「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「名は体を表す」

2008年06月26日 | ニュース・世相
梅雨の合間、今にも降り出しそうな厚い雲。こんな天候でも運動公園は賑わっているのだろうか。ふと興味をおぼえてクルマを走らせた。

そこには曇り空などなんのその。雨さえ降らなければ、ボールを追ってラケットを振り回す元気印の高齢者があふれている。掛け声も半端じゃない。すっごい熱気であり、写真だけを撮りに行った自分が、恥ずかしくなる光景がひろがっている。

一方ゲートボール会場では「カチン」という、スティックでボールを叩く音が小気味よく耳に飛び込む。審判の機敏な動作と判定の掛け声で、同じくこちらも熱気にあふれている。
このパワーが今時の、高齢者と呼ばれるお年寄りのパワーであり、元気さである。

この人達のパワーをないがしろにしたり、おざなりに扱うと、政治さえも頓挫してしまうことを、政治家の人たちも世間一般の人たちも忘れてはならない。

「後期高齢者」という扱いそのものの内容もさることながら、ネーミングがよくない。
「高齢」とは、「年齢が多く、老いていること」と書いてある。その上に「後期」がくっつけば、どう考えてもお年寄りが大事にされているという印象からはほど遠い。

何でもかんでも政府の打ち出す方針に反対する者では決してない。
最初に反対ありき、貸す耳を持たない、では何も解決しないことも十分承知している。
その上で、人間が年を重ねるということは、誰しも避けて通れない高齢者になっていくことを政治家の人たちもよく認識した行政を遂行して欲しいと願っている。

「名は体を表す」と言われるように、名前を聞いただけである程度内容の予測が付く。
それなら尚更のこと、行政のネーミングには慎重を期する必要があろう。出来れば中味もネーミング同様、いやそれ以上に慎重を期してもらえると有り難い。
コメント (2)
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