地域社体協の恒例の事業である「ウオーキング交流会」を秋晴れの快晴の下で開催しました。
第5回を迎えた今年は、富士山を眺めながら湘南ライフタウンの魅力ある湘南カントリー周辺のアップダウンのあるコースを設定しました。
気軽に参加できるスポーツウオーキングは、昨今は大変人気があり今年も高齢者約30名の地域の皆さんが参加されて楽しい交流会となりました。
市民の家で軽いウオーミングアップ体操の後 最初に向かったのが、茅ヶ崎八王子原の富士見ポイントでしたが、期待通りの雲一つない青空に白い帽子を被った美しい姿を見せており、一同感動を覚えて幸先良いスタートでした。
湘南CCクラブハウス前からコースを眺めながら進んでいましたが、何度かコースでプレーされたという参加者から、コースの紹介などの話もあり、説明を聞きながらステップを踏んでいました。
コースサイドには、銀杏やケヤキの紅葉も見頃となっており、右にグリーン、左に紅葉を眺めてのいいコース設定だったようです。
ラウンドされているプレイヤーからも手を振ってエール交換のシーンも見られて、快調なピッチを刻んでいました・・・
今やゴルフブームは去ったと聞きますが、名門コース故にどのホールにもプレイヤーの姿が見られ、グリーン上の紅葉も素晴らしく晩秋のラウンドも最高のコンデイションだったようですね。
コース周回の遊歩道もかなりのアップダウンがあり丁度半周回すると、キリスト教会の芝生墓地が拡がり参加者の多くは、こんなところに墓地が~とその十字墓が並ぶ景観に感嘆していましたね。
その先の急坂を下ると、丘の上に小さな祠の伊勢宮神社が鎮座しており、地元の方々が守っておられるようで、綺麗に整備されていました。
しばし、茅ヶ崎海岸の遠望を楽しみながらの一休みでした。
伊勢宮神社から階段を下りると、改築が終わった新装の西光寺に到着。
この日は、ご住職に特別の拝観の機会をいただいて本堂内で参拝させてもらいましたが、美しい本尊を拝みながら荘厳な気分になりました。
境内の一角には、巨木のタブノキがありますが、樹齢も数百年と言われるその姿は、幹には大きな穴が空いており圧巻でした。
本殿の一角に吊るされている釣鐘がありますが、戦時中に金属の供出に応じたものだそうですが、幸い使われなかったのが、寺の「西光寺」の名前が刻まれていたために、奇跡的に戻ってきた貴重な鐘だそうで寺の宝物となっているのです。
境内の庭には、青空に向かって約3Mの高さの皇帝ダリアがピンク色の花を咲かせており、花の美しさと竹のような幹の姿が独特の姿でしたが、花の姿は何と優雅で 乙女の姿のようですね・・・
西光寺の先の富士見ファームからは、名前に恥じない素晴らしい富士山が見えて、初めて訪れた参加者からは、拍手が沸き起こっていました。
さらに赤羽根の急坂を登ってから約30分で市民の家に到着。約7Kmの厳しいコースでしたが、約2時間半で疲れも感じさせない笑顔が印象的でしたね。
ゴール後は、おしるこやドリンクを摂りながら、この日のコースを何ぽで踏破したでしょうか?などクイズ遊びなどで、若くない参加者の皆さんが、和気あいあいで深厚を温めて時を忘れて交流が行われていました。