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MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

新宿御苑紅葉散歩

2024年11月30日 | まち歩き

紅葉シーズンを迎えて都心の人気スポットの新宿御苑を紅葉散歩してきました。
この日は、澄み切った快晴の青空の下、カエデやイチョウなど鮮やかに黄色やオレンジに色ついた見応えある晩秋の光景がみられました。

新宿門の先には、大銀杏が黄金色に色づき見応えある樹形を見せています。

園内の西側の森には、ラクウショウとメタセコイアの大木も色つき、散策路の脇にはラクウショウの気根が多く見られます。

日本庭園の上の池のカエデの木は、黄金色と薄緑のグラデーションに色づいた景観が見られます。

池泉回遊式庭園の上の池周りも、紅葉と共に池面に映り込む優美な光景がみられます。

旧御凉亭(台湾閣)の周辺も、中国様式の建物とカエデやイチョウの紅葉の木々と融合した光景がみられます。

旧御凉亭の展望テラスから望む光景

芝生広場では、紅葉した巨樹に囲まれた「風景式庭園」名付けられて、多くの観客のお休み所となっていました。

整形式庭園のフランス式庭園では、プラタナス並木では左右対称に整形され、庭園の左右に約160m・4列のプラタナスが並びカエデやモミジとは異なる光景となっています。

花壇には、バラの花は、散っていましたが、アツバキミガヨランの釣鐘型の見応えある姿が見られます。

整形式庭園から千駄ヶ谷門へ向かう下ノ池の周辺も、プラタナスやカエデの木が紅葉し、その先には、日本初の珍しい木を模した欄干の「擬木橋」が架けられています。

下ノ池の南側のもみじ山周辺も、紅葉した巨木が茂った晩秋の光景が見られ、温かい雰囲気の森となっていました。

都心の紅葉スポットの明治を代表する近代西洋庭園の晩秋の景観を堪能した紅葉散歩でした。

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ぶら散歩~大船観音寺

2024年11月29日 | まち歩き

大船駅近くの鎌倉大船のシンボルとなっている大船観音寺境内を散策してきました。

大船観音寺には、竣工67年を迎えた福井の永平寺にゆかりの曹洞宗のお寺で、本尊の「聖観世音菩薩」が祀られ、境内には第二次世界大戦の犠牲者を弔う「原爆被災祈念碑」・「戦没慰霊碑」が設置され、観音思想の恒久平和を願う寺院となっています。

南無観世音菩薩の幟が掲げられた長い急坂の参道を経て山門へ向かいます。

山門の先の階段坂の先には、優しい表情の白衣の観音様がお迎えでした。

菩薩様の胎内には、祭壇に祀られた観音像や千体仏が納められて、心身共に洗われる聖なる雰囲気となっています。

観音像の周りの展望テラスからは、大船駅付近の街並みが見渡せるビューポイントとなっています。

大船観音寺のご本尊「聖観音立像」が祀られている「慈光堂」

「子育て・厄除け地蔵」

原爆戦没者の慰霊碑前には、第五福竜丸の被爆石遺品や千羽鶴を刻んだ橇や原爆の火の石鳥居など平和を願う祈念碑が設置されています。

大晦日の除夜に突かれる「大梵鐘」

大船観音寺の参道したの表門の近くには、厄除地蔵や延命地蔵などの供養塔が設置され、歴史街道となっています。

大本山永平寺や総持寺とは異なる境内の雰囲気の中で、観音像や慰霊碑が立つ平和の丘で湘南の平和を祈願していました。

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小石川後楽園散策

2024年11月28日 | まち歩き

紅葉が見頃を迎えた水戸徳川家ゆかりの小石川後楽園を紅葉狩り散策してきました。

広い庭園は、回遊式築山泉水庭園で大泉水の周りに地形を活かした起伏に富んだ遊歩道があり、変化のある自然の美しい晩秋特有の紅葉の風景が見られました。

入口のモミジが真っ赤に色づいて一番の見頃となっていました。

庭園のシンボルである大泉水中央の蓬莱島周りは、モミジやケヤキの樹々が秋の陽を浴びて色映えした景観が拡がっています。

大泉水の池端には、琵琶湖の唐崎の一つ松も模した「一つ松」が、剪定された美形を見せています。

蓮池の枯れた蓮の枯れ花と小廬山が融合した美しい景観

石が配置された大堰川

京都嵐山に架かる渡月橋を模して木で作られた「渡月橋」の周辺の屏風岩や中国の西湖の堤に見立てた「西湖の堤」や音羽の遺跡と題した光景

大堰川の上流に架けられた朱塗りの朱色に塗られた通天橋付近には、モミジの紅葉と大堰川の沢飛石がコラボした秋の光景が見られます。

光圀が18歳の時、史記「伯夷列伝」を読み感銘を受け、伯夷、叔斉の木像を安置した「得仁堂」の周辺も紅葉に包まれています。

京都の愛宕坂を模した47段の「愛宕坂」

沢を上った上には、水面に映る姿が満月のように見えることから名付けられた「円月橋」で、大名屋敷時代の姿で特別史跡に指定された日本最古の橋となっています。

円月橋の池端には、「白糸の滝」や「異形灯籠」など大名屋敷の光景が保存されています。

大泉水の船着場跡近くの紅葉は、見応えある光景が見られフォトスポットとなっていました。

大泉水から向かう内庭には、内庭と後園と境にある「唐門」が復元されて本瓦葺の屋根や扁額、彫刻が輝く姿となっています。

「内庭」も回遊式の庭園で以前の水戸藩の書院のあったところで、中島に架かる橋や雪吊りなど名園の光景がみられます。

公園の東門は、正門とも呼ばれて大名屋敷の風情あるレトロな伝統の姿が残されています。

小石川後楽園近くの東京ドームシテイパークへでは、読売ジャイアンツの優勝記念のグッズが展示されてジャイアンツファンで大変な賑わっていました。

ドームシテイパーク近くの文京シビックセンターの地上105mの展望ラウンジでは、東京スカイツリーや新宿副都心、小石川植物園・後楽園などが望むパノラマ風景が見られ、多くの観客の人気スポットとなっていました。

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鳩ノ巣渓谷トレイルウオーキング(その2)

2024年11月27日 | 山行・ハイキング

鳩ノ巣渓谷トレイルウオーキングの後半は、多摩川上流の白丸湖畔から数馬峡遊歩道を経て愛宕山公園へ向かいました。

白丸湖畔遊歩道では、木の柵が設置された歩道となっていて、白丸湖周辺の紅葉の景観を楽しみながら歩ける散歩道となっています。

白丸湖の湖面にはカヤックを楽しむ姿や山肌の紅葉が湖面に映り込む素晴らしい景観が見られます。

白丸湖畔遊歩道の先には、渓谷に架かる数馬峡橋と山との渓谷美が見られます。

数馬峡遊歩道では、アップダウンの細道の山側は岸壁となっていて、その先の長い急階段を上り眼下に多摩川沿いの紅葉と清流の渓谷美を望める道となっています。。

遊歩道の山際の岸壁には、高さ2m弱の数馬西トンネルとなっています。

トンネルを抜けて奥多摩駅へ向かう道端には、カエデやモミジの紅葉が輝く紅葉の道となっています。

奥多摩駅近くの昭和橋手前の愛宕山公園入口には、ユニークな姿の女神やウサギの石像が設置され入口門?となっています。

昭和橋の手前で多摩川上流のつり橋の登計橋と氷川橋下の渓谷には、エメラルドグリーンの水面と山肌の紅葉コントラストな絶景が見られます。

その先の氷川小橋からは、赤い昭和橋と氷川大橋沿いの紅葉の渓谷美を望む絶景ポイントとなっています。

氷川小橋を渡った先に、日本武尊が東征の折に祀った社を起源とする「奥氷川神社」があり、パワースポットとなっているようで、聖なる雰囲気を感じながら参拝しました

境内には、樹齢650年の杉の巨木の「氷川の三本杉」が立ち、幹が根元から約3mで三本に分岐した姿で、都の天然記念物に指定されています。

トレイルウオーキングのゴール地点の奥多摩駅の駅舎は、山小屋風のデザインでレトロ感溢れる景観が見られます。

約2時間のウオーキングで自然豊かな紅葉真っ盛りの渓谷美を堪能した一日でした。

 

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鳩ノ巣渓谷トレイルウオーキング

2024年11月26日 | 山行・ハイキング

快晴の紅葉シーズンを迎えて、多摩川沿いの鳩ノ巣渓谷のウオーキングトレイルコースをウオーキングしてきました。

鳩ノ巣駅から多摩川沿いの遊歩道へ向かう急階段の下には、岸壁の上の西川から流れ落ちる「双竜の滝」があり、滝音を森の中に轟かせています。

西川の河口付近の水神様の周りには、見頃のもみじの紅葉が美しく輝き、赤い小橋の先にも、水神の滝が流れるています。

小橋を渡った多摩川沿いの散歩道からは、巨岩や高い渓谷に流れる光景や「鳩ノ巣小橋」が見られ、橋と渓谷を合わせた絶景ポイントとなっています。

急坂を上った先の吊り橋の「鳩ノ巣小橋」

橋を渡って鳩ノ巣渓谷散歩道からも橋と山の優美な渓谷美が見られます。

岩場の散歩道の脇には、滑りやすい巨岩・奇岩が点在する石の道のアップダウンの細道となっていて、流れる渓谷美が見られます。

散歩道の山側は、崩れそうな岸壁となっています。

さらに上流側の細道からは、巨岩・奇岩の渓谷美が見られます。

鳩ノ巣渓谷の岩道の先の約130段の急階段を上り切った広場には、四阿が設けられてお休み所となっていて、一休みでした。

鳩ノ巣渓谷の渓谷美を眺めながら一休みの後、後半は、白丸ダム湖、数馬峡遊歩道を経て奥多摩駅へ向かいました【続く】

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体操フェステイバル・ヨコハマ 2024

2024年11月25日 | イベント

横浜武道館開催された「体操フェステイバル」で地域の湘南ジャズ体操クラブが今回も出場され、観てきました。

横浜武道館は、4年前に創建された神奈川県の最大のアリーナで、色々なイベントが開催されていますが、今回は、横浜体操協会の主催で体操フェステイバルが行われ、県内の多くの体操クラブが参加し、「いい顔・いい汗・いい出会い」のスローガンのもとで、日頃の活躍の様子を披露される体操まつりとなって、会場に多くの観客と共に大変な盛り上がりとなっていました。

開会式の後、「ラジオ体操を一緒に~みんなで動きましょう~」と、広いアリーナで演技者と観客が一体となって、リズムに合わせて体を動かし体操していました。

みんなで体操の後、多くの体操チームが独自の音楽に合わせて、素晴らしいリズミカルな演技が行われ、各チームの美しい衣装姿で新体操が披露され、感動を呼んでいました。

マイタウンの湘南ジャズ体操ファミリーでは、小学生と大人の38人が一体となって「モダンタイムス」の軽快なリズムで日頃の活躍振りを華麗なリズム体操を披露されていました。

その後も、大人グループや子どもグループの各チームが素晴らしい衣装で、それぞれのリズムに合わせて新体操の独特演技が見られました。

午前の部の後半には、湘南ジャズ体操ファミリーの2回目の演技では、「みんなでブキウギ~」の身体を熱狂させるようなリズムに合わせて演技が行われ、思わず「東京ブギウギ」の懐かしい歌を歌いながら見ていました。

その後にも、Gボールを使った体操や子どもチームなどのリズミカルな演技が行われ、その姿や衣装の華やかな演技が披露されました。

リボンやボールの手具や鮮やかな衣装を着て体を動かすリズミカルな新体操の様子に感動したひとときでした。

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ドーンと福井 in 神楽坂~越前・若狭まつり

2024年11月24日 | イベント

今年も神楽坂で開催された「ドーンと福井 in神楽坂 越前・若狭まつり」を見てきました。

「ドーンと福井」は、赤城神社と神楽坂通りの毘沙門天・善国寺で開催され、ふるさと福井の味覚や特産品に触れて故郷を身近に感じてきました。

神楽坂は、徳川家の家老を努めた小浜藩主の酒井忠勝の江戸屋敷が矢来公園近くにあったそうで、福井ゆかりの街として親しみを感じていました。

メイン会場の赤城神社では、ふくいブランドコーナーや特産品のブースが軒を連ねており、福井人や東京人にも好評なイベントで、今年も多くの方が集いあっていました。

赤城神社は、「日枝神社」「神田明神」と共に「江戸の三社」と呼ばれる古刹ですが、本殿はモダンなデザインが見られ、多くの参拝者で賑わっていました。

今年は、期待した大名行列は行われませんでしたが、境内では福井にゆかりの委員などの挨拶の後、伝統の踊りが奉納されて賑わっていました

境内の展示コーナーでは、人気のフクイラプトル恐竜やレゴで造られた恐竜、福井の街並みを想定される作品が展示されて子供たちの人気を呼んでいました。

赤城神社の近くの矢来公園には、元小浜藩主の酒井忠勝の下屋敷だったところで、小浜藩邸跡記念碑や可愛いウサギの石像が設置されています。

神楽坂通りの坂上には、「神楽坂の毘沙門天さま」と呼ばれるランドマークの毘沙門天の善国寺の境内では、ふるさと福井の銘酒などが販売されて、人気を呼んでいました。

拝殿前の左右には、狛犬ならぬ阿吽の石虎が虎毘沙と呼ばれてユニークな表情が見られ、新宿区の有形文化財に指定されています。

境内には、福井の恐竜博士も飾られて記念のフォトスポットとなっていました。

神楽坂通りの横道の「兵庫横丁」や「本多横丁」、「かくれんぼ横丁」など石畳や階段が続く路地は、粋な花街情緒が漂う江戸の風情が残されていました。

裏路地の一角には、ふるさと福井の名産の郷土料理や越前そばが味わえる九頭竜そば店では、落ち着いた隠れ屋的な風情あるお店で、この日も満席となっていたようです。

今年は、北陸新幹線が福井・敦賀まで開通し、ふるさと福井も賑わっているようですが、東京新宿の賑わいからふるさとの想いを感じていました。

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ぶら散歩~皇居外苑・日比谷公園

2024年11月23日 | まち歩き

皇居東御苑を散策の後、皇居外苑の名所や日比谷公園をぶら散歩してきました。

東御苑の大手門から皇居外苑に向かう桔梗濠の散策路には、大木のメタセコイアが紅葉で色づいた姿を見せていました。

桔梗濠の南側には、現存する日本最大級の防御設備だった二重櫓の「巽櫓」と旗本や商人たちの通用門だった「桔梗門」が、今も変わらぬ姿が保存されています。

「桔梗門」

外苑の大芝生広場には、多くの松の木が見られ開放感ある美しい景観が見られます。

外苑広場から宮殿へ通じる濠には、二重橋濠に架かる二つの橋が架けられ、通称「二重橋」と言われていますが、手前の「正門石橋」付近では、多くの外国人客が見られ、皇居付近の最大の人気スポットとなっているようです。

皇居正門奥には、以前には、二重構造だったそうで二重橋の名付けられた「鉄橋」も見られます。

正門の濠端には、アカンサスの葉をモチーフにしたブロンズの高欄(人止柵)が、他では見られない重厚な景観が見られます。

桜田門内側は、今も多くのランナーが走る皇居周回マラソンのスタート・ゴール地点で、時計塔の記念碑があり、想い出が蘇っていました。

桜田門は、高麗門と渡櫓門で構成された枡形門でこの日も多くのランナーの姿が見られ、懐かしさを覚えていました。

桜田門を出て日比谷公園に向かう霞ヶ関エリアの晴海通りでは、旧法務省本館(赤レンガ棟)は、赤レンガ壁や尖塔が印象的な建築で、歴史的建造物として今も壮観な姿が見られます。

赤レンガ建築で、棟に隣接する「法曽会館」は、司法界の社交場として建てられた建築で、尖塔屋根のある塔屋や薄いグレー色のタイル壁の建築で、赤レンガ棟とは対照的な姿がみられます。

日比谷公園の桜門近くの花壇のペリカン噴水池周辺では、春にはアオノリュウゼツランの花が咲いていましたが、秋の花々が咲き、香り豊かな憩いの場となっていました。

大噴水の周りでは、イチョウなどの樹木が色づき始めて賑わいの広場となっていました。

大噴水近くの松本楼前には、日比谷交差点から公園建設のための道路工事で移植する際に、公園設計者が「自分の首を賭ける」と言って移設された樹齢500年近いイチョウの木で、「首賭けイチョウ」と名付けられ、公園のシンボルツリーとなっています。

