走水海岸うみかぜの路を散策後、この日の目的地の観音崎公園を散策していました。
BBQ広場は、この時期人気スポットのようですが人影も少なく広場の周りには紫陽花の花が見頃となって花の広場となっていました。
広場から長いつづら折りの階段坂を上った先に、第二砲台跡があり、日本最古の砲台で4基の砲台座が見られ、東京湾の要塞として砲座や弾薬庫が貴重な遺構として保存されています。
北門第二砲台の傍には、明治時代から残る古いトンネルが保存されています。
第二砲台から灯台へ通じる坂道を上ると、第一砲台がありこちらも第二砲台と共に日本最古の近代砲台跡で、二つの砲座の間にはレンガ造りのトンネルがあり、その下には弾薬庫があったようですが、内部は見られませんでした。
第一砲台跡の先の岩の切通しを抜けて、観音崎公園のシンボルタワーの灯台に到着します。
観音崎灯台は、日本初の洋式灯台で現在のっ灯台は3代目だそうですが、東京湾の船舶の航行を守っています。灯台の下には、以前に使われていた信号吹鳴器と灯ろうが保存されています。
61段の螺旋階段を上ると、灯台の心臓部であるランプが間近で見ることが出来、フレネルレンズが使用されており、約30Km先まで投光しているそうです。
灯台の展望台からは、東京湾の浦賀水道や房総半島などの素晴らしい見晴らしが見られます。
この灯台は、日本の灯台50選にも選ばれているそうで、あの懐かしい映画「喜びも悲しみも幾歳月」のロケにも使われたそうで、シンボルタワーに相応しい光景でした。
切通しの出口には、観音崎の山の歴史の一端を表す地層が見られます。
灯台から長い坂道を上り、レンガ造りのトンネルをくぐり海の見晴らし台へ向かいます。
トンネルの先にも岩場の切通しがあり、その先には、第三砲台があり左右大小のすり鉢型の砲台が残されています。
砲台の上には、海の見晴らし台があり東京湾の先に房総半島横須賀方面が望める絶景ポイントとなっていました。
一休みしてトンネルを抜けて自然の森の先には、また、その近くには白亜の尖塔の「戦没船員の碑」があり、第2次世界大戦や海難事故で亡くなられた6万人の船員の慰霊塔となっており、天皇陛下御製碑、皇后陛下御歌碑やモニュメントなどが設置されています。
戦没者の碑を後にして、急坂の階段坂を下り「たたら浜園地」へ向かいます。
たたら浜園地は、新しく出来た海の見える芝生公園ですが、こちらも人影もなく静かなしばしビーチパークで一休みしていました。
一休みして浦賀方面へと散策を続けました【続く】