「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「下書き」

2012年04月24日 | おせっかい

        
             同窓会。賑わう受付、華やぐロビー

4月11日に行った、中学校古稀同窓会。明日でやっと一段落を迎える。
300枚を超えるスナップから80枚近くをを抜き出し、アルバム製本して全員に発送する。その作業がいよいよ明日、幹事さんが集まってひと汗流す。当然ながら出席の礼状も同封する。問題はその中身である。
毎回同じ内容になるのも癪な話。かといって気ままなエッセイや作文を書くわけではない。時宜を得たリアリティも加えたい、などと思ってはみる。
取敢えずは下書きか。先ずは書いておいて一晩寝かせる。そうだそうだ!!


4月11日に行いました、昭和32年卒業川下中学校古稀同窓会にご出席頂きまして有り難うございました。お陰で、先生方をはじめ多くの同窓生の皆さんと、古稀70歳という人生の大きな節目に、共に祝杯を挙げることが出来たことを大変嬉しく思っているところです。
過ぎにし55年という歳月を難なくタイムスリップさせ、思い出話に花を咲かせ、今を生きている実感を確認する一助になったとすれば、幹事団としてこの上ない喜びです。

遠路はるばる出席頂いた友。体調不良ながら家族の協力を得て出席してくれた友。積極的に出席してくれた友。それぞれに同窓会に対する熱い思い入れを改めて感じているところです。
数か月に及び何かと意見交換をしながら準備を進めて参りました幹事会。しかし、振り返ってみれば何かと不行き届きの点もあったように思います。が、幹事団の精一杯の努力に免じましてご寛容ください。 

さて、大変遅くなりましたが当日撮影した記念写真を「古稀同窓会記念アルバム」として編集作成致しました。はち切れんばかりの当時を再現させ、如何に美男美女に見て頂けるか、いささか編集に時間がかかりました。永久保存の1冊として本棚の一隅を与えて頂きますようお願いします。どうぞご笑納下さい。
さて次回は・・・・・・などという話はここでは止めおきますが、これからも何はおいても健康と体力維持に心がけましょう。可能な限り、再び幹事団を組み同窓会が企画できることを楽しみにしたいと思います。元気に過ごしましょう。お互いに。

・・・・・・ざっとまあこんな礼状になるのかなぁ。明日今一度見直してみよう。
美人がより一層美人になるためのお化粧の下地。下書きとよく似ている気がする。

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「タケノコ本番」

2012年04月22日 | おせっかい

      
          それぞれがそれぞれの役割をこなして

仲間の何人かから電話やメールで「雨が降る、延期にしては・・・」という要請のあった、タケノコを掘って茹で上げる間にBBQを愉しむ『薮の中のクラス会』
天気予報では九州で発生した低気圧が発達しながら北上する、22日の中国地方は雨風に要注意。ということであった。

それでも3日前に雨よけシートを張り、遊ぶスペースは確保していた。しかも、薮の持ち主はこの日のために、2日前からタケノコを掘らずに我々のために残しておいてくれている。そんな事情もあって、強引かなと思いながら予定通り決行した。

この執念が実ったのか、低気圧が発達し損なったのか、午前中の早い時間にはタケノコ掘りも出来た。その後のお楽しみも、時折強い雨に見舞われたが、シートのお陰で大して濡れることなく、例年通り何不自由なくワイワイガヤガヤ飲んで食って騒いだ。一生懸命に鳴いてくれるウグイスの声をかき消すようなダミ声も、周囲の迷惑とならない薮の中。年に一度、心底楽しめる一大イベントである。

回を重ねるごとにそれぞれの役割分担がおのずと決まる。自分の持ち場を素早くこなし、いち早く缶ビールをプシュッとやる仲間もいる。みんながひと仕事終えた頃を見計らって先ずはカンパ~イ!!酔いの回らないうちに切り出した、恩師を招いて開くクラス会の内容協議。提案理由にもとずく質疑、意見交換・・・などと言えばかっこいいが、それぞれ勝手に言いたい放題。結局は会費と大まかな位置を決めただけで後は「アンタに一任」で協議は終わり。後はひたすら呑み、しゃべり、食べる。