雲形池では、鶴が口から水を吹き出す「鶴の噴水」が見られ、園内のお休み所となっています。

日比谷公会堂と市政会館が一体となっている創建百年近い建築で、時計塔や壁面が特徴的な景観で、都の歴的建造物に指定された公園のランドマークとなっているようです。

公園から新橋駅に向かう国会通りの広場の石壁には、珍しい動物彫刻が飾られています。

新橋駅の架線下には、赤レンガが張られたレンガ通りでは、多くのグルメ店が並び、歴史感あるロードとなっています。

駅前のSL広場では、今も蒸気機関車(SL)が設置されて、多くの人々の待ち合わせスポットとなっていて、賑わいの広場となっています。

創建120年を迎えた初の西洋公園の日比谷公園や皇居外苑の日本の代表的街並みに感動したぶら散歩でした。

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皇居東御苑散策

2024年11月22日 | まち歩き

北の丸公園を散策した後、近くの皇居東御苑を散策してきました。

北桔橋門(きたはねばしもん)は、天守閣の背後にあり、江戸城を守る厳しく警備が行われた門で、堀に架けられた橋は水面より高く有事の際に橋を跳ね上げて通行出来なくなった桔橋(はねばし)から名付けられた門で、門の石垣は野面積みと算木積みで高く積まれていて、乾濠と平川濠の両側に圧巻の光景がみられます。

北桔橋門を入った内側の天守台には天守閣は再建されていませんが、約40m四方の巨大な花崗岩が積み上げられた天守台が保存され重厚な存在感が感じられ、天守台からは本丸御殿の表・中奥・大奥があった芝生広場や丸の内のビル街の眺望が望める御苑のランドマークとなっています。

蓮池濠側本丸エリアの竹林には、日本や中国の珍しい竹や笹が植えられています。

石室には、非常時に大奥の調度品などを避難用に利用された石の部屋で、当時の様子が保存されています。

以前には蓮池濠側に強固な防御機能を持った長屋造りの櫓の「多聞」があった中で、唯一残された富士が見えたのでしょうか?「富士見多聞」と名付けられ、内部には鉄砲や弓矢、文書などが保存されていた様子が見られます。

現在は、富士見多聞の周辺には、御休息所前や松之大廊下跡の石碑が設置されています。

本丸エリアの南側には、現像する唯一の「富士見櫓」が保存されています。

本丸休憩所では、江戸城の中心だった本丸が復元された模型が展示されており、外観や構造など当時のままの天守が1/30のスケールで復元されています。

本丸は、江戸時代に3度建て直されたようですが、3度目の日本一の高層の天守を復元したもので、五重六階の構造で、各層の懸魚には紋章などが施されて、天守台の高さと合わせて約60mの高さで江戸の町に聳え立った豪壮な姿が見られます。

