これは一体なんじゃろう?空飛ぶユーホーが地上に下りて来たのかな?
幅345mm 奥行360mm 高さ85mm、体重約2.95kg。3,5時間かけて充電してやれば60分は働くというお掃除ロボット『ロボクリーナー』君。
お掃除する暇もない人、仕事から帰って掃除をするのは厭だという人たちに結構人気商品なのだそうな。
へ~・・・掃除をする暇もないほど忙しい人が多いのか~、今の世の中、いや今に限らず何かと理由を付けて掃除をしたがらない人が多いのはいつの世も変わらないようだ。
掃除が必要なほど汚すのはいったい誰なのか、考えたことがあるのだろうか。
そういえば昔こんな話があった。小学校2年生になったら教室や廊下を自分たちの手で掃除することになった。ある保護者のお母さんが「我が家では掃除などさせたこともないのに、学校で掃除をさせるとは何事か?」との捻じ込みがあった。先生がその子に掃除をさせないようにしたら、とたんにみんなからのけ者にされて「お母さん、ぼく掃除したいよ・・・」と訴えたとか。
2・3・4月の3ヶ月間、パソコンを使いまくった。使うのに忙しく、ファイルやホルダーの掃除もしなかった。たまる一方。ごみ箱の掃除さえ手が回らなかった、のではなく何かに追われるように作業を前に進めようとするあまり、全く余裕がなかった。一段落した今ふと気がつくとパソコンの動きが緩慢。立ち上がりもおやすみもどうもゆっくりである。
マイドキュメントもマイピクチャーも山の如く積み上げられている。こりゃ遅いのも無理はない。しかしすぐには捨てられない。いちいち確認しながら整理ダンスにしまうのか、ごみ箱に入れ、まとめて処分するのか振り分けていたら、なんとまあ半日近くかかってしまった。
こんなに手がつけられんほど散らかしたのはいったい誰じゃ??分っているだけに腹も立てられず、粛々とお掃除にいそしんだというわけだ。
そこで、パソコンの中にもこんなお掃除ロボットがいたらな~などと、己の至らなさを棚に上げて勝手なことを夢に見る。もしもそんなものが実現したら、今度はあれはどこへいった?これはどこにしまったか?捨てた??などと自己嫌悪に陥るのが見えるようだ。溜まって欲しいものは溜まりもしないで、溜まらなくていいものはじきに溜まっている。
性能のいいパソコンロボクリーナー、誰か考えてよ。