「誰それさんはY・Hさんが意中の人じゃったんと」「アンタはあの人じゃったろが」「いやいやそうじゃない、あの人はSさんを想っていたんよ・・・」などと他愛もない50数年前の甘酸っぱい思い出話が延々と続く。いつの間にやらビール・日本酒・焼酎とフルコースで呑んだ後で「オレは昼間の酒はダメなんよ・・・」などと言いながら潰れるほど心地よく酔う仲間もいる。

毎年のことながら、薮の持ち主の友におんぶに抱っこ。今年も「今が旬」のタケノコをしっかり頂いて帰った。有難う。
それにしてもあれほど心配させられた低気圧、一体どこへ行ったのか。昼間っからハイテンションの高齢パワーに呆れかえって岩国を避けたのに違いない。

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「古稀をことほぐ」

2012年04月12日 | おせっかい

      
                         音楽教師のピアノ演奏に合わせて「校歌斉唱」

昭和32年3月に中学校を卒業した私たちは目出度く古稀を迎えた。
「人生の大きな節目に当たって、久しぶりに集い笑顔を合わせ、お互いがお互いの健康と再会に祝杯を挙げよう」と呼びかけた。
当時お世話になった先生方4人も出席して頂いた。東京や川崎など遠来の友を含め67人が参加。総勢71人による華やかな中学校古稀同窓会。
一つの建物の中で会場を替えて一次会二次会、トータル5時間を楽しく過ごした。

卒業当時282人。住所不明や物故者を除き200人に案内状発送、その結果で67人の出席。それが上出来なのか不出来なのか、判断は別れるところであろう。
それぞれに生活様式は異なるし、それぞれに事情があるのだから、出席した人数の多い少ないによって成功か否かの判断材料にはならないと思いたい。

問題は人数などではなく、如何に参加者の笑顔がはじけるか、最後まで付き合おうと思わせるか、などについて幹事団で頭をひねってきた。
あれこれ考えてもそこは素人集団である。しかも前回からは3年も4年もたっており、物忘れもあってついついやるたびに初めてのことのように思えたりする。そんな中でも、色んな準備をしながら話し合いを重ねることで意外な発見があったり、幹事であるが故の面白さが出てきたりする。

注目すべきは先生方の若さと情熱である。80代後半であっても大きな元気のある声で、一つでも教訓になる話をしようと努力されているのがわかる。
我々は還暦から10年を経た古稀を迎えているが、恩師の目から見れば幾つになろうと教え子なのである。その変わらぬ師弟関係を保つことで得も言われぬ秩序が生まれ、会その物が締まるから、同窓会は楽しいのだと思う。

今一つ自慢話は「趣味のコーナー」を設けることかな。
会場の一角に、陶芸・水墨画・水彩画・油絵・書道・編み物・輪飾りなどなど。普段精を出している作品を並べる。自分もやってみようと思う人が出てくるかもしれない、出ないかもしれない。ただ、会場が華やかさを帯びるし差し当たっての話の接ぎ穂になる、と思っている。

わずか5時間、されど5時間。多くの人から感謝の電話が入る時、それまでの何もかもが吹っ切れて、心から楽になれる瞬間を味わう。これがたまらなくいい。

当日は朝早くから篠突く雨。前も見えにくいほど降る。開会2時間前の午後2時、奇跡を呼ぶようにピタッと上がった。天は我らに味方した。

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「いよいよ明日!」

2012年04月10日 | おせっかい

昭和32年3月、川下中学校卒業の仲間を集めた「古稀同窓会」いよいよ明日本番を迎える。恩師が4人、仲間が67人総勢71人の、それはそれは楽しい会が始まる。

古稀70歳を記念して行う同窓会の出席者が71人というこの数字、なにか仕組まれた様な奇縁を感じる。それもこれも9カ月も前から準備委員会を発足させ、よりよい同窓会に向けて数回の会合を重ねた委員各位の熱意の賜物かもしれない。

本番を明日に控えた今日から、趣味のコーナー展示品の集荷に奔走する幹事さんもいる。卒業アルバムを頼りに、1人1人の顔写真を切り抜き、中学3年生の顔写真入りネームプレートも作った。参加者全員に渡すレジュメも出来た。あれこれ遺漏なく周到な準備を整えた。と思うのに、なんかまだ忘れ物があるような、これで本当に大丈夫か?という不安が頭をよぎる。終わってしまうまでこんな調子なのだろう。

