玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

オリンピックの行き先

2021-06-09 11:15:14 | ブツブツ

ただ事態に任せて流れていく。時間だけがカチカチと過ぎていく。

医師・看護師が集まらない、一流選手が来ない、ボランティアが足らない。スポンサーが逃げ出した。

そんなふうに物理的に不可能になれば、瓦解という中止はあるかもしれない。

これ以外にも、世界が見放す場合もあるかもしれない。

それでもオリンピックに突き進めば、かつて昭和天皇が止めたという本土決戦が21世紀に実現することになる。

この国の国民がコロナウィルスという強靭な敵に対して命の盾になる。

若しそうなれば、この国は生まれ変われる。

まず自民党は壊滅する。政治というモノの大切さが少し解かる。

日本という国が恥ずかしくなるかもしれない、…。

もう一つ、沖縄県民の抱く戦争の傷に寄り添えるかも。

ただ流されていれば、ある朝、突然に開会式が来る!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治屋という会社

2021-06-08 11:25:34 | 時事

随分、前のことだけど、大物政治家の事務所にお邪魔したことがある。

表通りに面した古びたビルだったが、入ったら二十ぐらい机があって、多くの秘書が何やら仕事をしていた。

さしたる事業も、儲け仕事も無いのに、まるで中小企業の事務室のようだった。

その時感じた「政治というのはどんなに儲かる事業をしているのだろうか?」と。

最近、広島の河井夫婦の買収選挙に流れた1億5千万円のことがネットで話題になっている。

古臭い田舎の買収選挙と思うが、東京でも香典や贈答品の事件で議員が辞職する。

金と選挙の関係は相変わらずで、この国の政治の根本の課題である。

その元凶の一つには、議員の秘書が多過ぎるのではないか。何か変なことしないと食べさせるのは無理だと思うのだが、…。

広島の多額な選挙買収資金の一部は応援に来た秘書群団の中に飲み込まれたような気がしている。

田植えの時期です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学・経・年・不問

2021-06-07 11:36:37 | 

最近、目が悪くなって難しい本が読めなくなった。これは眠るための本として買った。簡単に読み終えた。解説が山田智彦だった。昔は銀行員をやりながら文芸誌に書いていた作家であることを知っていたが、なんか冴えない解説だった。確かに、本の中身もピンとこなかった。城山三郎も息抜きをしたかったのだろう。

冒頭には編集部からの「今日では差別的ととられかねない表現があります。…」と注意書きがあった。読み終わっても、鈍いのか、思い当たるものはなかった。

若し考えれば、タイトルからして、「学・経・年・不問」のセールスマンという職業のことかもしれない、と思い始めた。これが差別なのかな?今や職業差別など薄れてきたが、…。

最近の政治がおかしいのは、此処三代の自民党の首領が「学・経・年」を不問にした人たちだった。三人とも学歴はそんなに良くない。でも学歴なんか単なる形だから問題にしないが、トップになるためには、学歴よりも一定の勉学や学識が必要ではないだろうか。

まず字は読めないし、民主主義を知らないし、何よりも庶民の苦労を知らない。

二人は血筋だけは良かったので、自分が王様だと思い込んでいたようだ。時代への錯誤を自分で気づいていないのが本人の無様さと醜さであり、この国にとっての不幸でもある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自民砦の三悪人

2021-06-04 11:23:56 | 政治

2013年7月の麻生副総理の「ナチ発言」を忘れてはいけない。あれが彼らの本質だ。

ナチは全権委任法によって絶対権力に掌握したが、アベ・スガ・アソの三人は、官僚語による答弁拒否、官僚の文書隠滅、絶対多数による国会の否定、総務省の指導によるマスコミ封じで、専制君主のように振舞ってきた。

それを見て見ぬふりして、許してきた我々有権者に責任の一端はある。

今なら、この国は簡単に変えることができる。

次の選挙で国民の側に立たない候補者を落とす目的を持って投票所に行き、取り敢えず、現状を変えるために他の人に投票すれば必ず政治は変わるだろう。

その時に換えた人がまた同じにように国民を見なくなれば、また4年後にそれを換えていく。

これを繰り返せば、確実に投票者=国民が大切される体制になる。

民主主義というのは手間がかかる政治の道具のようである。

今のように既得権を持つものが世の中を支配し、その子孫がまた支配をする。底辺で努力する者がいつまでたっても報われない、そんな世の中はあってはならない。

今なら、この利権に汚れた、どん詰まりの閉塞感だらけのこの国の空気を少しづつ変えることができる。

これを面倒だと放置すると、麻生の言うように、ある日突然この国にもナチという魔物がやってくる。その時になって、慌てても遅いのだ。

奴らは本気だろう。そして、魔物の子孫だと自認しているのかもしれない。

東電もこの国の魔物かも知れない。もしフクシマで放射能水を海に流したら。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言葉のない首相

2021-06-03 11:10:46 | ブツブツ

「安心・安全の開催」しか云わない壊れたラジオのような首相がいる。

安全の根拠がないのに、人を安心させることはできない。これは標語としても成立しない。

ただ、心地よい言葉を並べただけ、真の言葉がない。まるで怪しい商品コマーシャルと同じだ。

この人は国会でもこの怪しい標語を連発するだけだ。自分の言葉で話すと学がないと分かってしまうからなのか。

この人は国民の代表者である国会議員の居る国権の最高機関を否定しているに等しい。

オリンピックの安全開催の理由や根拠が言えないのに、平気な顔で堂々と国のトップに居る。

これでも良しとするのが近頃の自民党政権である。これは多数決の便宜性を権力化した独裁政治である

そして連立する公明党もこの歪な政治に加担をしている。

この乱暴な政治は、昔の多様な人材と安定した政策を掲げる自民党と同一の政党の所業とは到底思えない。

かつての左派から右派まで幅が広く、懐が深かった大人の政党は何処に行ってしまったのか?

昔の自民党を知っている者として、今の自民党は利権に群がるオジサンがそのまま議員になったような品の悪い集団としか見えない。

だから、近ごろは金の不祥事ばかりだ。この党は昔の自民党ではない。「自由利権党」と名前を変えたらいいだろう。

コロナ禍のほんのすこしの贅沢

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする