東京マラソンで走友を応援してコースを巡りながら、途中コースの途中の観光スポットなどに立ち寄っていました。
日本橋で選手の到着を待っていましたが、橋の際には「乙姫広場」があり「日本橋魚市場発祥の地」と刻まれた記念碑と乙姫像が置かれていますが、日本橋から江戸橋にかけての川沿いには、魚河岸があったそうで、近海諸島から鮮魚が集まって江戸っ子の威勢の良い取引が行われた歴史的スポットとです。
日本橋三越本店と言えば、入り口のライオン像や内部の天女像が有名ですが、正門の上部には金色のランナー像が見られ道路を走るランナーを応援していますね~
門前仲町の深川の八幡さまの
「富岡八幡宮」では、東京マラソンのサブイベントとして、神輿渡御が行われて参道を2基の神輿が担がれてランナーにパワーを送っていました。
富岡八幡宮の「水かけ祭り」は、江戸の華として有名ですが、この日もマラソン大会以上に盛り上がっていました。
参道にある手水舎では、豪華な金色の鳳凰型の吐水口に新装されていました。
本殿に参拝していましたが、現役時代には毎年初詣で安全祈願をしてきた懐かしい想い出の八幡さまでした。
また、八幡宮は江戸勧進の相撲発祥の地として有名ですが、境内の一角に「横綱力士碑」があり、第72代の横綱稀勢の里の四股名が刻まれていました。
富岡八幡宮から隣接する「成田山深川不動堂」へ向かうと、新設された本堂の壁一面には、御不動様の「真言梵字(サンスクリット文字)」が書かれており、仏様に守られた空間となっていました。
境内の一角には、「深川龍神」があり、龍神さまから霊水が流れ水を司る神だそうですね~
お不動様の参道は、「人情深川ご利益通り」となっていますが、縁日には屋台が並ぶご利益一杯の日として昔から行われていて、若いころは良く通った懐かしい想い出が湧いてきましたね~
門前仲町から日本橋へ出てランナーを追いながら銀座四丁目へジョグっていました。
八重洲通りに来ると、八重洲の名前の由来となった「ヤン・ヨーステン」像と「記念平和の鐘」のモニュメントが設置されています。
ヤン・ヨーステンは、日本とオランダの修好を築いたオランダ人で日本の国際化に貢献され、約40年前に設置されたものです。
銀座四丁目では、和光のウインドウデイスプレイには、この日は東京マラソンで期待された世界新記録の2時間2分57秒が表示されていましたが、東京五輪2020に期待したいですね。
和光隣の天賞堂の店頭には、シンボルの天使キューピッドがビルの角で愛らしい姿で愛の矢を持って通行人を眺めています。
有楽町では、幸運にもからくり時計のマリオン・クロックがミュージックを流しランナーにエールを送ってランナーもピースサインを見せていました
さらに日比谷へ向かう途中のJRのガード下には、懐かしい有楽コンコースがあり、昔と変わらない光景が見られタイムスリップしたような思いでした。
その先の有楽町ビルの前には、「有楽稲荷神社」がひっそりと佇んでいますが、関東大震災でも唯一難を逃れた「天下泰平・子孫繁栄」を祈念する有楽町の名稲荷です。
丸ノ内仲通りに入りゴールに向かうサブスリーランナーにエールを送りながら「一丁倫敦」と言われる三菱一号館のお好みスポットの中庭で一休みでした。
仲通りのゴール地点前には、シマウマのようなタイガーのモニュメントもあり、ランナーの背を押していましたね~
寄り道散歩のゴールは、マラソンコースと同じく東京駅でしたが、丸の内駅前広場も年末に完成したばかりで東京の玄関に相応しい景観となっていました。
この日もマラソンコースには、約150万人の応援者の姿が見られたそうですが、ランナー気分で東京の歴史的スポットなどを巡り寄り道散歩でした。