振り返れば、たったこの9ヶ月間という準備期間ではあるが、費やしたエネルギーたるやすごいものがあることに気付く。多くの人間が多くのことを相談し、折衝し、結論を出して今日までやってきた。そしてやっと明日を迎える。感慨ひとしお。

これ以上語ると、自慢話や苦労話になっては本意ではないのでやめる。が、苦しくも楽しい日々を過ごした。幹事だからこそ体験出来ることや、新たな発見もあったのだ。
いずれにしても明日の本番は、皆の記念すべき歳をお互いがお互いをお祝いする会である。祝杯を上げよう、普段合わすことのない顔に話しかけよう。 

今夜は心おきなく眠りに就こう。明日の成功を信じて。眠れるといいのだが。

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「5勝5敗」

2012年03月13日 | おせっかい

            奔放に咲く鑑賞用花モモ

朝起きがけの窓ガラスに、したたるほどの結露が見られる寒い朝。
暑さ寒さも彼岸までと言われるお彼岸の中日まで後1週間。
まさに ♪ 春は名のみの 風の寒さや ♪ 巣作りを始めたアオサギ君たちも、あの高い木の上吹きさらし。さぞかし寒いことだろう。野生は耐える、野生は強い。

今回の同窓会返信はがきが、1日としては最高の10枚がポストに入っていた。
5勝5敗。つまり5人出席5人欠席。今日に限って言えば出席率50%ということになる。
ただ今日の場合、欠席者5人の中に、私としては完全に出席人数として予定した同窓会常連のメンバーが2人も入っている。本来なら7勝3敗という、天にも昇る心地の日になるはずであった。

こりゃまずい、何はともあれ電話を。1人は県内の現役大学教授で過去5回連続出席の実績を持っている。「早くから旅行を計画していて変更出来ない」という。今1人は、「雪の日に転んで身体のあちこちを打撲したので 欠席したい」と。彼女の場合は、開催まで1カ月近くあるからもうしばらく様子を見よう、欠席は保留。ということに。

逆に、今回初めて出席する顔もある。久しぶりの出席も数人いる。
人生の節目「古稀」を意識しての出席だろうか。このようにたまに出席する人たちに場違いな思いをさせないのが私たち幹事の仕事。これからの準備委員会の話題はそれに尽きる。嫌がられながらも檄を飛ばすことになる。

お彼岸の話ではないが、出欠の返信締め切りが後1週間の20日。
「ボツボツ返信はがきを出すか・・・」いう気になってくれれば有り難い。
目下のところ、幹事代表の首がつながる出席者を数えている。が、あと10人は・・・

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「サンキューの日」

2012年03月09日 | おせっかい

      

暦の上では3月9日。つまりサンキューの日。
誰あろう、自分の都合がよくなるように、自分の願望を含めて自分が勝手に命名した日。
願望はあくまでも願望どまり。なかなかこちらの思い通りには行ってくれない。

同窓会案内状発送からおよそ20日を経過した。
締め切りまでにはまだ10日は優にある。結果を占うのは早計だろう、と分ってはいる。
分ってはいるが、毎日郵便配達のバイクの音に聞き耳を立てて待つ身。
5枚、6枚とはがきは届く。ウーン2勝3敗か今日は上出来だ。 ン?0勝4敗、全滅か・・・。ボデーブローが段々効いてくる。

特に目標数値を立てたわけではない。立てたって仕方がないし、下手をするとただ落ち込むための役割しか果たさないことだってある。幹事の士気にかかわる。
八方手を尽くし、電話作戦や勧誘依頼などなど、水面下の水かき作業の足も疲れ始める。それでも、遠くの意外な友が出席してくれたり、近くに住んではいるが体調を崩して、奥さんの手を借りなければ会場まで来ることさえ出来ない友が「動けるうちは行きたい」と言って、同窓会を楽しみにしてくれる話なども耳に入る。言葉にならない。ただただ3月9日、サンキュー!!

