「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ひとまずゴールイン」

2009年11月27日 | おせっかい
中学校同窓会。8ヶ月に及ぶ長距離レースがひとまずゴールイン。
祝福のシャンパンを浴びたかどうかは別として、兎に角ひと区切りついた。
幹事15人中14人が集まって、出席者の反応報告に続く反省会。
何はともあれ幹事さん一人一人の尽力に、心から感謝とねぎらいの言葉を述べさせてもらう場を与えてもらった。そして美味しいお酒に酔った。

欲を言えば、当日の写真撮影・アルバム作りに貢献した縁の下の力持ちが、風邪のため急遽欠席したのが心残りである。彼をこそねぎらいたかった。
          
                   
同窓会の一端を500字にまとめたら、図らずも新聞掲載となった。
多くの幹事さんの気持ちを代弁した思いをここに記す。


 『3年半ぶりの中学校同期会を開いた。
住所の洗い出し作業の中で、数学の女性の先生が千葉県にお住まいとの情報を得た。早速案内状を発送したものの卒業以来52年という歳月。その間、全く何の接触もないのだから出席は無理かなというのが正直な気持ちだった。

 ところが、案内状に続く女性幹事の熱心な電話勧誘もあって出席頂けることになった。
 出迎えのホームに降り立った先生は想像以上にお元気そう。一気にタイムスリップ、私たちの顔をたちまち思い出してくださった。
 毎回、出席頂いている先生方と共に同期会が最高に盛り上がったことは言うまでもない。
 翌日は錦帯橋など観光名所をゆっくり散策。思い出に残る西岩国駅など数カ所を巡って、丁重にお見送りした。

「もう岩国も、これが最後と思っていたけど、3年先の同期会にも是非参加したい」との嬉しいお礼の言葉もいただいた。 
 3年先は記念となる古稀同期会。先生方のお元気な生き方を見習おう。そして今回よりさらに充実した笑顔をお土産にできるよう幹事団の結束を維持していきたい。』
                    ( 中国新聞 広場掲載 2009.11.27 )

       ( 写真 : 幹事による記念アルバム作成風景 )

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「解放前夜…」

2009年11月14日 | おせっかい
ようやく先が見えた。無罪放免・解放される日が近づいた。
出席者の多くが楽しみにしていてくれるであろう、集合写真やオープニングセレモニー、先生への花束贈呈、笑顔の集まるスナップ等々の写真集。A-4版10ページにまとめた記念アルバムの完成間近。文字通り、全ての肩の荷を降ろすときだ。

3月7日、第1回目の幹事会。声をかけた13人全員参加。
更に今回から、写真班を担当しよう…と途中からの自主参加2人で総計15人。
小さい声でも充分通じ合えたこれまでとは様子が異なる。人数が増えたことは有り難いに違いない。がその分、一人一人の意識が甘くなって、責任感の欠落を警戒する。
チームワークで凌ぐしかない場面も必ず出てくることを想定して、ただ数に頼るわけにはいかないこともちょっと頭の片隅に…。

ベテラン揃いで一枚岩の幹事団なのだが、メンバーの変動は時として流れる方向を変えてしまうこともある。などと一時期神経質にもなったが、そこは同級生、本番が近づくにつれて新たな丸い輪ができた。

・・・と、ここまで考えてきたとき。
人生の半分以上という長きを過ごした会社組織での自分の姿をふと思い出す。
確かに年齢を重ねた後半は、否応なしに何らかのポストと人数・テーマ・ノルマを与えられた。結果を出すことにチーム一丸情熱を燃やした。

しかし、その時の自分の気持ちの中に、人に優しい情熱・人情の機微を踏まえた配慮などがあったのだろうか。ノーではないにしても疑問は残る。
生産性を上げる…という至上命題のもとには、却って邪魔になる部分でもある。

ということは、会社組織しかり、それ以外の場所しかり、多くの場所で色々身に付けた豊かな生き方の基本が、少しでも今回の同窓会運営に役立ったとすれば、人生まんざら捨てたモノではない。むしろ人生楽しきかな…である。 やっぱり明日が開けそうに思えてくる。

