江ノ島の夏のイベントである「江ノ島灯籠」の期間が残り少なくなり、片瀬西浜海岸の納涼花火大会の予定日でもあり、ポタリングで出かけて散策してきました。
約1,000基の灯籠が夕暮れ時の江ノ島を彩る光の祭典となることで、若い人々を中心に大変人気のデートスポットにもなっているようです。
鵠沼海岸に到着すると、日没20分前で、辻堂・茅ヶ崎海岸の先には、富士山は見えませんでしたが、夕陽が竜巻のような雲を透かして湘南の空をオレンジ色に染め上げていました・・・・

片瀬西海岸までくると、納涼花火大会に集まった人達がビーチや江の島水族館近くの広場に屯していたが、強風のため本日の花火大会は翌日に延期となった旨、アナウンスされてあちこちでブーイングが起こっていました・・・

弁天橋を渡ると富士見ポイントでは、日没時となっていたが、残念ながら伊豆方面には龍のような雲がかかっていましたが、それなりの美しさを眺めることができました・・・

島内の参道では、浴衣姿で訪れている方が多く、「江の島灯籠」のイベント会期中は、浴衣・甚平姿で訪れると、記念品がもらえるそうで優雅な光景が見られていました。

灯籠の点灯されるまで時間があり、稚児ヶ淵の岩屋へ向かうと、富士山の代わりに南の空にはピンク色に染まっており、岩屋付近には夕空を眺めるカップルが多かったが、外国人観光客からも ”Wonderful~” の声が聞こえていました・・・

かながわ景勝50選になっている岩屋付近の岩礁には、荒波が打ち寄せて波しぶきが飛び散る絶景も見られました

稚児ヶ淵から戻ると夕闇が迫り、奥津宮から山ふたつにかけての御岩屋道通りには灯籠も点灯されてオレンジ色の光が浮かび上がっています。

山ふたつを越えると、その先には満月の月が輝きロマンチック街道が出来ていました。

サムエル・コッキング苑では、丁度 江の島シーキャンドルが期間限定の特別色に鮮やかにライトアップされて、ブルー・オレンジ・紫などに色が変わり幻想的な雰囲気が演出されていました。

シーキャンドルのイベント広場では、影絵スポットがあり、照明の前でいろいろなポーズを取って裏側からシルエットが見れる演出がされており、こんなシーンのパフォーマンスをするカップルもいましたね・・・
羨ましい限りです 

マイアミビーチ・デッキからは、弁天橋から腰越、七里ヶ浜方面を望む百万ドルの夜景が拡がっています。

苑内では、大小様々の灯籠が暗闇の中で浮かんでいますが、江の島の伝説である「天女と五頭龍」の場面を描いた影絵絵巻の灯籠も見られました。

亀ヶ岡広場の灯籠は、影絵が回転する回り灯籠は出色でした。

江の島神社・中津宮から辺津宮へと散策してくると、奉安殿や辺津宮もライトアップされており、今年初めての企画だとか?・・・幻想的な江の島神社が演出されています。

辺津宮前の金運のパワースポットである銭洗い弁天「銭洗白龍王」の龍神様もライトアップされており、特別のご利益を期待して心をと小銭を洗ってきました。

約1時間半の散策でしたが、納涼花火以上に夜の江ノ島を楽しんできました。