本丸休憩所の近くの展望台からは、丸の内界隈の高層ビルや白鳥濠が眼下に見られ、お休みスポットとなっています。

本丸エリアから汐見坂を下った坂下からは、城を築いた当時の石垣の東西に隔たる「白鳥濠」が保存されており、乱積みと言われる石積みの姿が見られます。

白鳥濠の二の丸側には、都道府県の木が植えられた森の道となっています。

都道府県の木の散歩道の先には、吹上御苑から移設された明治時代の数寄屋風の茶室の「諏訪の茶屋」の優雅な姿で保存されています。

二の丸庭園では、広い池の周りの回遊式庭園で散策路や滝が流れ落ちる光景が見られ、池には、アサザやヒメコウホネの葉がみられます。

二の丸雑木林の一角には、皇居正門前の石橋に設置されていた飾電燈が移設され趣ある姿で保存されています。

「中之門」の石垣では、江戸城最大の巨石が用いられた布積みという技法の築石が見られます。

中手門の先には、最大の検問所だった長さ50mを超える百人番所が保存されています。

旧江戸城の正門の大手門は、高麗門と渡櫓門からなる桝形門で、渡櫓門の屋根上には、一風変わった鯱が飾られており、櫓や門は江戸城の風格を感じる景観がみられます。

広い東御苑の由緒ある豊かな自然や歴史に感動しながらぶら散歩してきました

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ぶら散歩~北の丸公園

2024年11月21日 | まち歩き

秋のお散歩日和となり、皇居外苑の北の丸公園をぶら散歩してきました。

北の丸公園入口の田安門は、江戸城の門では現存する門では最古の門で国の重要文化財に指定されています。

田安門では、外側の高麗門と内側の渡櫓門で構成された枡形門となっています。

田安門の内側の坂道の参道上には、明治時代以降に殉職された警察官を祀られた「弥生慰霊堂」があり、現代の日本の発展に寄与された警察官の追悼の社となっています。

本殿の横からは、田安門の枡形門の景観がみられます。

田安門の先には、夏の終戦の日に戦没者の追悼式など色々なイベントが行われる日本武道館があり、60年前の東京オリンピックの柔道会場として建てられた建築で、八角形の屋根上には擬宝珠が飾られた印象的な景観が見られます。

清水門近くの広場には、戦後に日本の復興に尽力された吉田茂氏の銅像が設置されています。

清水門へ通じる雁木坂では長い石段坂があり、清水門も桝形門となっており、敵の攻め入ること防御する景観が残されています。

公園の中央部には、温度計・湿度計や雨量計が設置されていて、東京気象台の地上気象観測地点となっているようです。

観測地点の周辺は、天皇の警護を行った近衛兵の宿営地だった史跡で、第二連隊の記念碑が設置されています。

園内には、多くの散策路があり、樹木が紅葉が始まった色づいて秋の光景が見られました。

園内の千鳥ヶ淵側の森の中には、水源は不明ですが、水が流れる音が響く滝が見られ、涼感ある雰囲気となっています。

滝の上部には、春の桜咲く千鳥が淵を展望するお休み所となっていて、散策路にはどんぐりの実が落ちたドングリ道となっていました。

園内中央の芝生広場の池の周りには、多くの家族連れが集いお休み処となっていて、池にはカモの姿も見られ、秋の和やかな雰囲気が醸し出されていました。

芝生広場から南口門へ向かう散策路では、多くのピラカンサの実がなるピラカンサ通りとなっています。

公園の南側の旧近衛師団司令部庁舎は、国立近代美術館工芸館となっていましたが、4年前に金沢に移転し、現在は閉館となっていますが、明治時代の西洋風の建築で、国の重要文化財に指定された素晴らしい景観が見られます。

秋の紅葉が始まった森林公園の江戸時代の雰囲気を感じながらのぶら散歩でした。

この後、皇居東御苑を散策していました。【続く】

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寒川・茅ヶ崎ポタリング

2024年11月20日 | サイクリング

寒川神社に参拝後、寒川の「川とのふれ合い公園」から茅ヶ崎の総鎮守である「鶴嶺八幡宮」にポタリングしてきました。

相模川沿いにある「川とのふれ合い公園」は、池やせせらぎの自然公園で、富士山のビューポイントとなっていて、園内の散歩コースの周辺には、池や水路が設けられていました。

花壇には、珍しいトベラの木が実を付けています。

期待した富士見ポイントからは、雲に覆われていましたが、かすかに稜線が見られました。

花壇の一部には、冬のひまわりが咲いています

「川とのふれあい公園」から相模川のサイクリングロード経て、茅ヶ崎の鶴峰八幡宮へ向かいました。

鶴嶺八幡宮は、応神天皇・仁徳天皇・菅原道真を祀り、創建後千年近い歴史を有し数々の天然記念物があり、相模国茅ヶ崎の鎮守様となっていて、開運厄除・家庭円満などのパワースポットとなっているようです。

拝殿前の神木の大銀杏は、樹齢約千年近い巨木で、「県の天然記念物」と「かながわ名木百選」に指定されていて、黄葉に色づき始めて圧巻の姿が見られました。

本殿の裏側の龍前院の前には、中央に三猿を彫った石塔など珍しい7基の庚申塔が設置されて重要文化財となっています。

八幡宮境内から東海道(国道1号線)まで約800mの松並木の参道は「八丁松並木」と呼ばれており、参道には石灯籠と松が並び天然記念物に指定された素晴らしい景観が保存されています。