欠席する人には当然それなりの理由や事情がある。なにも無くても、疎遠が続くと出てきにくい気持ちもよくわかっている。
無理に出てくれなど思いもしない。ただ、ただひとつ、単に名前だけ書いて投函ではなく、郵便番号・住所・電話番号くらい書いてよ。
「住所録は同窓会以外には絶対使用しません」と書いてはいるが、それでも個人情報保護の観点から公表したくないのだろうか、それとも単なるズボラか?

およそ半数が帰ってきた。なんとか様になりそうな人数が揃いつつある。
やっぱり後数日に胸をワクワクさせながらひたすら待つ。この感覚も悪くない。
「人数の割に会場が狭いねー」などと批判されるほどの出席を夢見てまた明日。

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「運・・・天・・・」

2012年02月16日 | おせっかい

          

「賽は振られた・・・」「静かに結果を待とう・・・」などなど。2年半前にも同じようなことをして、同じようなことを考えてきた中学校同窓会。
ただ今回は少しだけ何かが違う。なんじゃろう。ようわからん。

「古稀というお祝いすべき年齢を迎えた記念の同窓会。何が何でも成功を・・・」
という思い入れが強過ぎたのかな。それとも案内状発送の前から、これまでにないマイナス情報が多く耳に入って来て、柄にもなく不安になっているのだろうか。

そんなものは弾き飛ばし、兎に角みんなに声をかけて、消去法によるマイナス要因排除で気合いを入れ直そう・・・と、なお一層燃え上ってきたこれまでとは少し異なる。

『そんな弱気でどうする!これまでもやってきたおせっかいではないか、やることをきっちりやっていれば、結果はおのずとついて来る。運を天に任せろ!!』
と叱る声がどこからか聞こえる。

そんな中で、ジャンボ自治会が所有する会館の一室を借りて、案内状織り込みから宛名シールの貼りつけなど、幹事12人がうまい具合に作業分担。あっという間に192通の封書案内状が出来上がった。明日は馴染の郵便局から発送する。その時こそ実質的なスタートだ。柏手でも打って、いい賽の目が出るように祈ろう。今は祈るしかない。

ところで、簡単に言ってのける「賽は振られた」という言葉。あのサイコロは、天地四方をかたどり、1が天、6が地、5が東、2が西、4が南、3が北を表わし、対面する数の和が7になる。本来は神に関わり、神に問い、神に捧げ奉る祭祀のものであったという。やがて勝負事につかわれるようになり、神の手から離れてしまったようだ。

ここは一番、神に捧げ祀る昔にもどって、いい結果が出てくれることを祈ろう。

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「思案ろっぽう」

2012年01月24日 | おせっかい

      
        さてどうする・・・? 腹は決まっているが・・・!

この冬一番の冷え込み。窓の結露がしたたり落ちるほどになっていた。
そんな身も心も頭も凍りそうなこの時期に、降ってわいたような難題がひとつ出来!

昨年9月に発足した、中学校古稀同窓会準備委員会。幹事団総勢15人。
日時・会費など決定。会場も交渉の末、こちらの言い分をすべて通してもらった。
同じ建物の中で1次会と2次会を合わせて、5時間を過ごしてもらおうというスケジュール。もちろん1次会・2次会の会場を別にして雰囲気を変える。大半の人が2次会までゆっくり楽しんでくれる。

このような計画の下に日時を決定して、間もなく案内状発送の手筈も整えている。
そこへ、我々の中学校から多くの人が進学した高校が、同じ4月、我々より1週間早く、高校古稀同窓会を開くということになったらしい。
関東に住む同級生の某君から「中学校の同窓会の日にちを変更して高校の2日後にはならないか、そうすれば高校・中学両方の同窓会に出席できるから」という相談があった。

さーどうする。思案ろっぽう!彼の言うことも理解できないわけではない。が、おいそれと日程を変更出来るほど甘くはない。それは高校だって同じことだろう。高校が日程変更出来ないものを中学校に求められてもね~。ついでに言うなら、地元に住む多くの人が、日程が近過ぎると片方しか出席しないリスクも生じる。

遠方を立てれば地元が立たず、地元を立てれば遠方が立たず。まあ気の毒としか言いようがないが、ここは一番、本人に納得してもらって、我々は当初の計画通り進めるしかない。ここでぶれたら幹事なんてやってられなくなる、のかな。

