の卒業式でした。

小学校課程を終えて感激に浸る間もなく、新しい中学生活が始まるが、今日の決意を忘れずに、新しい環境で多くの友達と出会い、学習や部活動に更なる夢を持ってチャレンジしてもらいたいと願いながら、見送っていた。

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校内には、葉牡丹やサンシュユの花が咲き誇って彩りを添えて門出を祝っていた。

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