スケッチ旅の2日目の朝は、昨日に増して雲ひとつ無い今年一番の快晴となり、朝早くから目が覚めた。
朝の散歩に出かけて、約1時間「牧場通り」を散策したが、ポプラやもみじの黄葉・紅葉は真盛りで
「牧場通り」からの富士山の遠景は、東京方面からの姿とはまた違って美しい。
また、落葉松林の先にそびえる冠雪した南アルプスの遠望もすばらしかった。
朝食後は、「牧場通り」の牧場風景に スケッチ心をくすぐられて、腰を据えて3枚描きに挑戦した。
牧場には、早朝散歩中の木犬のワン君が寄り添ってきて筆使いを眺めていた。
ワンくんに再会を約して、清里高原のシンボルである清泉寮に移動したが
ここでも放牧されていたジャージー牛の親子だろうか、カメラに擦り寄ってきてポーズを取ってくれた。
「モ~ いいかしら」と言って尻尾をふりふり (;_;)/~~~ していった。
清里高原の最高地点である『サンメドウズ清里ハイランドパーク』では、
八ケ岳連峰や秩父山系、富士山、南アルプスなどを見渡す360度の大パノラマが展開されてまさに絶景であったが、これを描くのは難しく断念した。
さらにマキバ公園でも、八ケ岳と眼下に広がる緑の牧場風景に見とれながら、
ソフトクリームを味わい のんびりと豊かな自然環境を満喫していた。
今回の旅では、想定外の快晴に恵まれ、八ケ岳や富士山などを背景に拡がる山岳風景を、
不満ながらもスケッチ画として表現することができ、且つその風を体一杯に浸み込ませて充実感を味わった。