そこで余談ながら「思案ろっぽう」とは。カードの数合わせで9が勝ちとなる「カブ」という遊びをご存じと思う。2枚のカードで6が出たとき、3枚目のカードを取るか取らないか、思案、勝負勘が必要となる。その思案し決断を迫られることを「思案ろっぽう」という。確かに今回のことも思案は迫られたが大きく迷うほどではなかった。
人それぞれ、思いや言い分はあるものである。

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「時ならぬ豪雨に」

2011年08月23日 | おせっかい

      

このところ8月の後半とは思えないほどの長雨にたたられている。
夕立などという可愛いものではない。大雨洪水警報が出され、地方によっては避難準備が急がれる始末。台風でもないのに、このような雨は久しぶりである。

テラス屋根の樋の水はけが間に合わず、つららのようなしずくが樋を超えて滝の如くあふれる。向こうが見えにくいほどの雨すだれ。
ものすごい・・・と表現するにおかしくないほどの豪雨。

そんな雨の中にもかかわらず、予定した仲間内での飲み会を昨夜決行した。
メンバーの大半が、曜日に関係なく集まれる呑気者であるが、中には長年オーナーとして現役のまま今に至る奇特な仲間もいる。

台風などによる公共交通機関が、運転見合わせなどの措置に出れば、当然我々も中止するところだが、そこまでには至らなかったので、敢えて予定通り、おせっかいを貫き通した。予定したメンバーが一人も欠けることなく、傘をさして集まった。

月曜日、しかも雨の夜。いつもは大賑わいのビアガーデンもさすがにお客が少ない。その分話声が通りやすい。俄然盛り上がる。それもそのはず、お付き合いが始まったのが1954年4月。ということは、57年という長き、古き、良き友がらである。

それぞれの生活環境を持ち寄り、世話になったりなられたり、みんなが持ちつ持たれつのいい仲間の集いである。時に上げ足を取り、時に秘密の暴露もあるが、それはいずれも酒の肴の範囲であり、ピエロが次々入れ替わる。

そして今回の結論は、大きな農家へ養子に入った彼のもとへ「稲刈りの手伝いに行こう」と話がまとまった。心地よい命の洗濯。おせっかい役はまだまだ続きそうだ。

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「さつきは鯉の・・・」

2011年05月01日 | おせっかい

      

いよいよ5月。 早くも5月。
山や川、目に入る景色が大きく色を変える、なんとも楽しみな季節。自然に胸が躍る。 

「さつき」は、田植えをするする月であることから「早苗月(さなえつき)」と言っていたのが短くなったものである、といわれる。元々「五月」と書いて「さつき」と読ませており、皐月と書くようになったのは後のことである。また「皐月」は花の名前となっている。「菖蒲月(あやめづき)」の別名もある。 (ネット拝借)

また、空を悠然と泳ぐ鯉のぼりのように、腹の中には何もないさっぱりした気質を表すのが「五月の鯉の吹き流し」。頭に「江戸っ子は・・・」などと付けて言われることが多い。
江戸っ子ならずとも、そんな爽やかさにシャキッとする5月。
日本に元気が回復する月になってくれると有り難い。

そんな5月。1年後の中学校同窓会開催に向けてゆっくり胎動が始まった。
来年の4月1日をもって、同級生全員が古稀を迎える。
「古来稀(まれ)なる長寿」と言われる人生節目の年。「同窓会を開こうや・・・」と仲間の声が賑やかになってくる。

前回が2009年10月末。あれからまだたった1年半。
同じテーブルで一緒に呑み、しゃべった男子が一人旅立った。
脳梗塞の疑いで、酒タバコ一切をドクターストップの幹事仲間もいる。
膝が痛くてヒアルロン酸を注入している女性、などなど色々である。

「来年はやるぞ~!何が何でも元気でいてくれよ~」と叱咤激励する「気勢同盟会??」の飲み会も開いた。24人が参加してくれた。
向こう1年、腹に据えかねることがあっても、「さつきの鯉の吹き流し・・・」。腹に貯めずに、スッキリ爽やかに幹事会を重ねて行かなければ。

古稀70歳、人生の曲がり角をなんとかクリアーして、多くの参加を求めたい・・・。

     ( 写真 : 2009年10月。同窓会記念アルバム )

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