     ( 写真: 一つの情熱を傾けた、記念アルバムの原版 )
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「はじける笑顔」

2009年10月31日 | おせっかい
はじける笑顔… 最高の笑顔… 飛び交う昔の名前……手を握り合い、肩を抱き合う……。
胸につけたネームプレートをわざわざ手にとって「オーッ! やっぱりお前か…」
「エーッ? ホントにあなたなの…」「よく来たねー、初めてじゃないか…」

受付を済ませたとたんに話の輪の中へ…。
会場前のフロアーに笑い声がはじける。定刻、予定人数が揃う。全員の記念撮影。
整然と並んでもらうはずの幹事打合せはどこへやら…、ワイワイガヤガヤ…これがまた楽しい瞬間。

オープニングセレモニー。前回同期会から3年半の間に6人の仲間が逝った。黙祷を捧げる。
続いて歓迎の挨拶。同期会にはふさわしくない静寂が流れる。それもホンの一瞬、ざわつきと失笑を取り戻す。後は立て板に水の如く…などといくわけがない。が、なんとか丁重なる歓迎の言葉でいよいよ乾杯。後は推して知るべし。

82才の男先生、元気の良さに驚く。艶のある声で“なにくそーっという気概を持て生きろ…”というハッパは当時そのまま。幾つになっても教師が生徒に向かって気合いを入れる姿に、時の流れを忘れる。

遠方から初めて参加頂いた女先生。お元気でかくしゃくたる気概に驚く。周りにいる同年配の方とはどこかが違う。教え子の前に弱みは…などという気負いも感じない。色んな意味で、先生と生徒の関係は永遠に風化しない、昔のままに生き続ける温かみと厳しさを感じさせる。

あっちのテーブルではじける笑い声、こっちのテーブルで盛り上がる人だかり…。おおむね成功か…秘かにほくそ笑む。

責任上、ほとんど呑まず食わずでカメラを片手に走り回る写真担当幹事を、片隅のテーブルに呼んで二人で最後の軽い食事をする。やっと人心地。また走り回る。

一次会二次会合わせて5時間の時間設定がまだ物足りない様子。マイクを通して声張り上げて「以上でおひらきで~す」ようやく会場を後に三々五々。

今朝は遠来の先生と仲間の観光案内。ちょっとした歴史をひもときながらの錦帯橋・岩国城などのゆっくり散策。昨夜と違った気持ちがゆるみっぱなしのゆったり時間が流れる。

先生の柔らかな手を握りしめ3年先の再会を約して駅のホームで手を振った。

さて、幹事の仲間にどうやって感謝の気持ちを表そうか。やっぱり飲み直しをやろう、日を改めて…。

 ( 写真: はじける笑顔が重なり合っている。肖像権を尊重して見えにくく加工 )
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「ちょっと抑えて…」

2009年10月29日 | おせっかい
いよいよだ! 賽は振られた! 結果は運を天に任せることにしよう。

3年半年振りの中学校同期会。
前日の準備に走り、「趣味のコーナー」の完成を見た。 ウーン、上出来。

遠来の恩師との連絡もバッチリ…。やることはやった。

後は、どうしても肩に力が入るのを、どうやって抑えるか…。
今は、いくら抑えようと思っても力が入る。抑えようがない。ならば抑えず、高ぶるままに明日の朝を迎えよう。
目覚めると同時に、今一度準備万端をチェックしよう。
それらに遺漏がなければ、敢えて言い聞かせなくても気持ちが落ち着く。

ついさっき言ってきた、ホテル、ドタキャンの申し入れも、飲み込んだ。
そしてホテルに対して、丁重なるキャンセルのお願い…。

これも幹事の役目の一つだ。トホホ…

こんなアクシデントがそれど多く続くものではない、これが最後だろう…と信じたい。

ノリ過ぎず、はしゃぎ過ぎず、ちょっと抑えて…明日一日を楽しもう。
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「夢を託して…」

