「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「夢ふくらませて」

2015年01月13日 | 家族・孫話

        

暦でいう小寒と大寒のど真ん中。1年中で最も寒い季節。幸い、我が住む町には大雪はやってこないので少し安心はしている。
広島県北のスキー場は、相次ぐ雪で大賑わいをみせているようである。孫の三兄弟にとっては、連日スキー三昧で、寒さを忘れて大いに気を吐いているようである。
家にいても寒さに凍えそうなジジ・ババには、雪深いスキー場から気持ちほっこりの朗報が届いた。

先日の全国大会予選をクリアーして、今年も全国大会出場を決めた、中学2年の孫兄ちゃん。
昨日は、山口県大会で初出場初優勝という賞を頂いて、控えめに笑顔を隠しながら戻ってきた。
山口県体育大会スキー競技、大回転中学男子の部という公認の栄誉は、全国大会の滑降への弾みとなるのだろう。

県内における中学生のスキー人口はあまり多くないうえに、大きな大会に出てくる選手は限られているようだ。
そんな中ではあるが、全国大会出場となると、自転車競技の一つのタイムトライアルと同じで、公認のコースと距離を滑降し、そのタイムが基準を満たさなければ全国切符は得られない。
今回の県大会も、中学3年以上は国体予選となっていて、大人と一緒の競技となる。兄ちゃんは中学2年生なのでそちらの出場権はないが、タイムでは上位ランクされる成績であった、とは付き添い兼コーチの婿殿の話である。

昨年までは、この県大会時期に他の大会や予選が重なって出場できなかったという。今年は運よく初めて出場機会を得て、ラッキーな年明けになったようだ。本人の頑張りはもちろんであるが、コーチ役の婿殿の肝煎りに大きな拍手を贈りたい。
そして今一つ、こちらはご愛嬌の笑いに包まれる、次男君の大会。

 2015年河村杯、ジュニアーアルペンスキー大会、ジャイアントスラローム小学生男子の部第2位。
惜しくも優勝を逃した。が、本人は至って穏やか。「オレねー、あまりにも調子良すぎて、思い切って突っ込んだんよ、そしたらコケそうになって、体制を直したら5秒遅れたんよ」と。冷静におのれのレースをちゃんと分析し、臆面も悔しさも通り越して淡々と話してくれる。
そっか~、惜しかったね~来年は頑張ってみるかね~・・・と話は続く。

二人とも、正月返上の大山合宿が力になっていることは間違いないようだ。
1年ごとに着実に成果を出す兄ちゃん。「まあこんなもんよ・・・」勝敗にあまり執着を見せない次男君。
二人の兄に負けまいと、スキー場の最高リフトまで上がって一人で滑り降りる三男君。周囲の目を引くようだ。
三兄弟、それぞれに思いを込めたスキーシーズンはまだまだ続く。本人たちの夢は膨らむ。それ以上にジジの夢も・・・。

コメント (10)
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