パシフィコ横浜で開催されていた『CP+』へ或るメーカーから招待案内を受けて出かけてきました。
これまでは「カメラショー」や「フォトイメージングEXPO」などの展示会が行われていましたが、今年から内外のメーカーも加わり総合展示会として『CP+Camera Photo Imajing Show』に変わったそうである。
「撮る・見る・つながる」をコンセプトに、デジタル時代の楽しみ方を提案すると案内書に紹介されており、アナログ人間から脱皮すべく期待していた。
会場に入ると、どのメーカーのブースも老若男女のカメラファンが多勢詰め掛けており、カメラブームの凄さを実感した。
今やコンパクトカメラや携帯カメラは誰しもが携帯しているが、特に『カメラン』にとっては、必需品である。
動画やスポーツ画面を撮るために、最新の一眼レフやコンパクトカメラに関心をもっていたので、各メーカーのブースの体験コーナーへと走った。
体験コーナーでは、女子サッカーの撮影体験コーナーもあり、動画やスポーツ場面の撮影を試みたが、カメラの進歩には驚くものがある。
コーナーには、一度は体験したいと長い列が出来ていたが、その技術や精度には、期待以上のものがあり素晴らしい体験をした。
今やデジタルカメラの一眼レフは、日本の技術が他国の追従を許さないレベルで、独占状態だそうである。
撮影技術についても、プロカメラマンがフォトシアターを使っての撮影テクニックのセミナーがあり、どのブースも満員の盛況だったようだ。
また、モデル撮影コーナーも大変な人気で、有名モデルが要求に応じてポーズを取り、来場者のフラッシュを浴びていた。
写真好き撮った作品コーナーである聖地『御苗場』では、約170名のアマ写真家の作品の数々が紹介されていた。
作者がモデルに変してPRしていたが、どの作品もプロ顔負けの素晴らしい作品が多い。
前日、ベイブリッジのダイヤモンド富士撮影時に、隣におられた写真家の作品も多くの方の人気を得ていたようだ。
とにかくどこのブースでも高齢者や女性が多いのにはビックリでした。
いつも各地のイベントには、団体で撮影にきている高齢のカメラマンを目にすることが多いが、余計なおせっかいながら、撮りまくった大量の写真をどのように処理されているのだろうかと思うことが多い。
これだけの年齢を問わないカメラブームで、バシャバシャ撮りまくって『撮る・見る・つながる』ことは、楽しい趣味そのものである。
一方では、学校や公共の場では、無断で撮影してプライバシイー侵害のトラブルが多発しているそうである。
撮るだけでなくブログなどでの扱いが、撮られる側の理解を得られないことである。
デジタル社会におけるカメラ技術の進化には、相互理解を抜きにしては考えられないのではないだろうか?
会場を出て臨港パークに出てみると、何度も訪れてきたぷかり桟橋前では、国立大ホールで『ネオロマンス・フェスタ』が行われていたようで、異様な姿の女性群が溢れていて、カラフルに彩られた髪を振りまわして、撮り合っていた。