2009年10月28日 | おせっかい
半年前に幹事団を結成、準備に入った中学校同期会。
幹事団の顔ぶれもほぼ定着。いずれ劣らぬベテラン揃い、ツーカーの仲ながらもその時々の思いをぶつけ合う幹事会を重ねること数回。いよいよ本番が近づいた。

当日、参加者全員に手渡すレジメ・参加者名簿などの資料作成も、尻に火が点いて最後の仕上げに追われる。
特に、卒業アルバムのクラス別集合写真から、一人ひとりの顔を抜き出して作成する「写真入りネームプレート」は、たかだか60数人ながら結構骨が折れる。

旧姓を前面に、現在姓をカッコに閉じ、卒業当時の写真入りネームで、いち早く52年前にタイムスリップしてもらえると嬉しいな…などと夢をふくらませてしまう。

趣味のコーナーでは、絵画・書・陶芸・ちりめん細工・編み物…等々、仲間が趣味として取り組んだ作品を披露して、時間の過ごし方の参考にしてもらう。
そのためには集荷・展示などは前日の作業となる。

当日は、開始2時間前に幹事団集合。受付設定・当日の諸々チェック。
遠来の先生・仲間の送迎。そして肝心なのは、各テーブルに配置した幹事が、浮き上がった仲間はいないか…楽しめていない仲間はいないか…、この目配り気配りが、同期会成否の鍵を握ると信じている。
ついつい幹事団に無理な注文も出してしまう。

さらに翌日は、久しぶりにふるさとの土を踏む人の観光案内が組まれる。
前日・当日・翌日…3日間、同期会一色に染まる。

そして1週間もすれば、集合写真を含めたスナップなどのアルバム作りに全員集合、そして発送。
やっと一段落。幹事の一人一人と固い握手を交わし頭を下げる。無罪放免。

「…よかったよ…」などの葉書でも届くと、気だるさなんか吹っ飛んで気持ちに生気がよみがえる。この感動を分かち合いたくて・この感動に夢を託して、幹事のみんなに無理を言ったし、自らの尻も叩いたのだろうな~~

      ( 写真: ほぼ出来上がったネームプレート・レジメなど )
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「中間報告}

2009年10月02日 | おせっかい
中学校同窓会(厳密には同期会)の案内状を発送して1ヶ月過ぎた。
返信〆切は10月10日なのでまだ若干の日数は残っている。
取り敢えず、10月1日現在の中間集計を試みた。

過去数回の中で、残念ながら最悪の出席率となりそうだ。
長年の自民党政権の古い体質が嫌われ、政権交代が実現したように、ひょっとしたら我々同窓会の中でもyattaro-幹事の古い体質を嫌って出席率が落ちたのかも知れない。となれば人心一新、新しい幹事団が生まれるかも知れない。
実を言うとそれも有り難い話だと思えるようになってきた。少しお疲れ気味か…。

案内状発送200通。10月1日現在、出席56(28%)、欠席82(41%)
当初の目標が70人出席(35%)とした。 あの世界のイチローでさえ達成が難しいとされる打率3割5分。同窓会などの出席率は、通常3割5分が平均。うまくいっても4割止まり。それにしても2割8分では見劣りする。

あれこれ考えてのスタートだったはずなのに…。結果が伴わなければ誰かが責任を取るのが世の常だ。それより何より、差出人不明の返信はがきが4枚も返ってくる。名前だけ書いて住所欄には太線で×がしてある。次から案内状も寄越すな…という意思表示なのか。

東京・神奈川あたりからホテル予約で出席する仲間がいる。地元にデンと住んでいて体調も悪くないのに見向きもしない仲間もいる。それぞれ事情があるのだから欠席をなじる気持ちになどなれはしない。
しかし……などと、今ここで何を言っても愚痴になりそうだ。やめよう。

ひとつだけお願いしておこう。80円の封書に50円の返信はがき。130円の投資、それに何人かの手を煩わせて発送される案内状。手許に届いたら、せめて必要事項くらいはまともに書いて投函しましょうね。 少し辛い秋だな……。

