神棚やお仏壇に、ウラジロやユズリハを添えてお供えをしたのは、つい2・3日前のような気がするのに。
早くも正月七日が暮れようとしている。
今日は春の七草を炊き込んだ「おかゆ」を食べるとよいとされている日。
七草は、「ひとひの節句」とも言われる1月7日の朝に、7種類の野菜が入ったおかゆを食べる風習、とある。
もともとの七草とは「秋の七草」をさして言うのだそうな。
春に食べるのは、『七種』と書き、秋の七草は『七草』と書いて、区別していたようであるが、この頃ではいろんな風習が混ざり合って、1月7日に「七草粥を食べる」ようになったと。諸説あるようだ。
ついでの雑学ながら、七草と呼ばれるのは4つあることをチラッとお披露目しておきたい。
春の七種。 せり(セリ)。 なずな(ぺんぺん草)。 ごぎょう(母子草)。 はこべら(はこべ)。 ほとけのざ(コオニタビラコ・小鬼田平子)。 すずな(カブ)。 すずしろ(ダイコン)。 これは定番ご存知の通り。
秋の七草。 おみなえし(オミナエシ・女郎花)。 おばな(ススキ)。 ききょう(キキョウ・桔梗)。 なでしこ(ナデシコ・撫子)。 ふじばかま(フジバカマ・藤袴)。 くず(クズ・葛)。 はぎ(ハギ・萩)。
オ・ス・キ・ナ・フ・ク・ハ と覚えるのだそうな。
次に、昔の七草。
いね(イネ・稲)。 あわ(アワ・粟)。 きび(キビ・黍)。 ひえ(ヒエ・稗)。 ごま(ゴマ・胡麻)。 あずき(アズキ・小豆)。 むつおれぐさ(ムツオレグサ・カズノコグサ)。 であったそうな。
最後に、夏の七草。
あかざ(アカザ・藜)。 いのこづち(イノコヅチ・猪子槌)。 ひゆ(ハゲイトウ・葉鶏頭)。 すべりひゆ(スベリヒユ・滑莧)。 しろつめくさ(シロツメクサ・白詰草)。 ひめじょおん(ヒメジョオン・姫女苑)。 つゆくさ(ツユクサ・露草)。 と、記されている。
だからどうなんだ、という話になりそうであるが、暇なついでにちょっとウンチクを・・・。(いずれもネット拝借)