湘南の秋の風物詩「龍の口竹灯籠」が片瀬龍口寺で行われ、観覧してきました。
龍口寺へ向かう途中の片瀬西海岸では、丁度陽が沈み始めて西の空は茜色に染まり、富士山は雲に覆われていましたが、箱根連山などの稜線が美しく輝き、江の島と共に湘南海岸の秋の光景が見られました。
龍口寺の仁王門では、仁王像がライトアップされて勇壮な姿で出迎えていました。
仁王門の横には、様々な模様の飾りや龍のデザインの竹灯りが飾られてフォトスポットとなっていました。
山門では、中国の故事に由来する素晴らしい木彫りの見応えある彫刻の美が映し出されています。
境内の、本堂前の参道周りには、今年は例年より規模が縮小されていましたが、約3000基の竹灯籠が所狭しと並べられ、本堂や五重塔と共に幻想的な空間を創り出していました。
本堂内では、和太鼓の演奏が行われ大変な賑わいとなっていました。
本堂前には、2023の形や渦巻のような灯模様に演出された灯籠が並びロウソクの灯が揺らめき幻の世界が創り出されています。
灯籠の灯りが彩る幻想的な秋の夜の雰囲気を堪能していました。