「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「年の瀬点描」

2024年12月30日 | 季節の移ろい・出来事

             
               心の拠り所、神仏にお飾りとお供えを

いよいよ今年も明日一日を残すのみとなった。良くも悪くもない交ぜで、終わってみればどれもそんなに悪いことばかりでもないし、特別よかったわけでもない。ごくフツー、これが一番有難いことだと思っている。
先ずはこの一年を元気に生きさせてもらった上に、来年も普通に生きられるよう願って正月飾りを飾れることを喜びたい。欲を言えばキリがない、欲がなさ過ぎてもキリがない。中庸、ほどほどがちょうどいい。

新たな1年のスタートに当たって、神棚や仏具の清めやお飾り、お供えを準備する。昨年まではウラジロや杠(ユズリハ)はちょっと山に入って手に入れてきた。今年は何となく小回りの利かない足腰を心配で山には入らず、スーパーで買うことにした。ウラジロもユズリハも葉ミカンもそれはそれは丁寧にビニール袋に入れてきれいな商品化されている。そのお値段は、いずれも1枚50円。お供え分全てを揃えたらこれだけで800円の出費である。子供のころから山の近くで育った者にとっては、こんなものにお金を払うこと自体アホらしく感じるが、実際飛ぶように売れている。年に一度のお正月を迎えるにあたってみみっちいことを言うでなし。年末商戦に水を差すなよ。昔は昔今は今ってか。

そんなことで一通りお飾り準備を終えたところへ、カミさんと懇意な近所のおばちゃんが「これを書いてみたので参考にして」と「餅がのどに詰まった時の対処法とポイント」のタイトルで、手書き3枚イラスト2枚、合計A―4版5枚の注意書を持ってきてくれた。そっかー、おばちゃんからみればワタシは注意が必要なお年寄りの近所のじいさんに見えるのかもねー。

実際に喉に詰まらせて息ができない人をみたら『背部叩打法』を試す、同時に119番通報を周囲の人に依頼する。背部叫打法とは、患者を椅子に座らせて、叩きますよ!と声をかけてから、左右の肩甲骨の中央部分を手の平に付け根あたりでかなり強く叩き続ける。出るまで叩き続ける。その他にもいくつか実例が書かれていた。先ずは餅を喉に詰まらせないよう、ゆっくり噛んでゆっくり飲み込むよう心がけるのが先決であろう。
それにしても、時を得たご親切を大切にしたいと思う。年の瀬点描、いろいろあるものです。


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