参道を出て東海道の辻の千の川に架かる鳥井戸橋からは広重が浮世絵に描いた「南湖の左富士」が望め、関東富士見百景に指定されている富士見名スポットとなっていますが、富士の山頂がかすかに雲の中に見られました。

東海道1号線から千ノ川沿いのサイクリンロードを経て、茅ヶ崎の中央公園に着くと、園内には、多くの木々が色づき始めた自然林の光景が見られ、お休み処となっています。

公園の芝生広場の先の池の壁には、滝が流れているような姿で植物が生えて、池の周りには多くのピラカンサの赤い実を付けた光景が拡がっていました。

園内の高台には、大きなざる菊やパパイヤの木も見られ、心癒やされる自然豊かな秋の光景が見られます。

帰路の赤羽根の坂道では、ユニークな形の吊り下がったひょうたんが見られました。

秋の花々や自然豊かな湘南の風景を楽しみながらのサイクリングでした。

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寒川ひまわりまつり

2024年11月19日 | サイクリング

秋本番の暖かい一日でしたが、冬のひまわりと呼ばれる寒川町のひまわりが、今年は例年より早く開花して、寒川のひまわり畑へポタリングしてきました。

寒川神社近くの約500坪のひまわり畑では、約3万本のひまわりが満開となっており、夏のひまわりとは異なる黄金色で背丈も低く、黄色い絨毯を敷かれたような景観が見られました。

ひまわり畑の約半分は、開花がし始めたばかりの蕾が膨らんだひまわりで、2週間後に満開となるそうで、対照的な光景が見られました。

畑横の小川沿いには、多くの柿の木が実を付けた柿の木道となっていました。

ひまわり畑で花見散歩の後、寒川神社に参拝してきました。

寒川神社は、相模国の一之宮の神社で、三の鳥居脇の神池には、夏に行われる「相模薪能」の石橋(しゃっきょう)の石彫刻像のモニュメントが設置されています。

三の鳥居から神門へ通じる参道には、灯篭が並び大樹からの陽が差す木漏れ日の路となっています。

神門を抜けた拝殿前では、七五三詣での参拝客で多く、家族連れで子供達の華やかな姿で賑わっていました。

拝殿の懸魚には、菊の御紋や三つ巴御紋、鬼瓦も飾られて、一之宮独特の景観が見られます。

拝殿前の前には、御祭神の寒川比古宮と寒川比女命が宿る御神木の夫婦杉が聳え立ちパワースポットとなっていました。

拝殿の横には、古くから天体の観測に使われた渾天儀と方位盤のレプリカが設置され4匹の龍に支えられ、参拝者の人生の羅針盤として厄除けの指針を与えてくれています。

内庭の回廊には、菊まつりが開催されていて多彩な菊150点以上が展示されて、多くの受賞作品の色合いや大菊の姿が見られました。

冬の寒さが始まりましたが、ひまわりや菊の花を見て寒さを覚えないひとときでした。

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引地川親水公園ウオーキング大会

2024年11月18日 | 地域活動

地区社会体育振興協議会の秋の事業として、歴史と文化の街である大庭地区の引地川親水公園周辺を巡る健康ウオーキング大会を行いました。

今回も地域の中高年の方々が集い、安全に楽しく健康づくりウオーキングしましょうと確認して、ストレッチ体操を行い、地域の自然豊かな街中をウオークしていました。

市民の家を出発し、近くの舟地蔵公園では、多くのケヤキやメタセコイアなどの木々の紅葉が始まり、秋の彩り豊かな光景が見られました。

小糸川沿いの散策路の道端に横縞のヘビが見られ驚きでしたが、既に亡くなっていて、多くの虫が群がっていました。

引地川の城下橋付近では、鯉の群れが泳ぎ、市の鳥カワセミも飛び回っていましたが、撮れませんでした。

川沿いのプロムナードでは、皇帝ダリアが美しい姿で咲き誇っていました。

稲荷山の自然の道を経て「ふるさとの森」の最高地点の富士見ポイントでは、快晴の秋空に冠雪した富士山や大山が見られ、参加者から感動しながら撮り合っていました。

富士見台からふるさとの森に入り、大庭の鎮守の大庭神社へ向かいました。

大庭神社は、大庭御厨を治めた大庭景親を祀る古刹で、大庭大明神とも言われ昔の大庭村の鎮守様となっていて、この日のウオークの安全や健康寿命の延伸を祈願して参拝し、境内の梵鐘を鳴らして、森中に音が響きわたっていました

