関東地区の開花宣言から約1週間経ち、この週末は見頃になっていると期待して、多摩ニュータウン近辺の公園めぐりで、桜を満喫する予定であった。
天気もまずまずで、イザ出かけてみれば、この数日の寒の戻りとか?で、どこも蕾や2、3分咲きか、硬い蕾状態で、ガッカリ・・・・・
多摩センター駅から直ぐの乞田側沿いの桜道は、木によって差異はあるが、殆どが2、3分咲きで花見散歩客もまばらでした。
約500本の桜があるそうですが、早々に引き上げて、多摩中央公園から宝野公園・奈良岡公園へ回る。
こちらも同じような状況で、既に宴会を始めている花見客も見られたが、こちらも開花寸前の蕾状態であった。
しばし、公園内の花壇に咲く春の花を楽しみながら、最大の見所の『鶴牧西公園の川井家のしだれ桜』に向かったところ、
多くの花見客が見えていて、8分咲き位で見頃になっていた。
枝振りといい、庭一杯に広がる花の美しさは、市指定の天然記念物に名に恥じない素晴らしいものであった。
説明文によれば、高さ13M、枝張り5~12Mになり、吉祥院のしだれざくらの子孫になるそうである。
個人宅に庭にあるため、邸内には入れないが、来客はこの姿を撮ろうと庭の外から思い思いに撮影に懸命であった。
管理者は、しばらくの休憩を兼ねてスケッチブックを広げて、この姿を写し描いたが、思いは同じ何人かのグループも居られた。
さらに、唐木田駅の先にある『からきだ道』を散策したが、ここでも「しだれさくら100本」は、殆どが蕾状態であった。
行き交う散歩客と言葉を交わしたが、何れも同じように多摩地区の桜名所を歩くが、どこでも開花状況にはガッカリだと・・・・・
気象庁予報の開花予想が、外れまくりで花見客はどこでも右往左往しているようだ?
花見に限らないが、どうも季節の変わり目の天気予報には、当てにならずがっかりだ。
更に、昼食を挟んで、八王子の「長池公園」で2、3枚のスケッチタイムを取り、春の日差しを受けて、見附橋などのモチーフを描いていた。
そのあと「せせらぎ道」から「蓮正寺公園」を散策したが、近代的な趣きあるおしゃれな住宅街のなかで、せせらぎや緑豊かな公園は、憩いの場として快適な住環境であると関心した。