「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「交流戦」

2008年06月04日 | スポーツ・観戦
プロ野球交流戦が面白い。今日の試合が終われば次からは交流戦後半の闘いとなる。
昨日は1試合を雨で流し、5試合行われた。その全てをパリーグが勝った。そしたら今夜はセリーグが4勝、パリーグが2勝。このような同一リーグ内で全部が勝ったり全部が負けたりするハプニングがたまらない交流戦の魅力である。

年間140試合闘う内のたかだか24試合ではある。しかしこれが結構厳しくて、中盤にかかるペナント争いの鍵を握っているようで実に面白い。

何を隠そう、昨年は5勝18敗1引き分けという惨憺たる成績で、交流戦が終わると同時にペナントレースからも完全に脱落してしまったような、我が愛する広島カープが、今年は交流戦を何とか持ち堪えているではないか。
それどころか、うまくいけば貯金の一つも出来ようかという闘いブリである。
中盤戦に大きな望みを残してくれそうで楽しみである。

セとパに分かれて同じリーグの中だけで闘っていた4年前に比べると、走攻守全ての面で実力のある本当に強いチームが頂点を極めるようになった気がして清々しい。

裏を返せば、大枚のお金で選手を集め、資金に物を言わせてあらゆる諜報合戦が展開されるようなプロ野球では、やがてファンは逃げていく。人気などという物は永遠ではない。

本当のスポーツとは、力と力がぶつかって、そこに生まれる筋書きのないドラマを、選手達の技量を超越したラッキーやハプニングを、ファンは期待しているのだと思う。

勝負の世界は厳しい現実なのだから、こっちが勝てば相手は負ける。相手が勝てばこっちが負ける。勝っても負けても、ギリギリの全力をぶつける勝負を見せて欲しい。それが高給取りの義務であり宿命である。フレーフレー赤ヘル!!
        (写真:セパ両リーグのマスコット)
コメント (5)
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