大庭神社から枯葉の急坂を下り、裏山の成就院へ向かいました。

「成就院」では、鎌倉市の裏山で発見された樹齢500年ともいわれた椿の古木の根が移設されて、根の形が鶴・亀の姿の縁起彫刻と大日如来が彫刻されており、寺の名物ともなっています。

境内の池には、不動明王像も見られます。

山門近くの桜の老木の幹には、多くのサルノコシカケのようなきのこが多く生えて歴史感ある姿がみられました。

引地川親水公園の天神橋付近の桜並木では、もみじの木が赤や黄色に染まった姿が見られ、秋の彩り豊かな光景や戻ってきたユリカモメの姿が見られ、一休みしていました。

一休みの後、天神橋から引地川の左岸の桜並木道を経て鷹匠橋へ向かいました。

桜並木道沿いのひまわり畑では、秋のひまわり花が咲いていました。

親水公園から大庭城址公園近くの長い坂道を経て二番構公園に向かいました。

二番構公園は、大庭城に由来する緑豊かな自然公園で、噴水池の中央には三体の女人像が立ち、大庭地区のオアシスとなっていて一休みでした。

一休みの後、裏門公園横の散策路を進み、ケヤキ通り沿いの道端のカエデの木が、真っ赤に色づき、紅葉スポットとなっていました。

ゴール地点近くの小糸坂でもモミジバフウの並木道となっていて、赤・オレンジ・緑の鮮やかな秋本番の紅葉通りとなっていました。

道下に舞い散っていたカエデの葉

約7キロのウオーキングでしたが、参加者同士で地域の秋の光景を楽しみしながら交流の機会となっていました。

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相模原リニア新幹線工事見学

2024年11月17日 | まち歩き

JR橋本駅近くで建設中のリニア新幹線の相模原現場の「さがみはらリニア広場」でオープンされている工事現場の様子を見学してきました。

リニア中央新幹線「神奈川駅(仮称)」の工事現場に大きな土を積み上げた広場の一部を整備して、工事の様子を見れる「さがみはらリニア広場」と呼ばれ、工事現場を上から見られる広場となっていました。

広場へ向かう坂道には、工事に使われている大きな掘削機械?も設置されて、巨大クレーンが聳え立つ光景がみられます。

広場の中央には、駅近くの新幹線トンネルの実物大直径14mのベンチが設置されてお休み処となっています。

開削工事中の現場には、幅約50m×長さ約600mの巨大なドックのような穴に、渡橋が設けられて、駅の大きさを知る様子が見られました。

広場には、工事が始まった2021から現在までの工事の様子の写真が展示されて、地下工事の困難を想定していました。

トンネル工事の堀進状況の様子

広場からは、雲に囲まれた富士山?も見られました。

工事は3年後の予定となっていて、駅名も未定ですが、神奈川県駅(仮称)の開通に期待が膨らんでいました。

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ぶら散歩~海老名ざる菊園

2024年11月16日 | まち歩き

秋色が深まり晩秋の花の菊も見頃となり、目久尻川沿いの「ざる菊園」へ花見散歩してきました。

ざる菊園では、約千株のざる菊が色鮮やかに咲き誇り、園内には秋の日差しを受けて色鮮やかに、赤、黄、白の大きな菊の花が咲き華やかな花の道が作られ地元の秋の風物詩となっています

大きな菊の株には、約1000個の小さな花が密集して咲き、丸いざるを逆さにしたような姿を見せて他の花とは異なる姿が見られます。

近くの目久尻川には、多くのシラサギが集い、秋の川中で楽しんでいるようです。

川沿いのプロムナードにも、ざる菊は見られ、晩秋の光景となっていました。

桜やバラなど他の花とは異なる姿に感動を覚えたひとときでした。

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