       ( 写真: 返信はがきのファイルと中間集計表 )
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「待つ楽しみを」

2009年08月28日 | おせっかい
中学校同期会案内状。先生分も含めて195通、郵便局から無事発送した。

第1回目の幹事招集から半年。仲間の動静収集・住所録洗い直しなどと平行して、会場交渉・予算編成・案内状作成・印刷・返信はがき作成・印刷・宛名シール作成……これら一連の作業を積み重ね、今日の発送に至る。これで同期会作業の2割が終わったかなと思う。

吾輩の「おせっかい」の最たるものであり、案内状を受け取る側の反応がいささか気になるところである。
でもな~誰かがやらなきゃ始まらないしな~…と思い直す。 前回の苦労話は忘れ、いいことだけを思い返す。そんな繰り返しで、小・中・高 それぞれおせっかいをやってきた。

何割が返信寄越すのだろう。何割が出席なのだろう。あいつはどうかな…。 こいはいつも返事さえ寄越さない。などとつぶやきながらひたすら待つ。「今日は○勝○敗よ…」(勝は出席、敗は欠席)と、小学校だった長女がハガキを手渡してくれたこともあった。今回は、毎日首を長くして、郵便配達のバイクの音を待つ。

出したら返事が来る、それを待つ。ごく当たり前のことなのだ。但し、一方的に出したラブレターの返事はそうは行かない。必ず返信があるとは限らないから……経験者語る……。

同期会の返信は出してよね。 ○をつけて名前住所を書いて投函すりゃいいハガキが同封されているのだから。それでも来ないのがかなりある。顔ぶれはおよそ決まっている。「その人には案内状を出さないことにしよう…」という意見も出てくる。当然かな…と思う反面、いやいや彼らも仲間だ、案内状を受け取って何かを感じてくれるに違いない。次には出席を思い立つかも知れない…、などなどを考える。やっぱり住所が分かっている全員に出す。何よりも、一人でも多くの仲間からの返事を楽しみに待っている幹事がいることを分かって欲しい。

賽は投げられた。待つ楽しみを味わいながら、一人でも多い出席を待つとしよう。

          ( 写真: 出来上がった案内状の束 )
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「いよいよ佳境に」

2009年07月28日 | おせっかい
自分では「おせっかい」かな~?と半信半疑の、同級生仲間を集めて楽しい語らいの時間を作る作業。
3月に第1回目の幹事会を開いて、今回が3度目。実質開催日が10月の終わりだから、準備段階もいよいよ佳境に入ってきた。 同期に中学校を卒業した282名を対象とした同窓会である。

前回が2006年5月。その席で、「次回は全員が古稀を迎える2011年秋頃を予定しているので、再びみんなで元気な顔を見せ合おう…」などとブチ上げて別れた。

ところが、あれから3年。「あいつが欠けたよ……、彼女が逝ったよ……」などという訃報連絡が入る。
名簿を集中管理しているパソコンの修正が度重なる。そうなると、誰言うともなく「間隔を5年も開けるのはちょっと長いよ……。随分減っていくで…」との声が上がる。

確かに、この年齢になって、同窓会間隔の5年は長いよな…と思うようになる。
「そろそろ、やろうで……」外野席からの声が益々大きくなる。
「でもなー、幹事は辛いんだよなー…」「またかよー…って言う声もあるしなー」 あれこれ思案。

世論を第一に考えるのが幹事の役目。ヨシッやろう!

これまでは昼間の会合で、ひたすら審議集中。せいぜいコーヒーサービスのみ。みんな協力してくれた。
後は、誘蛾灯の如き案内状発送。その後は幹事の電話作戦による動員呼びかけが大切な役割。
ここは少し雰囲気を和らげよう。そして気持ちは高ぶる幹事会にしよう…。
缶ビール・お寿司など軽い夕食の準備。大いに気勢を上げながら、幹事団の結束を呼びかける。

万事順調。具体的目標数値が喉まで出掛かったが、飲み込んだ。
出席者の人数に関係ない、和やかな雰囲気作りを最優先するために。

アラ古稀同窓会…とでも命名するか……。

         ( 写真: いよいよ佳境に入った幹事会。 )
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「うごめく虫たち」…おせっかい4

