先日、厚生労働省が発表した「日本人の平均寿命」では、女性が86歳で26年連続で長寿世界一、男性は過去最高の79歳で長寿世界4位だそうです。
その要因は、三大死因と言われる「がん・心臓病・脳卒中」による死亡が、医療技術の進歩により改善されたことや、生活水準の向上の結果だそうだ。
今や65歳以上の人口は23%となり、まもなく約4人に1人が高齢者となる高齢化社会となって来ているが、課題は「如何に健康で長く人生を生きていけるか・・・」だろう。
個人差はあるものの誰しも加齢と共に、老化現象(エイジング)は着実に進んでおり、管理者にとっても近頃感じるのは、疲労回復が遅くスピードと持久力が低下したり、日ごとに老化を自覚している毎日です。
幸い今のところ病もなく、現役引退により通勤地獄から解放されて自由時間が多くなり、趣味のランニングや水彩画の世界に嵌まったり、地域活動による新しい人間関係が出来たことにより、多忙ながらも多くの刺激を受けて、体を動かせる生活環境を維持できていることが元気の源泉となっている。
自分にとっては、スポーツ抜きの生活は考えられないが、やるスポーツ・見るスポーツを時間と体調に合わせて、仲間と共にスポーツから受ける感動や歓びを享受できることが、幸いである。
ランニングや歴史散策などの有酸素運動は長年習慣化しているが、専門的なスポーツ書によると、高齢者の激しい運動は活性酸素を発生させることになり、老化を促進するんだという。
管理者が実践するアンチエイジングとしての健康維持のための秘訣は、
①スロージョグ・ウオーキング・ストレッチの継続~ ②あらゆる事に感心を持って探求する知識欲を持つ~ ③活動の輪を広げて、多くの人とのコミュニケーション~ ④少飲少食~⑤ストレスを溜めない・・・などが一番と考えている。
それぞれの生き方に合わせて生活の質(Quality Of Life, QOL)を高めるためのヘルスケアが、何より不可欠であることを実感する日々である。