2009年03月05日 | おせっかい
「啓蟄(けいちつ)」 全ての言葉に“我が世の春目の前”を感じさせる3月。 
冬眠していた虫たちが、春の陽気に誘われて目を醒まし、活動を始めようか…という日である。

うごめく虫たちに刺激されたわけでもないと思うが、寒さと悲嘆で冬眠していたわが胸中の「おせっかい虫」が頭をもたげてきた。 いよいよ身も心も春到来を喜びたい。 

高校クラス会は、4月半ばのタケノコ掘りで気勢を上げる「薮の中のクラス会」に向けて、先ずは事前打ち合わせの準備を整えた。 
中学校同期会もこの秋には本番を開催か…という一大行事に向けての幹事招集令状?も発信した。

相も変わらず、よくやるよ…と少し自分でも呆れながら、でも誰かが音頭を取らなきゃみんなが楽しく踊れないよなー…取り敢えず発信電話を掛けまくる。 ひょっとしたら自分が一番踊りたいのかも知れない。
一番近くで背中を見ている御仁には、全てを見通されているようだ。

なんだかんだいいながらも、多くの仲間から間違いなく確かな反応がある。これがたまらない。
本来なら、3年先の古稀同期会が約束されていた中学校も、「おい、○○、3年先は長すぎるでよ…待てん者が出てくるよ…そろそろやろうで…」と切実な意見を持ってくる。

オイオイ…そんなに切実かい…? と思いながらも、65歳からの丸5年の空白は長すぎるか…ということで、この秋にでも “古稀前同期会” “アラファー古稀同期会” と銘打って本気の取り組みが始まりそう…。

ほどよい緊張感で協議を重ね、“あの人の顔を見たい…”という願望を胸に秘め、裏方に徹した神経を傾注することで、本来のあるべき姿を取り戻そう。 そして、これからの回数も人数も、減ることはあっても増えることはない。 一人でも多く元気な顔を見せてくれるのが全てである。 

     (イラスト:ちょっと気が早いかな…盛り上がりを夢みて…)


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「おせっかい 3」

2008年11月09日 | おせっかい
人恋しくなる秋だから、というわけでもないが先月は高校仲間、一昨日は中学校仲間と祝杯を重ね気勢を挙げた。
おせっかいと言われようが、またか…と言われようが、めげずに何人かを集めるよう指令の発信役を買って出る。
好きでそうしているばかりでもない。いつの間にか発信基地にならざるを得ない羽目になった経緯はある。

特に、今回の中学校仲間の宴会は、同じおせっかいでもかなり念の入ったおせっかいとなった。

東京で某女子大学の教授をしている仲間が一人いる。彼を、母校である高校の文化後援会の講師に推薦しなさい…と、中学時代の女先生に強引に押しつけられた。「アナタがやらんにゃーいけんよ…」とか言われて、幹事仲間と共に彼の母校へ乗り込んで直談判。意外にスムースに交渉が進展、実現にこぎつけた。

仲間数人が、講演を拝聴したのは言うまでもない。その上で、わざわざ東京から帰ってくるのだから、是非何人かを集めて、中学校ミニ同窓会を……ということで大きな大きなおせっかいをやってのけたのが一昨夜。
大学教授も、講演会の壇上での扱いととは全く異なる「オイ…」「おまえ…」の世界も堪能してもらった。

みんなそれぞれ人生折り返し点は回ったわけである。ということはいくら頑張ってもこれまでの長さは生きられない。ましてやこのような会が持てることが徐々に少なくなる、同時に同窓会の仲間そのものが年々減っていく。そこんところをよーく考えて、誰かから声がかかったら有り難いことだと思って今後も参加してくれるように…と、半分強迫めいた挨拶もしながら、世話役というおせっかいを正当化しておいた。そして三次会まで、楽しい午前様になってしまった。

       ( 写真:おせっかいな犬が、ロバのお顔をきれいにして上げている )
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